結晶 後日談。というか振り返りたいだけ。

もう10日も経つんですね。衝撃。

正直あまりに濃すぎた時間に気持ちがついてきてません。

公演が終わってからもSNSで皆さんが結晶に関するポストをたくさんしてくれて、それをぼんやり眺めたりしていたからかもしれません。

劇団5454『結晶』。

昨日無事に配信の公開期間も終えました。

公演期間は11月10日〜19日。全14公演。

あっという間の2週間でした。


5454とは長い付き合いで、旗揚げメンバーの春陽さん、森島とはもう15年近くになります。

第2回公演の『ト音』を観て、受けた衝撃は今でも憶えています。

その時初めて春陽さんに言いました。

『俺も出たい』と。笑

それが叶ったのが第5回公演の『tag』

それまで劇団員だけで公演を行なっていた5454に、初めて客演として出演しました。

その後『時喰』(赤坂RED/THATER進出)、
『ト音再々演』(初の大分公演)、『ビギナー♀』(新体制一発目)

と出演し、今思えば本当に節目節目に立ち合わせてもらっていたんだなぁと。

そして今回5回目。

実は僕、当初の構想の中には入っていなかったそうです。

春陽さん曰く、男性キャストを探してはいたものの、『幸星は今まで2回連続で出たことはないから、ルールに反する』と。笑

だったんですが、そんな折、

たまたま誘われていった先輩俳優の引越し祝いの飲みの席で、眞來と一緒になりまして。

これが彼とは初めましてだったんですが、お互いに5454出演経験があったことで意気投合し、2人で写真を撮り、春陽さんに送ったのです。


『眞來と仲良くなりました。今度共演お願いします🤪』と。(この絵文字は多分送ってない)


これが出演が決まった経緯です。笑
あと真檎と吏桜の出会いです。(嘘)

オファーの連絡もらったときに、『ほんとにタイミングがいいな』と言われました。笑


その2週間後、改めて電話をもらいます。

今でもハッキリ憶えてます。助監督で参加していた映画の撮影で、地方の宿舎で次の日に使うLINEの画面を作成してたときです。笑

もう3日ぐらいろくに寝れてなくてめちゃくちゃやさぐれてたんですが、笑

春陽から『幸星を真ん中に据えてつくろうと思っている』と言われました。


いやー、嬉しかった。
電話切って小躍りしたもんほんとに。
言えねぇから訳わかんねぇ匂わせ女子みたいなポストもしたし。笑


これ公演中におしのから聞いたんだけど、この時の電話劇団会議中にzoomつないだまんまかけてたらしく、劇団全員聞いてたんだって。

恥ずかし。笑

おれ多分『うひょー!』って言ってたわ。
漫画以外でちゃんと『うひょー!』っていうやつ聞いたことないよ。

これが3月。

喜びも大きかったけど、同時にプレッシャーも感じ始めてた。

新体制一発目の『ビギナー♀』ははじめてのあうるすぽっとで、キャストも総勢21人とお祭り的な要素も多かったから、

今回ホームであるREDに凱旋しての2週間公演、キャストもオーディションで決まった佐野さん以外は過去に5454に出演しているメンバー。

なによりテーマの『出産』

構想を聞いた時に扱うものの難しさと、すでに細かく組み上げられた設定に春陽さんの気概を感じたし、一筋縄では到底いかないことは想像できた。

ただ同時に、これは傑作になる、できる。
そんな想いも湧き上がっていたのは事実です。

そんなこんなで結晶は始まりました。


やべえ。
始まりました。って長々書いてきたのに
まだ稽古も始まってねぇ。笑

内容についての話はパート2としますかね。


今日はあとティザーについての話。

5月にビジュアルの撮影を終えた頃、今度は劇団員の木並さんから連絡がありました。

『結晶の予告編を作りたいんです。』

なんで僕にこんな連絡がきたかというと、私今俳優業と並行して映像制作の仕事もしてまして、プロデューサーやったり、ディレクターやったりもしています。

助監督でLINEの画面つくることもあります。笑


故の相談だったんですね。

純粋に嬉しかったですし、『結晶』をよりたくさんの人に観てもらうために、僕も本気で取り組もうとティザーチームが発足されました。

僕が普段からPIWという会社でともに活動している相方の碓井将大にも協力を仰ぎ、構想を練っていきました。

この時点ではまだ脚本はありませんから、春陽さんの監修のもと、世界観を構築し、主人公の性格、目的を定め、結晶のプロローグをつくっていきました。

木並さんと堀ももにストーリーを起こしてもらい、何度も話し合いを重ねました。

慣れない作業も多く、本当に大変だったと思います。

現場では百波と森島も出演してくれ、手伝ってくれました。

おしのとみっちーさんは後日テレビ音声の収録にきてくれました。(この仕上がりとても好き)

照明で参加してくれたおぐにも心からスペシャルサンクス。

彼のおかげで動画のクオリティが劇的に飛躍しました。


今思えば、このティザーが本編に影響を与えたこともたくさんあります。

特に真檎が冒頭から持っていたノートは、ここから繋がっています。

本編で柚宇に母体出産はもう望んでいないと謝罪する前、ノートを閉じる直前に眺めていたのはティザーに映っていたメモだったとかなんだとか……笑

改めて本編を観た後にもう一度観てみると面白い発見がありますよ!


ということで、長々書いて来ましたが、結局本編の話までいきませんでした!笑

パート2に続きます。

キャストみんなのことも書きたいので、パート3くらいまでいくかもしれません。笑


まだ名残惜しいと思ってくれている方はしばらくお付き合いくださいませ。


続く!

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