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リスキリングとしてのファンドレイジング - 新しいスキル習得には実践の現場が必要だ

リスキリングが話題だ。白状すると、Re-Skillingではなく、Risk-Killingだと思っていた。まあでも、Re-SkillingはRisk-Killingだ、って言ってしまえば、そうとも思える。人は学び続けなくてはならない。

2013年から2017年まで、社会的養護のこどもための奨学金支援プロジェクト「カナエール」というのに関わっていた。プロジェクトでは現場でカメラマンをしつつ、主にプロモーションチームの一員としてプロジェクトへのお金集めや人集めをしていた。

あれから随分経つ。40歳過ぎて、ふと立ち止まった時に、どうもあの頃の僕は、そういうことを、少なからず楽しんでいたのではないか、と思い起こした。僕の職業は、デザイナー、プランナーではあるけれど、第三の職能として、ファンドレイザーを目指そう、そう思った。

しかし、座学がそれほど得意ではない。

そこで、かねてから付き合いがあったNPO法人ブリッジフォースマイルのファンドレイジングチームに飛び込んだ。サポーターを中心とする、十数人のチームだ。僕は寄付月間に向けた企画を担当することになり、18周年記念のキャンペーンを展開している。

加えて、先日NPO法人soarのサポートファンディングというのを立ち上げた。同じくsoarが7周年ということで、100万円を目標にしたクラウドファンディングを現在実施中で、それを個人としてサポートする形だ。

リスキリングに重要なのは、習得しようとするスキルを試し実践できる「現場」ではないかと感じる。カナエールに関わる前は、僕に大規模イベントのプロモーションなどなく、文字通り現場で学んだ。

同じように、今、リスキリングの実践の現場として、2つのフィールドを得た。このことが大きい。色々試せる。失敗もする。結果が出なくてもやもやする。しかし、学びがある。

社会貢献の「現場」にこだわらなくても良いと思うが、日々の仕事とは別に、何か「現場」を持つことが、リスキリングへの近道ではないか?何かプロジェクトに関わるとか、何かボランティアをするとか、何か副業を始めるとか、なんでも良いと思うのだけど、プレイヤーになることが肝心だ。

なんせ、座学、それほど得意ではない。

是非、僕が関わるプロジェクトも覗いてみて欲しい。僕の「現場」だ。

「現場」を持つことが、リスキリングへの近道ではないか?

そんなことを考えている。


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