昨日のローストビーフはとても美味しかったと感想をいただきましたが、「プロなんだから当たり前だろう」と思っております。

こんにちは、プロ（コッシー）です。

さて、先日久しぶりに美容院へ行きました。

僕は美容院を浮気しないタイプでもう10年以上同じ美容院へ行っており、ずっと店長さんにカットをしてもらっています。

僕の好みや髪質などを僕よりも把握しており、今のロン毛スタイルも店長さんと二人三脚で作り上げたと言っても過言ではありません。

その日も店長さんにカットしてもらおうと、馴染みの美容院へ3カ月ぶりくらいに行くといろいろと様変わりしておりました。

5階建てのビルの1階で割とこじんまりと運営されていたのが、着物教室だった隣の一室を借りただけでなく、さらにエステサロンだった２階のスペースまでも借りて店舗を大幅に拡大されていました。

どうやら着物教室もエステサロンもコロナの影響により先々月に閉店されたとのことで、ビルのオーナーから打診があり、悩んだ末その話を受けたそうです。

コロナで大変な時期にすごいですね！と店長さんとお話をしていたんですが、実は５月に緊急事態宣言が解除されてから、お客さんが増え続けているらいしいです。

６月は３月～５月の自粛の反動により、今まで我慢されていた方たちが一斉に美容院へ来たため増えるのは分かるのですが、７月８月に入っても増えているそうです。

しかも既存のお客さんが戻ってきただけではなく、新規のお客さんも増えているみたいです。

店長さんは気になってお客さんにいろいろとリサーチをされたところ、その理由としては大きく以下の２点とのことでした。

①またいつ自粛になるか分からないから切れるうちに切っておこう

②馴染みのお店が閉店してしまった

①に関しては人間心理として当然あると思いますが、本日の記事では②の理由に着目したいと思います。

店長さん曰く、ヘアカットというのは僕のように同じお店に長く通う方が多く、そういう方がお店を変えるタイミングというのは誰かの紹介やお引越したなど限られるということでした。

そして、馴染みの店が潰れてしまうというのもお店を変えるタイミングとのことです。

コロナの影響により今は例年にないほど閉店するお店が相次いでおり、新規顧客獲得のチャンスの大きな波がきており、そのビッグウェーブに乗る！と判断をされたとのことでした。

せっかく予約の連絡をしたのに「申し訳ありません。その時間は予約がいっぱいです」と断られたら、多分二度とその店には予約しないと思います。

それを防ぐためにお店の拡大を決断したとのことでした。

大きな賭けかもしれませんが、十分に勝算はあると僕は思います。

現に、僕がお店に行った際もお客さんはたくさんいましたし、広いスペースがあるためソーシャルディスタンスを保ってヘアカットが可能になり、感染予防の面でも安心です。

店舗のお家賃もこの状況ですからかなり格安で借りられたとのことで、まさに今が事業拡大のベストタイミングだったと言えます。

チャンスの大きな波を逃さずに決断された店長さんは本当にすごいと思いました。

実は介護事業も今その波がきているように思います。

以前の記事で、近所のデイサービスが閉鎖をしたと書きましたが、もう１件別のデイサービスで閉鎖を決められたところがありました。

それに伴い、またうちのデイサービスへ利用者さんを何名かご紹介いただきました。

おそらくここ１年くらいで閉鎖する事業所は増えると思います。

その時に、「申し訳ありません。今利用人数がいっぱいで受けれません。」とならないように、先日利用定員の増加を決めて早速県に申請いたしました。

こういうのはあれやこれや悩んでも仕方ありません。思い立ったが吉日です。鉄は熱いうちに打てです。

おそらくどの事業においても、長年続けているとビッグウェーブがどこかのタイミングでやってくるように思えます。

コロナの影響により、今まさにその波が多くの事業に来ているように思います。

来るべきその時に決断が出来るか否かで今後の事業展開が大きく変わってくると思います。

当然リスクは伴いますので、そこを考慮する必要はあります。

でももう大波は目の前まで来ています。

乗るか乗らないか迷うくらいなら、いっそのこと大波に乗ってしまい、そこでどう操舵するかを迷った方が前向きだと思います。

現場からは以上です。それではまた。

コッシー