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お客様の声をちゃんと聴いてる?

noteって本当に夢があると思います。

こんにちは、すまスパ宣伝部長の実力を発揮しようと思っているコッシーです。


さて、うちの会社では訪問介護の事業所を運営しております。ヘルパーがご自宅に伺い利用者さんの身体的な介護を行なったり、お掃除やお洗濯または調理など身の回りの支援をさせていただくことがあります。

利用者さんやそのご家族には感謝してくださる方が多く、もちろんその気持ちに甘えることなくお仕事はしっかりやっています。
ただ喜んでくださる方が多くいる中で、こちらに対して不満や不服を言われる方もいます。

報酬をいただいて行っている”仕事”ですから、お客様がこちらに対して要求をされるのは当然のことです。こちらに落ち度があれば改善しますし、出来ることであればやりたいとは思っています。

しかし、時々理解できない訴えをされるお客様がみえます。こちらはきちんと仕事をしている、お客様を怒らせるような態度もしていない、それなのに「次から別の人にしてください」「もう来なくていい」と言われることがあります。

そんな時僕らは「あのお客さんわがまま!意味が分からない!」とお客様のせいにして事を済ませてしまうことが往々にしてありました。


昨年、せやま南天さんが書かれた小説【クリームイエローの海と春キャベツのある家】を読ませていただきました。

【あらすじ】
 家事代行歴3ヶ月の永井津麦。新しい勤務先は、6人家族の父子家庭だ。ごく普通のマンションの一室に住む織野家。けれど、一歩家の中に入るとそこには、息苦しいほど沢山の“洗濯ものの海”が広がっていた!
 洗濯も掃除も行き届かぬ家に住みながら、「家事代行なんて贅沢なもの、なくてもやっていける」と言い切るシングルファーザーの織野朔也。
 津麦はこれまでの常識が通用しない家で、家事を通し、曲者揃いの織野一家を助け、家を過ごしやすく変えていくことはできるのか。

 仕事のやりがい、家事との付き合い方、そして家族への想い。それぞれに揺れる人々を描いたお仕事小説。

せやま南天さんのnoteより拝借

この物語の主人公である永井津麦は家事代行歴3ヶ月のまだまだ新人です。しかし慣れないながらも仕事に対して真摯に向き合う真面目な方です。
新しく担当した6人家族の父子家庭織野家でも、荒れる生活環境の中自分が出来る事をやったつもりでした。

「もう永井さんは、帰ってもらって大丈夫です」

担当して2回目の訪問でシングルファーザーの織野朔也から突き付けられる拒絶の言葉。
自分はしっかりと仕事をしていると自負がある中でされるダメ出しってやっぱり納得がいかないと思います。
場合によっては「じゃあやめた!」と諦めても全然おかしくないと思います。

でも津麦は諦めませんでした。
迷い戸惑いながらも織野家に寄り添い、朔也の悲鳴に近い声をちゃんと聴きます。そして織野家と真摯に向き合いながら生活環境や家庭環境を変えていきました。

家事代行と訪問介護は似て非なる物ですが、それでも僕は自分たちの仕事を想像しながらこの物語を読ませていただきました。
自分たちはちゃんとお客様の声を聴けていたのだろうか、耳を傾けていたのだろうかと自問自答しました。

お仕事小説のジャンルにはなりますが、仕事を通じて深まる家族の絆にとても胸を熱くさせてもらいました。


そんなせやま南天さんの傑作【クリームイエローの海と春キャベツのある家】がなんと本日朝日新聞出版さんから発売となりました!!

Amazonでも購入できますし、書店でも購入できると思います。

お仕事している方はもちろんのこと、家事や育児を頑張っている方もきっとこの家族の物語に感動されると思います。
本当にお勧めの作品になりますので、是非是非お買い求めください!!


あと、実はこちらの作品の帯の感想はnoterさんたちからの言葉を掲載しているんです!
そしてなんとその一つに、

僕の感想が載ったんです!!!!

#本日一番の太字で伝えるヤツ

お友達の方々いてめっちゃ嬉しい!!

この豪華なメンバーの中に一際ひときわ違和感を放つ【コッシーさん】の文字(笑)
とても恐縮ですが、めちゃくちゃ嬉しかったです!!ありがとうございます!!

え?これが言いたかっただけだろって?
いやいや決して帯に載ったことを自慢したかったわけじゃなくて、せやまさんの【クリームイエローの海と春キャベツのある家】は本当に素晴らしい作品です!!って声を大にして言いたかったです!!ホントにホントだよ!!
でも裏の帯には注目してね。
#結局それが言いたい
#せやまさん朝日新聞出版さん本当に申し訳ありませんでした


#せやま南天さん
#クリームイエローの海と春キャベツのある家
#クリキャベ
#帯デビューしてしまった
#訪問介護
#家事代行
#宣伝部長

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