最高の器を手に入れてしまった
はじめに
自分の趣味は器を集めることなのですが、最近旅行に行った先で見つけた器がすごく良かったので、紹介します
今回手に入れた器ちゃんのご紹介
早速ですが、どん
後ろの緑の2人が今回紹介したい器ちゃんです
わさび色をしていて良い色してるでしょう~
描かれている絵もワサビの花っぽいです
ちなみに手前の料理はあんこう鍋です
急須と湯呑の絵柄と色使いが非常に良くて思わずお迎えしました
俺と器ちゃんとの馴れ初め
さて、この子たちとの馴れ初めを話しましょう
この器ちゃん達とは修善寺で出会いました
修善寺と言えば伊豆
伊豆と言えばわさび!
なんかわさびにちなんだものないかな~と思って土産物のお見せに入ったら、ドンピシャで琴線に触れるものがありました
これは超センスのカタマリ
何がいいの?
この器ちゃんたちは先ほどしゃべったようにまず色使いがきれいという点もあるのですが、やはり地元の特産品にちなんだ土産物という点が最も良いところかと思います
僕そういうの大好き
さらに価格も手ごろ
極めつけは、この器、よく見ると、細かいヒビが入っています
これはわざとヒビを入れる、貫入と呼ばれる技法らしく、焼き物にわざとヒビを入れるだけあって、製造も難しいとのことです
そら、手加減ミスったら割れるのは容易に想像できますね
つまり製法の難しさ故に希少品です
そして、この器の貫入、色使いも相まって、完全にワサビのガラになっています
わさびってなんだか表面がごつごつしてますよね
あのガラにまさしくそっくりです
これ作った人天才やろって感じの出来栄えです
そして、伊豆と言えば、静岡
静岡と言えばお茶!
この急須で緑茶を湯呑に入れると、これは完全に静岡じゃないか!となります
そして、この器が和食に合う
海鮮料理をどんと出して、合わせたら最高になるのではないかと思っての、写真ではあんこう鍋を添えてみました
ほんとは金目鯛の姿煮などと添えて、完全なる静岡を作りたいと思ったりはしましたが、それはまた今度やりましょう
とにもかくにも、これを作った人は天才です
間違いない
おわりに
学生時代は静岡と言えば、青春18切符の長い長い通過県でしかなく、正直舐めていました
しかし、時を経て今、静岡に降り立ったところ、あの頃の自分はなんて馬鹿だったんだと思わざるを得ません
侮っちゃいけない静岡
静岡ってなんで持ってるものの割には存在感が薄いんでしょうね
浜松とかデカい都市のわりに、来るたびにそういやここ静岡県やったなぁ、静岡との関連性が薄いな~ってなるの僕だけじゃない気がするんですが、アレなんなんでしょう
ああいうのがめちゃくちゃある気がします
後、地味に山があります
富士山はシンボル的なので、さすがに存在感しかないですが、その西側にある南アルプス山脈の存在感のなさときたら、静岡駅からバスで南アルプスに向かったら、乗ってる間にアレ俺今から山登りに行くんだっけ?という本分を忘れてしまうくらいには静岡との関連性のなさを感じます
東海道のちょうどど真ん中でしかもめちゃくちゃ見どころがあるのにスルーされまくる静岡
静岡県知事のイメージが悪すぎて若干PRするのに気後れを感じますが、旅行初心者には間違いなく絶好のスポットなので、もっとみんな途中下車して静岡各地の駅に足を運べばいいのになと思ったりします
そんなこんなで静岡にまた一つ思い出ができました
僕自身は静岡に縁もゆかりもありませんが、良いスポットであることは間違いないので、また何か見つけたら紹介していこうと思います
それでは、修善寺のみなさん、よき器をありがとうございます
これからも良き器を作り続けてくださいませ
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