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20数年ぶりに即応予備自衛官として部隊に復帰した話(2)   

返信封筒を投函したら即、自衛隊地方協力本部から電話が入り、
自衛隊に大いに興味ありということですが間違いありませんか?と確認後、アポってきたのでもちろんお願いしますと即答。

さっそく日程調整をし、近所のファミレスで説明をするということで待ち合わせ3分前、自衛隊車両とは分からない一般車両の隣で制服姿の方が2名、立って待っておりすぐに気づいた。久しぶりの自衛隊関係者ということで気が引き締まる。

近づいたら、二人とも制服の左胸には防衛記念章がカラフルにずらり、階級章を見たら幹部と陸曹。
うわっ~幹部もいるよと緊張したことを覚えている。笑
(階級と胸の記念章をみてどれぐらいの立場の人なのかを理解することは可能です)

店内に入りお茶を頼み雑談後、名刺を差し出しガバッと起立をし改めて挨拶をされ、ほぼ満席のファミレスの店内はなにごとか???

と一気に視線がこちら側に注目が集まる。
株トレーダー歴が長すぎて、ビジネスマナーもすっかり忘れていた時期だったので面食らったというのが正直な感想だった。

俺は任期途中で退職してるが予備自衛官になれる資格があり予備自衛官、即応予備自衛官のパンフレットを見ながら説明を受けた。陸曹の方は海外勤務も経験し、話の流れから国を守るという熱いHeartが俺の胸にぶっ刺さったことが記憶に残っている。笑

そんなわけで一旦持ち帰り、改めて時間をおいて自問自答し自ら志願した。
まずは予備自衛官にならないと即応予備自衛官にはなれない。2019年度の募集はもう終わっており、来年2020年になると説明をうけ丁度良い。半年たっても気持ちが変わらなければよいと前向きに考えていた。


そして2019年後半、予備自衛官になる為の身体検査の為、地元の駐屯地に出向き正門で若い自衛官が、小銃片手に分厚い防弾チョッキを着用している物々しさに懐かしさよりいい意味で驚きを感じながら用事を済ませた。(抑止は重要だよなーなんて考えながら帰路についた)

そして2020年1月コロナパンデミックが起きる。

続く

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