おはようございます。今日はマシュマロに頂いた質問から。

「出資のタイミングでジョインしますね」なんて言う共同創業者は嫌だ。

つぶやきシローさん的な見出しになりましたが、まず、「出資のタイミングでジョインしますね」っていうのが微妙ですよね。（投資家から見てもそうですし、起業家から見てもそうなはずです。）

別にフルコミットじゃなくても、本当にあなたのプロジェクトにハマったなら、週末でも朝でも夜でもコミットしてくれるはず。その熱量がない人を共同創業者には起業家としても出来ないですし、投資家としても共同創業者候補として見て、チームがいいから出資するってことにはならないと思うんです。

共同創業者って、苦楽を共にして一緒にこれから5年も10年も同じ会社でやっていくはずの人なんです。「出資のタイミングでジョインしますね」って言われてる時点で、「お金がないなら入らない」ってことですし、「会社がヤバそうになったらお先におさらばします」というタイプなのかな、とも思ってしまいますよね。

スタートアップって、本当にジェットコースターのように楽しいことと辛いこと（9割以上辛いこと）がやってくるので、その辛いことをシェアできる共同創業者がいた方が絶対的にいいです。でも、コミットメントがない人を共同創業者として捉えてしまうと、逆に「なんでこいつは自分ごととして考えてくれないんだろう」って結局なっちゃうので、そういう人は共同創業者としては不適格なんじゃないかな、と思います。

形にしながら、どんどん仲間を巻き込んでいくべし

一方で、誰も巻き込めずに1人だけでやってるのが、「この人採用力なさそうだな。」とVCに思われてるんじゃないかと想像したので、まずはあなたのアイデアをどんどん形にしながらいろんな人に熱意をぶつけて。フルコミットじゃなくてもいいので、手伝ってくれる良い仲間をどんどん増やしていきましょう。

形にしながら、っていうのが結構ポイントで、採用ピッチ資料も作ってて、会社のビジョンとか、どうなっていきたいかとか、どんなチームが必要で、そのどこのポジションに相手が必要なのかを説明して説得しなければならないです。

もちろんプロダクトやサービスも、仲間がいなくても検証できることなんかいっぱいあるし、プロダクトのデモとかも作れるわけだから、どんどん1人で用意して進められるところは進めていこう。

あなたの動きの速さは、相手に伝わります。投資家にも、採用候補者にも。どんどん動きながらどんどん誘って巻き込んでいこう。

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