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ナット・キング・コール(483文字)

ラスベガスのナイトショーで、ナット・キング・コールを紹介する映像を見た時、なんとも言えない衝撃を受けた。

その少し前、日本のTVドラマの中で、カフェのマスターが
『私は、この曲が好きでね…』
と言って、ナット・キング・コールの「Mona Lisa」のレコードをかけて客に聴かせるシーンがあり、この曲だけは聴き覚えがあった。
その時にもじんわりと落ち着く優しい声と甘いメロディーが印象的だった。

しかし、ラスベガスでは彼の生き様と共にもっと沢山の曲を紹介してくれて、どの曲も優しく、甘く、心地よかった。

ラスベガスから、ロスアンゼルス近郊のホームステイ先に戻ってその話をすると、ステイ先のファミリーが早速彼のミュージックテープをダビングしてプレゼントしてくれた。

それ以来、何度もそのテープを聴き、それから時代の移り変わりと共にテープがCDになり、今はナット・キング・コール専用ラジオを愛聴している。

初めて聴いてから30年以上経つ。
未だ心に沁み入ってくるその歌声に、きっと一生飽くことはないんだろうと思っている。

こちらはサッポロのCMでお馴染みの「Around the World」

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