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ブートキャンプその3「企業の財務分析」

およはう、迷える子羊チャンたち。Bar「ピケティ」のママ、コリノよ。
夕べは中断してごめんなさいね。お肌のためにも寝なくちゃいけなかったのよ。みんな美容は大切よ。
さて、夕べのお話はこちらだったわね↓

今週のブートキャンピング活動~続き

分析用のエクセルシート作り中よ

データをyahooファイナンスからPythonで取ってくることはできるんだけど、自分が判断しやすい指数を見やすいようにするのって、やっぱりエクセルちゃんなのよね。
とりあえず取ってきたCSVを取り込んだけど、残念ながら貼っただけでその意味がわからないの。

例えば水商売の求人で時給200円って言ったらおかしいって思うじゃない。そんな安い値段あるわけないって。
でも取ってきた財務指標データの中身が全然わからないから、プログラムが正しく動いているかどうかもよくわからないのよ。

そういえば、これは昼間のお仕事で経験あるわ。外注のシステム屋さんが0に0を足して合計0、はいOK、みたいなテスト報告をしたことがあったの。
それってテストって言えないわよね。合計の初期値が0だったから、プログラムが動いて0になったのかわからないじゃない。でもシステムテスト的にはOKだったから、びっくりしたのよ。

アタシ、ここでハタと気がついたわ。
プログラミング以前に、扱う数字の中身がわからないと全然ダメだってことが。だから、ちゃんとファンダ分析の用語を理解しなくちゃいけないって思ったわ。


キャッシュフロー計算書を学んだわ

その後、本でキャッシュフロー計算書を学んだの。アタシ、昔、簿記勉強したことあるんだけど、キャッシュフロー計算書とか出てきた記憶がないのよね。

でもこのキャッシュフロー計算書がすごい大事らしいのよ。要は現金よ、現金。リアルなビジネス界では「現金最強」。

たしかに、今、このお店でも、お客のツケの回収が滞ると途端に現金がなくなるのよ

なんでも、個人のお財布とちがって、ざっくりと企業には3つのキャッシュの増減があるらしいの。

1.本業で頑張って現金を増やす
2.借り入れによって現金を増やす
3.設備投資して現金をを減らす(でも将来の本業の売り上げ増かも)

私も過去1回だけ、バイトちゃんに払う給料がなくてがなくて、自分の預金を貸したことがあるわ。それはこの2の「借り入れして一時的に現金を増やす」だったのね。

キャッシュフロー計算書も知らないで、お店が経営できるかって思うんだけど、よく考えると普段からやってることだったわ。
要は財布の中身と普通預金をどうやって使ったかってことよ。いざって時にすぐに現金になるやつはものすごい価値があるのよ。

キャッシュフロー計算書は、「一定期間にどれぐらい現金が増えたり減ったりしたか、その使い道ごとに書いてある表」なのよ。


稼げてないけどバックを買うオネエの話

さらにキャッシュフロー計算書で一番衝撃だったのは借金の話よ。借金ってすごい悪いイメージがあるじゃない。でも企業分析ではちょっと違うの。

本業で全然稼げないうちに、ブランドのバックとか洋服を「これは投資」とか言って一番初めに買っちゃう子、うちの店にもいるわ。
当然、お給与もロクに出ないし、預金もないからカードローンとかリボとかで買い物するしかないのね。カードローンの金利でめっちゃ高いから、それってどうなのって思うわ。いわゆる「借金まみれ」ってやつね。

でも、そのブランドものの洋服とかで見違えるように着飾って、綺麗な髪と爪を武器に、ものすごい太客の彼ができたりもするの。
だから、投資するのはとっても大事なのよ。
その辺をバランスよくできてるのかを見るのが、キャッシュフロー計算書ってことね。

それから、うちのお店もだいぶキャッシュレスが増えてきたけど、人類って現金を見ると高まるようにできてる気がするわ。

前におなつちゃんからタイの現金の花束をの話を聞いたことがあって、こんな花束ならいつでもらいたいと思ったわ。

こんな花束をもらった場合は、営業キャッシュフローが増えるのね~w


と長くなったのでこの辺にするわ。迷える子羊チャンたち、またBar「ピケティ」に遊びに来てねw


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