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【鉄道旅行】青春18切符で中尊寺金色堂へ

はじめに

かなり前ですが、中尊寺金色堂を訪れた記録を残します
青春18切符が3日分で行きました
金ピカがだいぶ良かったです
旅期間:1/8(土)-10(月)


1日目 移動

東京スタート→常磐線経由で、一ノ関まで移動一ノ関で大庄という居酒屋があったのでIN
東北に展開するチェーン店で地酒の取り揃えが微妙だったが、料理の味に関してはかなりレベルが高かった
特に、煮込み350円はコスパがものすごくよかった
お酒微妙といいましたが、日本酒を一合頼むとかなりサービスしてくれたので、量の部分では最高でした
マスの下にさらに受け皿敷いてくれる二重の受け皿スタイルでなみなみについでくれたのでええ店です
酒飲みの味方ですね
庄やのお店なんですね

釜飯もおいしかったです
650円です最高
そしてだいぶかなり美味しかったです
ここの釜めしはものすごくいいですね
自分の家の近くに出店して欲しいですねぇ
いい店でした

そしてこの日は一ノ関の東横インで宿泊
3500円くらいでした
ほんと安い
東横インのU35の35%割引は3月末までやってるそうなので、しばらくは長距離旅の宿に困ることはなさそうですね


2日目 中尊寺金色堂

一ノ関→平泉
たったの二駅、7分で到着
目的地は中尊寺金色堂です
年末年始の前後3日は参拝客向けに無料送迎と拝観料無料になってたみたいですが、1週間も経つと、通常営業に戻っていました
バスに乗って3分で中尊寺参拝口に到着
バスに乗るか乗らないか判断に迷う距離でした
15分くらい待ち時間があるなら歩いた方がいい気がします
片道150円

一関でもそこそこ雪があって雪があると喜んでたのですが、中尊寺に来てみてびっくり、入口参道がスケート場と化していました
やはり雪国、半端ないですね(下がガチガチです)

結構傾斜もあって、スリップに気をつけつつ登りましたが、おじさん達が道路に土を撒いてくれていたので、一度も滑ることなく登れました
グッジョブです

中尊寺の境内は広く、入り口から5分ほど歩いたところに最初の建物が見えます
そしてそこからまた少し歩くとなかなか立派な建物の中尊寺の本堂が見えてきます

最初知らなかったので、金ピカないじゃんと思ってしまいました
金ピカ堂はさらにその奥にあります

本堂までは無料で、金ピカ堂の拝観にのみ料金がかかります
金色堂のみの拝観で800円…とそこそこな値段はしますが、せっかく来たので拝観します

中は写真が撮れないのでホームページのURLのっけときます

金色堂について │ 中尊寺を知る │ 関山 中尊寺[岩手県平泉 天台宗東北大本山]


ここで初めて螺鈿細工をじっくり見てみたのですが、すごくきれいですね
昔尖っていた時期に、建物が木造で色彩に乏しい仏教は石造りの他の宗教より文明レベルが低いのだろうなとか思っていたこともありますが、こういった螺鈿細工や金ピカのお堂や仏堂を実際に拝観してみると、昔の自分はどれだけ認識がアマアマだったのか痛感させられますね
もし自分がお堂が作られた当時に生きていて、この金ピカを見たら間違いなく修行を始めていると思います

ただ金色堂自体はそこまで大きくないので拝観は結構短時間で終わります
お寺ってどこに注目すると楽しめるんですかね
仏の名前をとりあえず覚えてみますか

鳥居をくぐった先の離れに能舞台があったので、それを見に行き、その奥のカフェが開いていたので入りました


ちなみに寺院の中にナチュラルに鳥居があったりするので、神仏混交って感じですね


おしゃれな感じの洋風のカフェでしたが、メニューはおしるこなどの和菓子が多かったです

お寺はここで終点になるので、後は戻るだけです
金色堂と併設の展示施設を観覧して帰りました
展示物には楷書で書かれたものすごく達筆な経典もあって、昔の文字はミミズのイメージしかなかったので、紙の貴重な時代に筆できっちりした文字を書ける人ってすごいなと思いました
特にここにあった経典は文字が金で書かれていたので、その経典を書いた人はえげつないプレッシャーだったんじゃないのかと思っちゃいました
書き直しとか当時許されなさそうですけど、実際どうなんでしょうね

そんなことを思いながらふもとにおります
帰りも傾斜つきのガチガチ氷結参道をおっかなびっくり下り、ふもとの駐車場でわんこそばを食べました


18杯分1800円で相場がわからないので、高いのか安いのかよくわかりませんでした

天ぷらつきだったんですが、揚げてから何日も冷蔵庫に置いてた感があったのと、出てきた山菜が絶妙になんとも言えない(食えなくはないけど進んで食いたくもない)味だったので、やはり山間部の食事の物足りなさを感じてしまいました
やはり食事に関しては海に近ければ近いほどQOLは上がりますね
わんこそばに関しては小分けにしてもらうと確かに食べやすいですね
わんこそばの発祥を知らないので適当なことを言いますが、おそらく昔、麺がまとまってるとそばを食べるときに箸でより分けるの面倒だなと思った人がいるんでしょうね
皿洗いの手間よりも食事の手間を減らすといったあたり、わんこそばを考えた人は多分料理しない人だったんでしょうね(適当)

昼食後は近くに温泉があったので、温泉に向かいました
今回入ったのは調べてすぐ出てくる

悠久の湯 平泉温泉 - 平泉町ホームページ

ではなく、そのすぐ奥にあるホテルの日帰り温泉の方でした

平泉温泉元湯 ホテル武蔵坊【公式サイト】|世界遺産「平泉」にある5つ世界文化遺産を歩いて巡れる旅人の宿

この時期だったからか14時くらいの時間帯だったからなのかはわかりませんが、自分以外誰もおらず貸し切り状態でした
昼間から入る風呂はいいですね
外は雪景色なのもよかったです
値段は確か700円程度でした

温泉で温まった後は帰路につきます
宿の本命としては仙台に泊まって朝に松島海岸に行ってから帰宅するムーブメントをかましたかったですが、この日も仙台の安宿(東横IN)のシングルルームはすべて埋まっていたので、松島海岸は次回の積み残しとしてこの日は3200円くらいで泊まれる福島の東横INに決定しました

帰り際に時間があったので、仙台の駅で牛タンを食しました
仙台に行くまで知らなかったですが、牛タンって高級品なんですね
牛タン3切れの定食で1800円ってそれなりの値段するんですね
おいしかったのはおいしかったですが、ほかの定食の味付けがかなり濃かったので、たまに食べるくらいがちょうどいい食事ですね

それと忘れてはいけないずんだも買いました
ずんだはすごいですね
これは東北にとどめておくのはもったいないので、もっと全国に流通させてほしいです
ずんだを初めて食べるまでは、あの緑色がなんか食欲をそそらない地味な色してるなぁと思っていましたが(偏見)、あの色めっちゃいいですね
THE東北って感じが最高ですね

関東でもずんだを気軽に買えるようにしてもらいたいので、とりあえず東北ずん子ちゃんにクラファンしようと思います


福島には4つも東横INがあるみたいなのですが、今回泊まったところは東口1号館というところでした
ここも部屋はきれいでした
東横INは基本どこもきれいで素晴らしいですね
これで朝食付きでかつ格安なので経営大丈夫なのか心配になってしまうレベルです


3日目 帰路

福島→関東

朝食はいつもどおりという感じでしたが、福島名物の味噌パンなるものがあったので食べてみました
ただ、感想としては予想してたよりめちゃくちゃ甘かったです
大きさ的には拳半分くらいほどの小さなサイズでしたが、何個も食べようという気には正直なれなかったです
というかどこが"味噌"だったんでしょう?
ちょっとハテナでした


この日は帰宅するだけでしたが直帰すると早く家につきすぎるので、帰りに寄り道として郡山で日帰りに寄りました
郡山湯処 まねきの湯|福島県郡山市の天然温泉・スーパー銭湯

700円くらいでお湯がいろいろありました
ただ休日の昼間だからなのかなのになのか人が多かったです
郡山って人いるんだって感じでした(偏見)
それと郡山歩いていて思ったのは、明治以降に発達してきた比較的あたらしい街なのに街づくりの設計へたくそじゃないか?と思っちゃう部分が多々ありました
例えば、駅の東側とか見ると北東方向に抜ける道が全くなかったりするので、どういう設計なんだと思っちゃいました
郡山の町の発展の歴史は一度取り上げてみると面白そうですね
例えば郡山に猪苗代湖からの水を引くために当時、国家予算レベルの規模で疎水の建設をしていたこともあるそうなので、掘り下げるといろいろ出てきそうです
結構はちゃめちゃな街みたいですね

ちなみに福島から郡山間の路線から見る景色はなかなかいいですね
特にこの時期の磐梯山系は雪化粧をしていてほれぼれします


あとは30分程度で乗り換えをさせられる東北本線のちまちまぶつぶつ鈍行に乗って宇都宮まで行き、宇都宮からは小田原まで一本でいっちゃう超長距離のりっぱなし東京上野ラインに乗って関東に無事帰宅です
ちなみにこれが仮に18切符旅行じゃなかったとすると東部宇都宮まで行って東武線で北千住あたりまで帰ってくる経路が鬼ほど安いです
大体1200円くらいです
優待切符とかを買うと1000円で済むこともあります(※これは東部日光だけかもしれない)
東武はとにかく安いですね
関東の鉄道ってすごいですよね
いやはや恐れ入ります





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