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朝、聴きたい洋楽は? (働く♀編)

昨年までは季節ごとに「fall in love」やら「マイ・スクールデイズ・ポップ」やら自分で適当につけたタイトルでプレイリストを作っていましたが、最近Amazon Musicという無料アプリの奇才(ニヤリと笑う顔のようで多少ムカつく) 出現に伴い、とうとう作るのをやめてしまいました。

だって「さあ、変身のお時間です(仕事編)」「連休に疲れた人のためのジャズ」とか言い得て妙だし、中身も的を射ているんだもの。
有り難く使わせてもらっています。

さて、秋も深まってきたので音楽の話。
1日のスタートアップに何を聴きたいですか?
コーヒーを求めて飛び込んだショップでいい感じにかかってる「いかにも秋らしい哀愁のカフェ・ボッサ」などはNG。
「聴きたい」という、能動性が重要です。

とりあえず今日はDJの私から、まずはこちらの鉄板2曲をかけます。

①Heaven is A Place On Earth -Belinda Carlisle

この清々しさは、朝、起きてから女子が直面する一連のTODOs、軽い掃除に身支度に栄養摂取、そして都会女子なら避けて通れない窮屈な「スシ詰まった」通勤電車・・・
ああもう!となるけど、そんなストレスもパーッと発散できそうです。
さあ!両手を広げて!(心の中で!)

”Baby I was afraid before, but I'm not afraid, Anymore!"

曲を聞くだけでももちろんアガるのですが、もう少しだけ隙間時間があるなら、是非ミュージックビデオを見て下さい。

すると地球を抱えた怪しい子どもたちの群れが現れ、その世界観を深読みするとディープエコロジーにたどり着きそう。

しかしそれより何より、パッションに満ち溢れて踊る、黒いドレスのべリンダ・カーライルの色っぽさ、華麗なるム―ヴにノックアウト。
ああ私も80年代に生まれていたら...こんなセクシーな女性を目指し、稼ぎに邁進⁈ していたのでは、と思います。


②We Built This City -Starship

新聞やテレビに始まる朝時間も大事ですが
”Listen to the Radio"という習慣は、何よりも私の朝には欠かせません。
”ながら”メディアなのに意外と聞き流すだけで「ふむふむ」と朝から得られるものが多く、そして朝には大抵、スタートアップにぴったりの元気になる音楽が、自動的に耳に入ってくるおいしい存在、それが、レイディオ。

なかなか歌の話しになりませんが、これもミュージックビデオを見ると...
偶像のような無表情の人々、駆け出す若者たち等の描写がなんとも怪しい、そして楽しい。そんなロッケンロー。

”We built this city and Rock 'N Roll" 
(とリンカーン像も立ち上がる)

田舎に始まり、大都会に終わる。ジャズバーやダイナーのネオンサイン・・・ただただ ”ザ・アメリカ”という描写に圧倒されながら、途中で挟まれるラジオの放送音にワクワクします。私はこれを見るといつも、別にアメリカ育ちでもないのに「ああ私、アメリカの空気感が本当に好きだな」と再確認します。

さて、この鉄板2曲を振り返ってみると

めざましテレビの影響が甚だしい

ということに気づきます。覚えている方は、いるのでしょうか?
あの朝の長寿番組で、私が小学生の頃(大塚さん政権期)この曲はどちらも、番組始まりのテーマソングに起用されていました。

あの時報的音楽が変わる度、番組の表情が変る=自分のめざましアラームが変る=朝のテンションが切り替わっていた気がします。

テレビをつける度流れていて、知らず知らず影響を受けていた朝の洋楽。当時のディレクターさんの選曲に大変感服します。

次点。
③What a feeling -Irena Cara
What a feeling -安室奈美恵


出だしはまさに「夜明け」という感じで、朝にぴったり!のイリーナの方ですが、途中からアガりすぎて出勤もといサンデーモーニングにも不都合。↓この合いの手でさらにテンション上昇

(I am music now!)
(I am rhythm now!)
(I can really have it all)

大好きな曲ですが、いくらウーマンパワーの時代でも、朝から自信あり過ぎでは淑やかに生きられない。

そして安室バージョンの方は

”Mama said, 踊りなさい何時でも”

いや、TPOに気をつけないと。
安室ちゃんだからいいんですよね...

踊るように通勤が出来たらどんなにいいでしょうね。ダンスまでいかなくても、涼しくなって軽快な秋の朝は、気持ちよく散歩くらいしたいもの。と言う訳で、アナタからのリクエストソングもお待ちしています。

Anna/An Ko