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未来のために

以前まで求人の応募が全く無かったくせに採用が決まった途端堰を切ったように応募がくる現象に誰か名前をつけてください。#もうちょっと早く応募しようか

こんにちは、コッシーです。


さて、この前の休日に録画していた『ダイの大冒険』を一気に観ました。

ダイの大冒険は元々は週刊少年ジャンプで1989年から連載がスタートした漫画で、勇者ダイとその仲間たちが大魔王バーンを倒すまでの闘いとダイたちの成長の軌跡を描いた誰もが知る名作中の名作です。

そんなダイの大冒険が復刻するようなカタチで昨年からTVアニメが始まりました。僕は昔からこの作品が本当に大好きで、僕の小中学校時代のバイブルと言っても過言ではなく、今回のアニメも毎週録画をして欠かさずチェックしています。

僕が特に好きなキャラクターはダイの親友でもある魔法使いのポップという青年です。

物語当初の彼は臆病で弱虫で保身のために仲間を見捨てるような男でした。しかし物語が進むにつれて少しずつ成長を遂げていき最後にはパーティーには無くてはならない存在で、もう1人の主人公と言うほど中心人物になっていました。

そういう成長物語が少年漫画の王道と言っちゃえばそれまでですが、不器用ながらも好きな子を見守る姿や、厳しい戦いの中で大きく成長する姿や、仲間のことを誰よりも大事に思う姿、そして勇気をもって生きる大切さなどを少年時代の僕はポップからたくさん教えてもらいました。人間味溢れるポップの姿に度々胸を打たれたものでした。


そんなポップの好きなシーンベスト5に入る回がこの休日に観た放送の中にありました。

それはポップがダイや他の仲間を守るために自らの命をかけて敵と共に自爆するシーンです。

記憶を失ったダイを奪おうと現れた竜魔人バラン。バランの圧倒的な力の前になすすべなく次々と倒される仲間たち。絶体絶命のピンチにポップが決断したのはメガンテ(自己犠牲呪文)でした。

自らの命をかける事の善し悪しは置いといて、初めてこのシーンを漫画で読んだ時は「仲間のために命をかけるポップ…マジかっけー!」と本当に感動しました。

今回、30年ぶりくらいに同じシーンを拝見して再び感動を覚えましたが、昔とは少し違う感情を抱きました。

この時、ポップは敵わない相手に対してなぜ自分の命を投げ売ってまで戦ったのか、今回改めてアニメでそのシーンを観るまでは、『仲間を守るため』だと思っていました。

いやその想いに嘘はないと思います。しかしポップはメガンテを放つ際、こんな風に言っていました。

「おれはダイにために…勇者のために死ぬんだ…言ってみりゃあおれたち人間の未来ってヤツにためにさ…」

「こ…こんなカッコイイ死に方は他にねえよな…」

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そう、ポップは人間の未来のために自ら犠牲になることを選んだのです。

勇者であるダイがこの世界に残れば、たとえ魔王軍がいようときっとなんとかしてくれる、ダイなら世界を救ってくれる、そう思ったに違いありません。


未来のために__


すごい、やっぱりポップは本当にすごい。さすが僕が30年尊敬し続ける男です。


最近、社内で職員が退職したり休職したりと人手不足に陥りました。現場を守るためにあらゆる対策を施行しました。それにより何とか支障をきたすことなく運営が出来ています。

しかし、それは場当たり的な対応であり、本当に職員や事業所そして会社の未来に繋がっているかを考えた時疑問が生じました。

ポップのように未来のために命をかけることは出来ませんが、ただもう少し未来を見据えた対応をしないといずれほころびが出てくるんじゃないかと思いました。

順調に運営出来ている今だからこそ、先々を考えた対策を考えていきたいと思います。


ポップは今も昔も変わらず僕に大切なことを教えてくれます。

そんなポップに憧れ、今日からはHNをコッシーから『コップ』に改めたいと思います。いつかメドローア打ちます。#嘘です#今まで通りコッシーでお願いします#コップはちょっと恥ずかしい


それではまた。

コッシー




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