どこの会社にいても生き残れるスキル

最近、海外の方が日本にきて、「町にゴミがない」「クオリティが高い」などほめてくださっている動画を見るのが楽しみです。
とはいえ「その『良さ』ももうあと10年もてばいいほうでは…」など厭世的になったりもしつつ。

色んな会社を見てきましたが、「だいたいこれができるなら、どんな会社でも生き残ることができる」というスキルがあります。
特別なスキルではありませんが、出来ない人は一生できないので、「えっできてる」と思うのであれば、それはもうスキル持ちです。評価されないということはあるかもしれませんが、このスキルを持っていれば、別の場所でも生きられるので、全く問題ないです。

■どんな会社に行っても生き残れるスキル
①挨拶できる
②誤字脱字衍字をしない
③分からないことは素直に聞く、自分から聞きに行く
④自身の弱点を理解している
⑤1人でも効率化などを研鑽し続けている
⑥罵倒と注意の違いを理解して、パニックにならずにいられる

■生き残りスキルがあるかどうかを知る方法
掃除と整理整頓をさせてみる。

学校でも会社でも、日本では自分たちで身の回りの掃除をする文化がありますが、挨拶と同様に声をかけあってやれるかどうか含め、効率化できる人、最初は時間かかったけど出来るようになる人など、大概のことは掃除と整理整頓をさせたら全部わかります。なんなら性格まで丸裸です。

最近は「タイパ」などを気にする人も多いですが、残念なことに「知ったところで、やらない人は、やった人の視界が見えないので、一生理解することは出来ない」です。

①の挨拶のおかげで、「敵じゃない」と思ってもらえます。
②の誤字脱字衍字をしないことで、よほど文章が下手でない限り、外部とのメールのやりとりを任せてもらえたりします。
③の自分から聞いたり、分からないと素直に教えを請うことで、新しい知識を得たり、道が開けることがあります。
④の弱点を知っていれば、対策が立てられます。朝起きられないから早く寝ようとか、誰かのせいにしがちだから、まずは自分のせいにして問題を見つけてみようとか。
⑤の1人で研鑽は、自分なりの効率化を考えることで、「前は作業に30分以上かかったのに、今は10分以内でできる」ということが起きます。
⑥の罵倒と注意の違いは、大声を出す人であることがセットのことが多いため、パニックにならずに聞くのが最初は難しいかもしれません。それでも、「バカアホ」などの言葉を無視し、「そんなことしたら死にかねない」という「注意」の部分がある場合はそちらを注視することで、危険を避けるのに役立ちます。言い方がきつい人の中には、それだけ危機を乗り越えてきた人だったりすることがあります。罵倒しかない場合は、自分の機嫌を取れない人のことが多いので、聞く必要はありません。

ちなみに、「遅刻欠勤早退をしない」を入れなかったのは、「自身ではどうにもならないことがある」のと、「たいていの場合、来るか来ないかよりも、締め切りを守ってるかどうかのほうが大事」だからです。


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