FOOKです！

最近は忙しくなかなかアウトプットが出来てませんが、やめたわけではないので、引き続き見かけたら読んでくれたら嬉しいです。

今回はプロ選手になりたいという人や、仕事などで高いレベルを目指している人になんかも言える事なんかを僕が経験してきたことを通して伝えていければなと思います。

・トライアウトからプロになる選手がまず求められること

そもそもトライアウトから加入する選手が基本的に即戦力になることはあまりないと考えています。
(元々プロのキャリアがあるような選手は除く)

ベンチにいる時間が多い中で、どうチームに貢献できるかが大切なのです。
練習から声をだしたり、チームの雰囲気をよくするためにメンバーとたくさん会話したり、チーム全体のバスケに取り組む姿勢の基準をあげられるように普段の練習強度や熱量をあげたり。
自分が何をすべきか感覚的にわかる人もいると思いますが、意外とこれがわからない選手が多い気がします。

もちろん個人の技術的な部分が大切なのは当たり前なのですが、それはあくまでも個人の問題であって、チームの問題ではないですし、チームスポーツにおいて、自分だけよければOKというのは問題外です。
自分がチームに加入することで、バスケの力でチームにどう貢献出来るかを考えるのは大切ですが、バスケ以外の部分でどうチームに貢献できるのかを今一度考えてみると良いと思います。

・いきなりスター選手になるのは無理

NBAでもこういった話はよく出てきますし、NBAでさえ、実力以外のところの人間性の部分をかなり重要視しているのです。

ただでさえ試合に出ている選手達より実力的に劣っていて、バスケでのチームへの貢献度が少ないわけですから、バスケ以外のところでチームに貢献できる力を身につけるのは技術を磨くのと同等かそれ以上に必要な部分なのではないでしょうか。

先日のNBA FINALSでも両チームともに試合にあまり出れていない選手達が試合に出ている選手にたくさん声をかけていたり、ベンチの雰囲気を良くしようとしていたのがとても印象的でした。
自分達だって試合に出たいだろうし、悔しい気持ちがある中で、自分の役割を受け入れて、チームのために出来ることを最大限やろうとしていたのです。

そういった悔しさをエネルギーにして結果を残していける選手がスターになっていくと思いますし、そこで不貞腐れるのか、エネルギーに変えられるかでその後のキャリアに大きく影響するはずです。
悔しさをエネルギーに変えられる人はきっとスターになれると僕は信じています。

・高いレベルに行けば行くほど人間性が大事

実際普通の会社や部活動なんかにも照らし合わせて欲しいのですが、仲が良く、雰囲気の良い会社やチームと、そうでない会社やチームとでは明らかに成績や充実度が変わってくると思います。

実際僕も学生の頃、ポテンシャルは高いメンバーが揃っているけど、メンバー同士の仲があまり良くないのか、結果を残せないチームはたくさん観てきました。

反対に僕が大学生の時は、高校までの実績がない選手ばかりでしたが、チームの仲が良く、それでいて、しっかりと切磋琢磨できるメンバーだったため、監督、コーチもおらず、スポーツ推薦などは1人もいませんでしたが、関東の3部リーグに昇格することができました。
(昨年度の後輩達はコーチはついたものの、推薦メンバー0で3部リーグ5位。元プロ選手がコーチしていて、強豪高校出身選手が多数所属している大学にも勝利しました。)
それだけ、チームの成績には、技術以外の部分が強く作用するのです。

プロになりたいと思っている選手や良い成績を残したいと思っている人には、是非物事に取り組む姿勢であったり、ポジティブな思考などといった人間性の部分を養っていって欲しいと思います。
どういう人と一緒にいたいか、どういう人についていきたいと思うか、どういう人と一緒にバスケをしたら楽しいか。

ここを考えると自ずと答えは出てくると思います。僕は常に前向きで、向上心があって、何事も楽しめる人と一緒にいたいと思うし、尊敬できるし、そういう人と一緒にバスケをやっている時は楽しいです。
だからこそ、そういう人間になっていきたいなと日々思って生きています。

実際僕自身もこういうことにしっかりと気づけたのはプロチームに所属してからです。
内側に入ってみないとわからないことはたくさんありますし、まだまだわかっていないことばかりですが、僕が感じたことが誰かの新たな気づきになれば嬉しいなと思います。

・最後に

Twitterでロサンゼルスレイカーズのベテラン選手、Jared Dudley選手が出演したポッドキャストをまとめてくれたものを見つけました。

チームにとってスター選手だけでなく、ケミストリーを作り上げられる選手がいることがどれだけ大切なことか改めて気づくことができました。

最後まで読んで頂きありがとうございました😊

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