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乗り鉄必見! 台湾新幹線と「お約束」の駅弁

今回のテーマは「台湾で新幹線」そして「車内で食べたいアレ」です。

冬季は例外で、寒い韓国はお休みし「日本より暖かい国」台湾に「避難」させていただくわけであります。ということで1月、2月と立て続けに台湾へ行ってまいりました。

海外旅行が解禁&再開したのを受け、昨年はソウル4回、釜山3回(!)。ビョーキかよ笑、と言われるくらいの「韓国通い」を敢行したわけでございますが、実は海外は韓国だけで、他の国には行っておりませんでした。しかし冬季は例外で、寒い韓国はお休みし「日本より暖かい国」台湾に「避難」させていただくわけであります。ということで1月、2月と立て続けに台湾へ行ってまいりました。


30回近く通っているソウルへ、3年半ぶりに訪れた時は、コロナ禍前と全く勝手が変わらず、あまりにノーストレスで「ほぼ国内旅行」なんて書いていたわけですが(→『コロナ禍後初の海外「旅する人生の原点」ソウルで見えたもの​​』参照)、
台湾だって10回以上行ってるんだから、きっと今までと同じじゃん? そんなノリで考えてたら、あらやだ、なんかちょっと勝手が違う!?

久しぶりに言葉が通じない旅先で、実はちょっとショックだったりする経験を前回書かせていただきました(→ 『コロナ禍後初の台湾旅行で私が感じた「アウェー感」』)。
が、わからないならわからないなりに、この地だからこそ味わえるものがあります。
早速書かせていただきます!




「桃園発」となるとどうしてもいきたくなる「あそこ」

日本から台湾に飛ぶ大多数の飛行機が「台北桃園国際空港」へ向かう中、唯一、羽田空港発の飛行機のみ向かうのが「台北松山空港」。

よく成田空港と羽田空港の位置関係に例えられるこの2空港ですが、「台北松山空港」は羽田どころではなく、距離的には福岡空港みたいなものです。「台北松山空港」を利用できるのは羽田にアクセスしやすい東京在住の人間の特権とも言うべき!?状況で、私の中では、台北に飛ぶのに市内まで列車やバスで1時間近くもかかる「台北桃園国際空港」をあえて利用するなど、考えもいたしません。

ですがそんな私も「あえて」桃園空港に飛ぶことがあります。それは「行き先が台北ではないとき」。

誤解なきよう申し上げておきますが、地図上で、桃園から一番近い大都市は台北であり、桃園が台北への拠点であることに妥当性がないわけではありません。しかし私の中で、桃園から、となると台北より近いように錯覚してしまう都市があります。

「台中」です。

とかって、さも何度も行ったことがあるかのように書いてますけど、2018年と2024年と、2回しか行ってないです、台中ww
でも、実は台湾の街の中で一番好きかもなんですよ~、台中。

って、いやいや、今回、別に台中についてのアツい思いを語る記事を書こうと思っているわけではございません。「にわか乗り鉄」な私が「これがあるから台北より台中が近いと”錯覚”してしまう」、あるいはこれに乗ることを「台中に行くための口実」としている!? こちら!

あれ!? どっかで見たことあるフォルムでないかい!?!?

これぞ台湾新幹線、正確には「台湾高速鉄道」です。


見た目はまるでアノ新幹線!?

親近感わきまくりの列車です

正面から見たら、まさに東海道新幹線のN700系じゃない!? 的なこちらですが、それもそのはず。
車両はまさに日本製でして、700系の改良型の700T型なんだそうです。

色こそ違えど、日本の新幹線とほとんど同じに見えたこちらですが、2024年、7年ぶりに乗ったら、こんなかわゆいことになっておりましたww

これ、正面もそうですが、車体もまあえらいかわゆいことになっておりまして、なんとか動画に納めております。

正確にはオール日本製の新幹線ではなく、当初は欧州システムを基準に進められたため、分岐器はドイツ製、列車無線はフランス製、ですが車輌は日本製という、日欧混在システムだそうで(-@∀@)! いろいろ政治的な背景やらやり取りやらあったらしいデスネ…

切符は日本と同じで、スマホアプリか、駅で自動券売機か「みどりの窓口」的なところで購入するか、なのですが、「みどりの窓口」的なところはなんだかすごく並んでるので、英語に苦手意識がなければスマホアプリか自動券売機で買うのがベストです。

料金は桃園~台中間ですと自由席520元、普通指定席540元、ビジネス席(≒グリーン車)1010元です。
韓国と違って台湾ドルは思いっきり円安の煽りを受けておりますので1元=ほぼ5円ですね…(トホホ)

2018年は優雅にビジネス席に乗ってたんですが、この2024年は当日突発的に台中行きを決めたこともあり、自由席、しかも混んでて行きは半分立ち、帰りもかろうじて座れた感じでしたね。まあコレはコレでいい経験でした。

ビジネス席
自由席にて。しかしこの2~3配列は完全に東海道新幹線なのが微笑ましく感じてしまいます。


列車旅とならば食べたい「アレ」

新幹線に乗る!となったら買いにいってしまうのがこちら。

高鐡便當(ガオティエビェンダン)

なんと、台湾高速鉄道のオフィシャルな!?駅弁、てのがございまして、高鉄桃園駅では、このなんとも愛らしい「掘立て小屋」で売られているのですよ。

この「小屋が」また、
10:45~13:00
17:00~19:00
のみの限定営業でございまして、

そうもなりますと、
ちょっと販売時間に合わせて列車を選び、
せっかくだから台湾な駅弁も試してみたいじゃんw
と、なってしまうではありませんか!

高鉄桃園駅で売られていたメニューは3種類。漢字表記のみですと、なんともイメージしきれないものが多くございますのが「台湾あるある」ではございますが、お店の看板ではざっくりと、手元のメニューではやや詳しく、ちっこい文字で日本語表記がございます。


指差しで購入いたしました!

まあ、なんと可愛らしいパッケージでございましょう。

ですが、この可愛らしいパッケージも、いったん開けてしまいますと、そこは「ザ・台湾!?」、大胆不敵な盛り付けのお弁当でございます。これぞ台湾の駅弁!笑笑

チョイスしたのは「台湾風ポークカツ弁当」でございますが、実際は豚肉の味噌焼きな…??
美味しかったですが、このでっかい肉の塊、切れ目というものが全く入っておらず、思いっきりかじって食べました( ̄▽ ̄;)

それでも写真に撮るため、なんとかしてみたw

ちなみにこの時、自由席でおよそ40分の乗車時間の半分は立っていて、着席で駅弁を食べるのは絶望的かと思った矢先に座れて、食べて撮影してたら、肝心の台中で乗り過ごしそうになってましたw

この「台湾風ポークカツ弁当」、実は7年前に乗った時も、全く同じメニューを買っており、ブログで全く同じコメントをしていたという新事実がw もう、ビックリですわww

こういうときのために、ブログに書き留めておくの、いいですね。笑

ちなみに、

駅弁屋さんが空いてなくても諦めることなかれ!

駅構内のコンビニエンスストアに行けばOKです!

こちら、2017年の情報にはなりますが、行きの高鉄桃園駅では駅弁屋さんが閉まっていたので、駅構内のセブンイレブンへ。

日本でも馴染みのある店名であったとしても、ここは台湾!
ここでしか食べられないローカルメニューが盛りだくさんです(゚∀゚)


言葉はまるっきりわかんないんだが、所々に「母国」感じられるのが最高w

台湾を一言でいうと、コレに尽きますよね。この新幹線では台北や桃園から、台中のみならず、台南、高雄と行くことができるわけですが、特に台南とかは、昭和初期の日本にタイムスリップした感が強かった。とはいえ、私はこの4都市の中では、やっぱり台中→台北の順で好きなのですけどね。この2都市だけでもじゅうぶん「昭和初期感」がある気がいたしますよ。

次回は、台中に着いたら絶対いただこうと決めていた「アレ」についてお送りいたします。お楽しみに!


<参考サイト>


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