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VTuber「八重沢なとり」を知ってほしい

主題の通りである。

まず初めに、八重沢なとりとは大前提としてVTuberというアバターを持った配信者であり、どっとライブという事務所に所属し、そしてグループ「アイドル部」のメンバーの一人である。

深くは説明しないが、このアイドル部・どっとライブには過去色々あり(気になる人は調べるとよい)、会社や事務所・グループはリスナーからの心証がたいへん損なわれたといっても過言ではないだろう。

では何故このタイミングでそこの所属メンバーである八重沢なとりを知ってほしいというnoteを書くのか。

それは、炎上のあった企業所属という観点を考慮しても八重沢なとり本人への心証は損なわれておらず魅力そのものは変わっていないこと、多くの人が去ってしまっても「自分自身やリスナーと向き合い続け、これからも走り続ける(事務所所属などの要素抜きに)八重沢なとりそのものをこれから新しく知ってくれる人と共有したい」と考えたからである。むしろ、今だからこそ知ってほしい。偏見の入った記事にはなるが熱量が伝わると嬉しい。

※今と比較し今の魅力を伝えるため、過去にあった八重沢なとり個人の欠点(≠悪口)をいくつか挙げる記事になっているので、苦手な人には少し注意願いたい。そこからかなり成長しているという意味で捉えてくれると筆者も安心できる。

八重沢なとりという人物

2018年5月にYouTubeにてデビューした彼女は、その見た目と風紀委員長という存在を弄られ「風紀委員長なのにスカートが短い」というVTuberとして一つ目のアイデンティティを獲得する。

さて、お気付きだろうがこれは中身ではなく表面で捉えられたアイデンティティである。(現在でも弄られるネタであり、現在と比べるとこの時では同じネタでも意味合いが変わってくるのだがそれは後述する)

デビューして数か月の間のVTuberというものは緊張や巡り合わせもあるだろうが、個性と配信の撮れ高が重なることは少ない。初期の時点ではある意味アイデンティティは見た目だけという状態になってしまう。

初配信時点で「絵が上手い」という特技に視聴者は気付くことになるが、バズりに乗る(=認知される)ことで初めてイメージが固まり話題に上がりやすくなる。話題になっているのを見て「面白い配信を最初に見よう」と思って参入してくる視聴者には、その面白い配信が絵を描くことがメインの配信でない限りは八重沢なとりという人物のアイデンティティ(絵が上手いこと)はまだ観測できない。実際には本を現時点で2冊出版しているが、そこら辺の深いエピソードはファンになった後に知る話である。

如何に「まだ自分のアイデンティティとして認識されていないアイデンティティ」をバズりの波に乗りつつ見せつけられるかどうかがVTuberとしての伸びだと考えられる。さらに、強烈なエピソード・パワーワードがあればあるだけ話題に上りやすい。

そう、八重沢なとりは魅力があったのにも関わらず「強烈さ」に欠けていたのだ。

※別に八重沢なとりに印象的なワードがないわけではない。それこそ初期から本人は「風紀の乱れは心の乱れ」と言い続けている。

そんな彼女だが初期の時点で既に二つ目のアイデンティティは獲得している。

それがQWOPを発端にした「芸人」としての八重沢なとりである。

知らない人はQWOPと検索してヒットするブラウザゲームを遊んでみてほしい。きっと「二度とやらんわ こんなクソゲー」となると思う。

だが、彼女はこのゲームをいくつか配信して、なおかつ何度もクリアするという所業を成し遂げた。VTuberでなくとも唯一無二の個性、二つ目のアイデンティティと言えよう。

彼女はいくつかのQWOPの配信で大真面目に、さも当たり前のようにクリアしているのである。まさにボケである。

デビュー月の時点で既に八重沢なとりは芸人との声が挙がっていたのだから、配信を積み重ねることで緊張がほどけ配信のノリを掴んだ八重沢なとりは少しずつ撮れ高を生み出す。

「風紀委員長なのにスカートが短い」というのが一つ目のアイデンティティだと序盤で述べたが、彼女はコレを表面上のものでなく完全な個性を取り込んだアイデンティティにした。

では、どういう方法で一つ目のアイデンティティをより良いものに昇華したのか。

それは、風紀委員長としての立場の利用と弄られた後の面白い受け答えである。

前半は少し聞こえが悪いが、間違いではない。

八重沢なとりは(多分無意識に)これを活かし、風紀委員長であるにも関わらずたまにセンシティブな声が出たり、八重沢なとりの微妙にセンシティブなファンアートの感想のマシュマロに対し、「風紀の乱れ」「ちゃんと私を見習ってください」と発言したりする。

この個性""だけ""を見てみると強烈に面白いとは言い難いが、安定した面白さがあり、そしてたまに爆発して個性が強烈な撮れ高に繋がりエンターテインメントと化す。

(特に1:00頃)

(19分06秒~を一瞬見てくれればよい)

※本人はいたって健全なVTuberであるので、センシティブ系VTuberではなくあくまで天然ボケの一つとして見てほしい。

そんな八重沢なとりが弄られたあとの面白い受け答えを起こす要因はもう一つ。

八重沢なとりはネタにノるのが好きなのだ。

とりあえず「スカート丈を弄っておけばいい」という一方通行で終わる(それでもツッコミとして成り立つ)やり取りに面白い返しをすることで、八重沢なとりは「風紀委員長なのにスカートが短い」というアイデンティティに「自身の面白い返し」という個性を取り込み昇華したのである。

上で挙げた幾つかの動画からもわかるだろう。

そこに撮れ高があったらとりあえずチャレンジしてしまうのが八重沢なとりである。

また、八重沢なとりの魅力として大きな魅力が一つある。

もしかしたら本人は自覚が無いのかもしれないのであえて強調しておくが、

八重沢なとりはアニソンにめちゃくちゃ強いし歌うのが上手いのである。

逆に90年代のJ-POPなどはあまり知らないようだが、17.002歳であるのならそれはそうだろう。少なくともアニソンと最近の流行りの有名楽曲はだいたい抑えている。

歌が上手いというのは十分な個性ではあるが、今回はそこに注目するのではなくやはりアニソン知識の幅広さという点に注目したい。

以下の歌雑談アーカイブは八重沢なとりの魅力が一つ開花したシリーズでもあるので、アニソン好きなど気になった人は是非見てほしい。

ただ歌が上手いだけじゃなく、1時間という配信時間の中でなんとか収めつつ、早く流れるコメントから曲名をたくさん拾いつつ歌い上げるという彼女の凄さが伺えると思う。

この回以外にも多くの「好きなものを好きなだけ」配信や、(まだ初心者ではあるものの)弾き語り配信もしているので、気になった人は八重沢なとりの再生リストをチェックして欲しい。

八重沢なとりが前を向くまで

そんな魅力だらけの八重沢なとりではあるが、グループの中では配信頻度が高いのにも関わらず伸びがそこまで良くないほうではあった。

筆者はこれを「一発で分かる魅力が当時乏しかったから」「魅力がバズりの波に乗っていなかった」だと考えている。

先にバズりの波について軽く説明しておく。

序盤でも言ったこのワードだが、

「話題になりやすい環境」(既に有名な人と絡む、初配信時点で例えば2万人以上が見てくれる土台がある)

「配信時間」(夜とはいえあまり早すぎると観て貰えない)(これは当時の話なので、現在は22:00などの時間帯はむしろ避けた方が良いのかもしれない。要検証)

などの要素があるように思う。ここでは他のVTuberの名前は出さないが、有名なVTuberは前者か、前者も後者も満たしているはずだ。

そして、このバズりの波にパワーワードや強烈なエピソードが重なると伸びると筆者は考えている。

話は変わるが、八重沢なとりという人物の真価が発揮される状況は2つあるように思う。

それは、人と絡むときと長時間配信である。

今一番彼女のチャンネルで再生数が伸びているのは当時在籍していた猫乃木もちとのコラボ生放送のアーカイブであり、3番目に伸びているのはばあちゃるとのコラボ動画である。

つまり、八重沢なとりの真価は人と絡むことで特に発揮されるものだったのではないか。

※頻繁にコラボしづらい環境や、当時は放送開始が早めだった配信の存在が、配信数を増やしても登録者が伸びづらかった原因の一つだと考える。

人と絡むと面白くなるタイプの八重沢なとりだが、どちらかといえば人に立たせてもらうというよりは気を遣い人を立たせるムーブをする人であったために、また自分の登録者数の伸びがそこまで伸びづらかったことから、少し遠い立ち位置のような感想を漏らす。

※当時アイドル部というグループは全員2Dで始まり、登録者数が5万人を達成すると3D化が確約されるものであった。このツイートをした日はグループのメンバーのうち二人がグループ内で初めて登録者数5万人を達成した。

前を向くよう頑張ってはいる八重沢なとりであるが、この時点では前を向くというよりは前を歩く他のメンバーの背中を眺めている・追いかけているといった方が正しいのかもしれない。

このツイートから一年、様々なことがあり、八重沢なとり自身もそれなりにイベントに出演し歌の上手さなどを披露していった。

その最中、悪い出来事が2019年12月に起きた。グループのメンバーが1人休止になり2人が契約解除になったのである。(詳しくは語らないので各々で調べてほしい)

その余波を受けた八重沢なとりは生放送勢から動画勢に切り替わった。

現在は生放送を再開しているが、そこについての言及はなく、やはりモチベーションが下がったことによる事実上の一時的な活動休止であったように思う。

※だが、生放送にも動画投稿にもそれぞれ苦労があるので、動画を作っていないことを一概に批判はしづらい。筆者は動画を趣味でよく作るが、慣れていても大変だし字幕付けとカットに絞っても時間は掛かるものである。なんにせよ彼女にはのびのび活動してほしいと思う。

グループという箱全体で見ていた視聴者層も喪い、暗い出来事の続く状況ではあったが、あえて利点を挙げるならリレーが少なくなったことで長時間配信がしやすくなったという点にある。また、グループの中の八重沢なとりではなく、八重沢なとりというVTuber個人が問われる転換期に入った。

※どっとライブはリレー方式を採用しており個人個人が長時間配信をしづらい状況にあった。

元々空いている休みを見つけて長時間のゲーム配信をしていた彼女だが、2020年4月、遂に一つの大きい企画を行う。

これである。

八重沢なとりの真価が発揮されるのは人と絡むときと長時間配信であると先ほど述べたが、このQWOPフルマラソンが八重沢なとりの真価を発揮させたのである。

あえてもう一度言わせてほしい。

QWOPフルマラソンが八重沢なとりの真価を発揮させた

頭のおかしい企画ではあったが、振り返ると(少し休みはあったとはいえ)35時間ものあいだ変わり映えのしない画面にも関わらず3000人程度の視聴者をキープしたままトークだけで乗り切ったのだ。

※外出を控えるという世間の風潮を踏まえるにしても、最終的には平日朝にも関わらず7000人ほどの高い同時接続数だった。耐久配信なので調整は難しいが、もう少し放送時間を夜の方に意識すればもっと多かったかもしれない。

※気になった人はアーカイブで見てほしいが、分割されてるとはいえ35時間にも及ぶのであまりオススメはしない。でも筆者は面白かったし楽しかったし、見ても絶対後悔しないとは言っておく。

いままで注目されづらかったが、元々彼女のトークは上手いし面白いし飽きない。当然コメントから話題は飛んでくるが、並みの配信者では特にうまく返せずコメント頼りになり結果会話が続かなくなるものである。八重沢なとりはそこから会話を盛り上げ、会話の流れを作る。簡潔に言うならノリを作るのが八重沢なとりは上手いのだ。トークの上手さは今まで心地よすぎて気付けなかったが八重沢なとりの魅力である。しばしば「芸人」と評されるが、これは言いかえるならばエンターテイナーであるということだ。

そういうノリを維持し続けていると、いつか喋っている出来事に撮れ高が生まれる。彼女の真価は1時間配信では発揮されにくかった――というのが、ある意味遅咲きである要因なのではないだろうか。

※八重沢なとりの長時間配信を特に推奨しているわけではなく、彼女の撮れ高の出やすい環境が長時間配信であるの説明なので勘違いなきよう。当然身体には気遣ってもらいたい。

何はともあれ、結果八重沢なとりは完走したのである。初心者には数メートル走ることすらままならないゲームで、クソゲーと呼ばれたゲームで、八重沢なとり自身が地獄と呼んだ企画、約42kmを走り切ったのである。

八重沢なとりはこの時点で強烈なエピソードを一つ獲得した。

絶対エモくはならないだろと思っていた配信が最後の最後でエモくなってしまったのである。

エモくなってしまったのは企画内容のおかげではなく、ただ長い時間配信をしたからというわけでもなく、彼女のやり遂げるというこれ以上にないほど真摯でまっすぐな想いが配信の終盤で視聴者とリンクしたからだろう。

さて、八重沢なとりはこの地獄を完走したが、ここで勘違いしてほしくないことが一点ある。

自他共に認める地獄ではあったが、決して視聴者を厳選したり蹴落としたいという感情でやっているのではないということである。八重沢なとりだけが頑張るのではなく、その頑張りを視聴者と感情や道のりを共有することによって、よりいっそう配信としてのクオリティを上げているのである。それだけ八重沢なとりは視聴者の方を見てくれているということである。地獄であったことには変わりはないが。

話を軌道修正しつつ繰り返すが、八重沢なとりはネタにノるのが好きなのだ。

ここでいうネタというのは視聴者から振られたネタが多く占めているといっても過言ではない。実際にQWOP耐久配信では視聴者のコメントとのやりとりを通して八重沢なとりのノリの良さ、またそれを弾ませる八重沢なとりのトーク力の上手さが如実に表れている

つまるところ、QWOPフルマラソンという耐久配信は八重沢なとり個人が一人虚しく頑張っているというわけではなく、むしろこれは視聴者の方を真摯なまでに見た八重沢なとりが出した一つの結論である。

初期から頑張ろうという気持ちはあれど上手く前を向けているとは言い難かった八重沢なとりが企画を立てたとき・完走したとき、ようやく八重沢なとりは自分の中で何かしら答えを見つけ、前を向けたのである。やっていることはおかしいが。

さて、もう3回目になるだろうか。八重沢なとりの真価が発揮されるのは人と絡むときと長時間配信であると言ったが、QWOPには長時間配信の要素だけではなく「人と絡む」、つまりコメントをする視聴者と絡むという要素が含まれていたのである。アニソン知識の幅広さも雑談を盛り上げるのに一役買っていたのは間違いない。また、彼女のギャグが好きな性格もラップ関連の話で雑談が盛り上がったことに一役買ったといえるだろう。

この企画を終えたとき、彼女は「伝説になった」と言っていたが、本当に伝説になったと思う。それだけ魅力がたくさん詰まっていた。

貪欲に活動する八重沢なとり

見出しだけ見ると酷い言い様に感じるかもしれない。

が、配信者として貪欲になるのは別に悪いことでも汚いことでもない。むしろ輝いていると言ってもいい。

ここで初期の配信一覧を少し見てみよう。

画像1

そう、似たような配信名・サムネイルが多かったのである。(意欲がないわけではなく方向性が少し違っただけである)

そして先日、QWOPフルマラソンという誰もが疑う企画をやり遂げたときのサムネイルを見てみよう。

画像2

めちゃくちゃ分かりやすい。

勿論この約2年間でサムネイルの作成が上手くなったこともあるだろうが、このスクリーンショットのリングフィットアドベンチャーのサムネイルの文字と比べれば文字の主張の激しさは伝わるであろう。

また、タイトルが途切れてしまっているので文字でお送りするが、

【耐久】ラスト QWOPならフルマラソン余裕だって……!?【スポーツゲーム実況】八重沢なとり VTuber

というタイトルになっている。初期の方はタイトルの見栄えの良さを気にしていた(と思われる)八重沢なとりだが、このタイトルからは「八重沢なとりという人物を知ってほしい」という気持ちが如実に表れている。筆者もこれほどまでに詰め込んだタイトルは久々に見た。

多分この貪欲さが、八重沢なとりをこれからも伸ばしていく。

最後に

彼女の活動はそろそろ2年目に突入するが、自分の力で道を切り拓くのはまさに今、これからと言ってもいい。

その点で言うならば、箱入り娘だった八重沢なとりはまだ新米なのである。

伸びが悪かったのは決して実力不足ではなく噛み合わなかっただけだと筆者は考えているのだが、それでも現在の貪欲に生きていく八重沢なとりを推していきたいし、共に歩んでいきたい。

そして、貪欲に活動するということはその分伸びるチャンスを得るということである。確信はないが、八重沢なとりはこれから絶対伸びるとどうかリスナーの一人として断言させてほしい。強烈なエピソードはQWOPフルマラソンというものが一つできたし、多分今後も積んでいく。途中で述べた「バズりの波」はその活躍中にいつか来ると思う。

伸びが悪かった理由のうちに「一発で分かる魅力が当時乏しかったから」とも挙げたが、八重沢なとりは今後自らの「企画」によって一発でわかる魅力を増やしていくだろう。

※一応同じことを書いておくが、八重沢なとりの長時間配信を特に推奨しているわけではなく、彼女の撮れ高の出やすい環境が長時間配信であるということの説明なので勘違いなきよう。長時間も程々にしつつ身体には気遣ってもらいたい。

さて、最初に事務所所属・グループ所属であると説明をしたが、今の八重沢なとりはその肩書き以前に八重沢なとりという一人のVTuberである

だからこの記事タイトルは、VTuber「八重沢なとり」を知ってほしいになっている。知ってくれ

新米ではあるが、伸びしろしかないVTuberが八重沢なとりだ。

そんな彼女はポケモン配信の最後でこう語っている。

「こういうのも(さなさんとのコラボのこと)自分がやっぱり頑張らないと実現してないと思っているので
さなさんのお力を借りて『売名させてくれ』と言ったけど、
それを言った分みんなに気に入ってもらえるようなVTuberになれたらいいなと思う」
「一緒に歌ったり踊ったりできるようになるにはもうちょっと頑張らないといけないからね」
「頑張ります、マジで」
「てっぺん取るぞてっぺん!」
「言うことが大事」
- 【ポケットモンスターシールド】前回6時間で29回急所を引いた女【完全初見プレイ】 5:46:07~ より一部抜粋。

※さなさんとは名取さなのことであり、初期から仲が良く、約2年の時を経てYouTubeにてコラボが実現された。初期から名取さな・八重沢なとり両名がお互いに言い続けた「隣に立てるように頑張る」という発言は、お互い大きくなって大きい舞台に立つという想いが込められているのだろう。名取さなの方が登録者数も多い現状が、より八重沢なとりの熱意をあげている。この二人を語るとまた長くなるので今回は言及しないが、気になる人はガリベンガーVというチャンネルや、両名のチャンネルのコラボ動画をチェックしてほしい。

夢に向かって頑張る人を応援したいというのは筆者のスタイルであり、この感情を共有できればと思いこのnoteを書くに至った。八重沢なとりという人物に興味を持った人・共感した人がいればどうか八重沢なとりの今後を、共に見てほしい。

それと最後の最後に語らせてほしい。八重沢なとりは割と感情を表に出してくれるVTuberである。あまり自惚れたことを書く気はないが、割と彼女がどういう感情でいるのかは他のVTuberよりかはわかりやすいのではないだろうか。(そんな八重沢なとりの感情は分かっても次はどうするのだろうという考えがあまり予測できないのも魅力である)

そして、アイドルというものは「成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物」と定義されるそうだが、これはまさに八重沢なとりという人物のことである。(何かしらのファンをしている人もこの言葉は自分の推しに当てはめていると思う)

八重沢なとりは2019年5月末にギターを始めたことをTwitterやYouTubeで報告していて、度々弾き語り配信もしている。まさにこれからの成長が楽しみになるケースの一つでもあるし、このギターも段々八重沢なとりの大きい魅力になっていくだろう。

感情を表に出して視聴者と共有してくれる八重沢なとりなので、直接言葉には言わずともリスナーには気持ちが届く。結果を達成する過程の努力や努力する気持ちは今まで大きな結果が伴ってこなかっただけに強いし、その分努力家とも言える。そしてその努力に配信(耐久)という形を通して視聴者を巻き込んでくれるのは、やはりアイドルであるように筆者は考える。

本当に最後になるが、てっぺんを取ると言ったそんな彼女を、これからも成長していくであろう八重沢なとりという存在を、今までの視聴者やこれから増える新しい視聴者と分かち合い共に歩めれば、これ以上嬉しいことはない。

○クレジット(サムネイルに使用したため)
(C)Appland, Inc.

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