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風越みらいツクール 1日目



自分が将来どんな<私>になるか、
どんな<私>になりたいか。

じっくり、ゆっくり、たっぷり、まざって
「     」になる。


出会う・ 関わる・ 気づく

の3日間を全国から18〜24歳の若者が集まって、
風越学園で過ごしてみた。

今日は1日目



まず1日目。
中学2年生(26人)と保護者(10人)が集まった。


自分で〈みらい〉っぽい絵本を選ぶ。
タイトルと背表紙だけを見て、直感的に。


わたしが選んだ本は表紙のアレ。
理由は、
私は 自由学園 で先生をしている。
学園にいると、よあけ/ゆうやけの空の色が毎日違う

毎日同じ時間に空を見上げても、
空色、雲の多さ少なさは毎日色をかえる

そんな表紙の空が、
私には明日を表しているように見えた。

わたしにとってみらいは、明日のそら。

って直感的に思った。



「みらいは、〇〇」

20コ書く。
みなさんならどんな、ことば をいれる?

最初は、
つくる。
明るい。
キラキラ。

というような陽のことばを並べていた。

だけど、
「この書いた紙は 自分だけしか見ない から、
自由に書いて。」
と言われた。


そのことばを聞いたら不思議と、


分からない。
グチャグチャ。
暗い。
不安。


こんな ことばたち が並んだ。
これが私が思う、 みらいへの本音。
かもしれない。


わたしはわたしに対して、
良いようにキラキラしてるフィルターをかけていた。
ことに気づいた。



良いことしか、見ないように一生懸命していた。



学園にいる自分もそうだった。
良い先生になろうと、
ちゃんとしていなきゃいけない。
間違えてはいけない。
分からないって言ってはいけない。

って無意識に思っていた。


そんな自分がいたことに気づけた。

良いわたし だけ見ようと、
キラキラした心 でいようと、
カッコよく いようと
無意識に わたしはフィルターをわたしに
かけてしまっていた。




先生ではなく、
中川李梨子としてこの3日間は在りたい。


できない・ 分からないがあっていい。
失敗してもいい。
怖い・不安って思っていい。


ほしいもの・つくりたい世界自分自身にこだわりを持ちすぎていた。

誰かと交換してもいい。
自分の手元から離れていもいい。


フィルターを外して
見てみよう。関わってみよう。ふれてみよう。
  語ってみよう。歩いてみよう。


自分が見えた。知れた気がした。


あと2日間、
自分と出会って、向き合って、自分と語る
じかんにしてみる

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