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自分で気づく力

久しぶりの投稿になります。

なかなかアウトプットに時間をさけませんでしたが、その分思考を巡らせたり、インプットはたくさんしました。

インプットはアウトプットするまでがインプットだと前に読んだ本にも書いてあったので、出来るだけ同時進行で頑張ります。笑


キッカケ。

僕も最近はすごい頑張ってる感じ出してますが、実はそんなにストイックではありませんでした。

中学生の頃とかは休みの日はダラダラ昼まで寝てるなんてザラでしたし、大学生2年の時くらいまでわりとそんな感じでした。

でもなぜそうならなくなったのかというと、誰に言われるでもなく、自分自身で目標に向かってやらなければいけないことが何なのか気づいたからです。

自身の課題を改善していくには、このままの生活をしていては改善できない。そう"自分"で気づいたのです。

これに気づいたキッカケは色々ありすが、1番はその当時足りていなかったフィジカルの部分で自分よりも上のレベルの選手との差を感じたからです。

神奈川の大学だけで行われる神奈川リーグというのがあり、そこで東海大学のBチームと試合をする機会があるのですが、そこでは毎回フィジカルの差を大きく感じていました。

感じてはいたものの、自分の弱い部分は言い訳して目を向けないようにしていました。けど、2年の冬にあった東海大Bチームとの試合で60点差くらいの大敗を喫したのをキッカケに、本格的にフィジカル強化に力を入れ始めました。

当時はめちゃくちゃ悔しくて、同じ大学生なのに、ここまでボコボコにされるかと。このままじゃプロなんて夢のまた夢のまた夢の夢くらいだと思いました。

これは1つのキッカケに過ぎませんが、この自分で気づくということがすごく大事で、誰に何を言われても、自分でそれを本当に必要だと思っていなければ、結局人は何も行動しません。

コーチや監督にあれしろこれしろと言われても、本人が必要性を感じなければやりません。

その場だけやったとしても続きません。

じゃあ指導者などはどうしたらいいかというと、そういうのに自分で気付けるような機会を作る事や、気づける環境を作ることが大切なのではないでしょうか。

(僕の大学の場合は、当時は監督コーチはおらず学生だけで活動していたので、客観的にアドバイスなどを言ってくれる人はいないに等しい状況でした。)

僕みたいにフィジカルが必要だと感じているのにトレーニングをあまりしない選手がいるのであれば、フィジカルの差でコテンパンにやられるような相手と試合させるとか、試合中のコミュニケーションが必要だと思うのなら、トップレベルの試合を生で声の聞こえる距離が観戦させてみるとか。その必要性を本人達に感じさせる必要があります。

これはあくまでも例えですが、自分が目標にしていることを達成するために何が必要なのかを理解し考え、そしてそれを行動に移す力というのを持ち合わせている人は思っている以上に少ない印象です。


先日読んだこの記事に色々考えさせられることも書いてあったので、時間がある人は読んでみてください。



経験

小学校の頃にも似たような経験があって、小学四年生くらいの時に当時地区で強かったチームと試合をした時に、そこのチームのスーパーディフェンダーから全くボールを運ぶことが出来ず、6分間で30点くらい相手チームに得点された経験があります。

その時もわりとドリブルには自信があったほうですが、その最恐の経験をして、ドリブルをもっと上手くつけなければ活躍出来ないのだと感じました。だからこそ、毎日練習日以外でもマンションの下で何百回も何時間もドリブルをつき続けましたし、常にその人を目の前にイメージしながら練習しました。

今思えばあの時から自分で必要なことが何なのかを考える癖はついていたのかもしれません。単なる負けず嫌いと言うのもありますが。


小学生の頃の経験や、大学生〜フリーターの時期に取り組んだことがプロになれたという結果に結びついたからこそ、自分で考えて取り組むことの大切さがわかるし、誰かにやらされるより、自分で考えてやったほうが楽しいということを最近はより感じられるのだと思います。


こういう成功体験も成長する上で欠かせません。挫折と同じくらい、成功体験というのは成長するうえでかかせない物です。
何もせずに成功するのではなく、色んなことを工夫して、考えて、必死になって取り組んだ上での成功。これがあると、自然と選手は育っていくのではないかなと思います。

正確にいうと、指導者があーだこーだいって、その時期は一見選手が成長したように見えるかもしれませんが、それを選手自身が必要性を感じ、卒業したあとなども継続したり、選手本人が考えて、自らの意思で成長していくこと以外は成長とは言わないかもしれません。


さいごに

僕のこの記事を読んでくれている人はきっと意識の高い人だと思います。わざわざ時間を割いて、人の考え方に触れようとしたりしているわけですから。

なのでもしかするとこんなの読まなくても常に自分で考え行動していると思います。

ただ自分はそう出来ていても、出来ない人がいるということを理解することも大切ですし、何より出来る人は出来ない人に自分と同じレベルのことを強要しがちです。

出来るからこそ、わかっているからこそ、出来ていない人にどう気づかせてあげられるか、無闇に答えを教え過ぎず、自分で考える環境を作ってあげられるかが大切なのではないでしょうか。

最近は自分自身が周りに教えたりする環境が増えたからこそ気付けたことですし、まだまだ僕自身考え学び続けなければいけませんが、わからないからといってすぐに誰かに答えを教えてもらうのではなく、自分で答えを考え、探すことで、より物事の理解が深まるはずです。

自分の好きなことをより楽しむために、自分の目標を達成するために、何をすれば良いのか、何が必要なのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか?


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