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(菊池風磨・向井康二)ジャニーズってスキンシップ多くない??

いや、多くないすか?

先日Snow Man好きな友人がジャニオタの友人にSnow Manをプレゼンする会を開いて、いや大したものじゃないんですけども、そこで去年にドッキリGPで放送された向井康二を引っ掛けたドッキリを見せてくれたんですよ。生贄の風習のある村に泊まって仲間が一人ずついなくなって、ってやつ。それで友人がめめこじ(目黒くんと向井くんのコンビ)が好きなので「ここ!」と興奮していたのが、彼らの宿泊場所を外から男がのぞいていて向井くんが怯えて目黒くんの手を握る、というシーン。

「やばくない?普通男の子同士って手は繋がないでしょ!」とテンション爆あがりの友人を見ながら私は「いや、でもジャニーズは結構やるよね?」と思っていた。

今年の正月の芸能人格付けチェックみたいな番組、いいものと悪いものを比べて赤いAの部屋と青いBの部屋に入って正解の方にダウンタウンのハマちゃんが入ってきて、ってやつですけど、あれにセクゾの菊池風磨と生田斗真くんが出てたんですよね。あの時、スターダストの大人気ユニットDISH//のボーカル、俳優としても大活躍の北村匠海くんも出てたんですよ。
で、ある問題の回答者数名に菊池風磨と北村匠海くんが選ばれたんですね。

それまで菊池風磨はずっと無口で居心地悪そうにしてました。女性アイドルが大勢で出ていたりして、回答者の部屋が大勢だった時は大きな体を限界まで縮めて硬くなっていて、「大丈夫か?爪痕残せんのか?」と私が心配になるくらいだったんですが、その問題ではずっとBの部屋に菊池風磨一人だったんですよね。非常に心細そうでした。そこへ北村くんが二人目の回答者として入ってきた時、だったかその後その問題の正解がBだとわかった時だったか、はうろ覚えなんですが、菊池風磨は「北村くぅ〜ん」と人懐っこい大きな犬みたいな声を出して北村匠海くんをハグした。菊池風磨嬉しかったんだろうね。ものすごく心細いところへ持ってきて仲間ができたし正解だったから嬉しくてついつい心のままに動いたんだろう。

でも、この時北村匠海くん、ちょっとぎょっとしてましたよね?

私は彼の「えっ?ハグするの?」みたいな顔が忘れられない。

菊池風磨と北村匠海くんが事務所を超えて仲がいいというわけではなさそうだし、共演経験があるとかでもなさそうなので、きっと北村くん的にはハグする仲じゃなかったんだろう。

私の理解だと菊池風磨ってジャニーズの中では割と「普通」の感覚を持ち合わせている人、というイメージで、社会人やってる友達もいて、何かのインタビューの時に「友達が就活で大変な時に俺はいわゆる正社員の立場で働いているから頑張らないとと思った」みたいな話をしていて「ジャニーズアイドルを正社員と捉えることができるアイドル珍しいな」と思ったんですよ。実際なかなかクビにならないところとか安定という意味ではその通りなので、正確な捉え方なんですけど、ジャニーズって10代から同じ事務所でやってるのでそういう普通の感覚がない人、結構いると思うんですよね。仕事と生き方がごっちゃになってそう。
その点、浮世離れの権化みたいなシンメの中島健人とはかなり色の違ったアイドルなんですよね、菊池風磨。ふまけん大好きなお友達の布教で、私ふまけんについてはそこそこの知識があるという自負があるんですが、なんか菊池風磨はサイゼとかも行くし普通のサウナとか居酒屋も行くんでしょ?(でも中島健人が行きたがっても菊池風磨は自分がお友達と行くようなお店に行かせないんでしょ?って、ふまけん担の友達が言ってました。)

その魔法の王国ジャニーズにあんまり染まりきっていないと思われる菊池風磨でさえこのザマなのか〜、と私は思った。

ジャニーズってスキンシップ多いんですよ。

そもそも仕事で求められるんですよね。
アイドル誌がMyojo、ポポロ、POTATO、WINK UP、DUET、他にありましたっけ?と毎月出ますしそれに10代の頃から出続けてますし、他にもテレビ誌、女性ファッション誌、週刊誌、MV、ファンクラブ動画、あらゆる媒体で「メンバー同士でわちゃわちゃしてください」とか言われる。コンサートでもメンバーと戯れ合うとファンの女の子がキャーキャーいうしカメラも抜いてくれるしで、わちゃわちゃと戯れあいのテクニックは一種のジャニーズ必須スキルです。ナチュラル感のあるじゃれあいがうまくできないとジャニーズアイドルなかなか難しい。例えばメンバーの背中に飛び乗ったり、寝技をかけて猫の子供みたいにコロコロ転がったり。
一方、芸能人でない普通の男友達同士でスキンシップやってるの、私の周りではあまり見ないですね。肩を組むとか背中を叩くはありますけど、床に倒して上から乗っかるとか手を繋ぐとかは見ない。スポーツやって勝った時にハイタッチとか一瞬ハグとかはあるけど特殊なシーンだけですしチームメイトだけですよ。

ジャニーズってやっぱ特殊な王国なんだな、とますます思ったのは同じ番組のエンディングに生田斗真が菊池風磨をハグしたところ。
この番組を通じて生田斗真は全く正解せず、菊池風磨の足を引っ張り続けたんですが、そのことを後輩の菊池に責められて、生田斗真は「ごめんね〜」と言いながら菊池風磨をハグしたんです。なかなか長い、体からぶつかっていくようなビッグハグだった。菊池はこれに慣れていて「もう〜」とか言いながら生田のハグを受け止めて、視聴者やスタジオを笑わせていたんですが、私は「ジュニア時代はみんなとグループ的に活動していたとはいえ、長いことソロで俳優として活躍している生田斗真もこれなんだ!」と思って呆気に取られました。ジャニーズに所属してると友達へのスキンシップこんな感じになって、それって治らないんだ??ってなった。だって生田斗真はコンサートでメンバーと戯れあってファンを沸かせるとかは10年くらいは基本してないはず(カウコンとかは分かりませんが年一回でしょう)で、雑誌で後輩とグラビアあることもあると思いますが(映画の共演とか)そんなにしょっちゅうはないはずです。一人で撮られたり、あるいは他事務所の俳優さんとかの方が多いはず。それでも染み付いた癖が抜けないわけです。この分だと東山さんとかもこんななのかもしれない。

この手のスキンシップへのハードルの低さって癖になってしまって自然に出るようになるんでしょうね。だからカメラないところで向井康二はめめの手を握ってしまうんでしょう。

PRODUCE 101 Japanの1回目の時、ファイナルで11位以内に入らなかったメンバーについてある国民プロデューサーの人が(日プで投票しているファンのことです。国プと呼ぶこともあります)「今から落ちたメンバーをSixTONESかSnow Manに入れてくれない?面白いと思うんだけど」と言っていたんですけど、まぁジャニーズのデビューってグループできあがっちゃってからデビューすることが多いので途中から入るなんて無理でしょ、というのを無視しても文化がかなり特殊なジャニーズ王国に途中からはいるのは難しいんじゃないかと思ってしまいました。