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留学先での友達の作り方

これから留学に行くぞ!って人で、不安を抱えている人ってたくさんいますよね。
語学力への不安や文化の違い、治安面などの不安などなど、人によって様々な不安を抱いていると思います。

その中でも特に、人間関係 -友達を作れるか- を不安に思っている人は特に多いんじゃないでしょうか。
実際僕はアメリカに留学していましたが、留学前に1番不安だったのは友達を作れるかどうかでした。

そこで、僕がどうやってアメリカで友達を作っていったかをシェアしたいと思います。

いきなり友達はできない

前提として、留学先で現地の友達はすぐに・簡単にはできないと思ってください。少なくとも僕はそうでした。

英語力やコミュ力に相当長けていれば違うのかもしれませんが、多くの人は最初は友達作りに苦労します。
そして現地にいる日本人や留学生同士で仲良くなります。

日本人同士で仲良くなっても大丈夫です。
むしろ、安心できる環境を作ってください。

誰だって慣れない海外に1人でいて、流暢でない言葉だけで生活していれば絶対に疲れます。
そんな時に拠り所になる安心できる場所は本当に大事です。

「留学に来ているんだから、英語だけを使って現地の友達を作らないと!」と焦る気持ちは分かりますが、そう思い詰めるあまり どんどん自分を追い込んで、病んでしまう人を見てきました。
だからこそ、「最初からたくさん友達を作るなんて難しいんだ、徐々にステップアップしていくだ」というスタンスで、自分の中のハードルを少し下げてあげるのも留学生活には大事です。

(とはいえ留学先で日本語で話すのはもったいないので、日本人同士でも英語を使う、などのルール作りはしておきましょう)

英語ができる ≠ 友達ができる

じゃあ、十分な英語力が身につくまで友達ができないのか?と言われると、決してそうではありません。
英語力がなくても 現地の友達はできます。
逆に言うと、英語力さえあれば 友達ができるわけではありません。

考えてみれば当たり前で、お互い日本語が母語の日本人同士でも話が合わず友達関係にならない人もいますが、一方で拙い日本語しか話せない留学生だけど、大切な友達もいますよね。

大事なのは語学のレベルではなく、共通の趣味や 相手の興味を惹ける知識・特技、そして一緒にいたいと思える人柄だと思っています。

英語力に自信がなくても構わないので、まずは勇気を持って会話をスタートさせることから始めましょう。

(とはいえ、英語力もめちゃくちゃ大事です。今まだ日本にいる人はしっかりと英語を準備して行きましょう。留学中の人も、特に会話の中で出てきた単語はしっかりと復習して、自分も使えるように練習しましょう。)

自分が語れるコトを語る

でも、「勇気を持って会話をスタートしましょう!」なんて簡単に言ったけど、それが難しいんですよね。苦笑
僕も、「会話をしなきゃ」とは思っても、全然話しかけるきっかけがありませんでした。

そんな時に僕がやったのは、自分が得意なマジックでした。

(アメリカでマジック披露すると、最高のリアクションが帰ってきます。めちゃくちゃ人気者になってスーパースターになれます。笑)

自分が得意なコトで興味を持ってもらえば良いんです。
僕の場合、それはマジックでした。

言葉を使う必要がなく、かつ相手に興味を持ってもらえるのが僕にとってはマジックで、それがきっかけでいろんな人と知り合えて、その中でもっと仲を深められたのが今の僕の大事な友達になっています。

人によっては音楽が得意かもしれないし、スポーツで活躍できるかもしれない。お茶を立てたり着物の着付けができるかもしれない。昆虫についてめちゃくちゃ詳しいかもしれない。

そのどれでも大丈夫です。
自分の得意なことを活かして、恐れずに話しかけてみてください。

高校や大学のクラブに行けば、自分と共通の得意なことを持つ人の集団に出会えます。
その人たちと 得意なことを通じて仲良くなって、友達の輪を広げていけば良いんです。

全員と友達になるなんて難しいですが、絶対にそのコミュニティの中に1人は、あなたに興味を持ってくれる人がいます。
多くの人とそれなりに仲良くなるより、気の合う数人と深く仲良くなってください。
それが財産になり、留学に行った意味になります。

得意なことなんてない。そんな人は

「自分には何も得意なことなんてない。」そんな人もいるかもしれません。

そういう人は、日本文化について語ってください

繰り返しますが、自分の得意を活かせば良いんです。
現地の人より日本について全然知らないって人はいませんよね。

自分の住んでいた地域のこと、日本の歴史のこと、アニメや漫画のこと。日本食のパーティーを開く。日本語教室をやってみる。

そういったことに興味を持ってくれる現地人は絶対にたくさんいます。

そんな人と、「自分が日本出身である」ということを活かして会話をすれば良いんです。

自分に語れることで、興味を持ってもらえれば良いんです。

(アメリカにあるお寺で、日本について講演した時の写真。プロジェクターが使えず焦ったけど、興味津々で話を聞いてもらえました。)

最後に

とにかく大事なのは、「自分だから語れること」を語ることです。
絶対に皆さん1人1人にはそれぞれ得意なことがあって、それを聞きたいと想う人がいます。

そんな人を1人でも見つけて、その人をきっかけに様々な体験をして、留学経験を楽しんでください!

もし何か不安なことや難しいことがあれば留学経験者として相談に乗るので、休むときは休みながら頑張ってください!

note読んでいただき ありがとうございます! 頑張って執筆していきますので、よかったら次の記事も読んでみてください!