なつこ

二児の父であり、キャンプが好きであり、仕事では人事(採用)を長年経験してきた38歳のお…

なつこ

二児の父であり、キャンプが好きであり、仕事では人事(採用)を長年経験してきた38歳のおじさんがお届けしてまいります。

マガジン

  • こどもから教えられること

    6歳の娘と0歳の息子から教えられること

  • 就活の違和感

    長年採用に関わってきた採用担当者が就活で感じた違和感を綴っていきます

  • お父さんのキャンプ奮闘記

    お父さんキャンパーがキャンプに纏わるモノ・コトをご紹介していきます

最近の記事

心理的安全性

よく、幼少期の頃に「アイデンティティクライシス(自己喪失を味わうほどの苦しさ)」を味わった子供や、「セキュアゾーン(心理的安全性を担保された環境)」を持った子供は、大人になってからも強いと言われることがあります。 自己喪失を味あわせる事は、出来れば親としては望む事ではなく、どちらかというと偶発的な出来事なので、今回は心理的安全性の保ち方についてのお話です。 そもそも、心理的安全性は環境によって担保されるものです。 子供が幼少期の頃に経験する環境は、大きく環境は学校か家庭

    • 〜就活の違和感⑥〜 心で分かっていて、頭で解ろうとしている時

      1,心と頭の矛盾人間、頭と心の見解が一致している時の判断は迷いません。 でも、直感的に正しいと思っていても、その決断が自分にとって不利益になってしまう可能性を秘めている時(往々にして周りの人と違うことをする時)には、判断に迷うものです。 そんな時に、その人の深い一面が垣間見れることが多いです。 2,無意識の認知と意識的な理解人が「解釈」するプロセスの前には、「認知」経路をたどる場合と、事実の「理解」経路をたどる場合の2種類に分かれます。 「認知」は、目の前で起こった事

      • 〜就活の違和感⑤〜 学祭のアセット

        1,自分のアセットは?よく、ベンチャーか大企業かという分類で、「大企業の方がキャッシュのアセットがあるので..」的な話から、大企業を希望している学生さんとお話をしていました。 ここでは、本当にそうなのか?という議論は横に置いておいて、そもそも学生さん自身のアセットは何なのか?という話。 結論から言うと、それは時間しかないと思っています。 よく、「ヒト」「モノ」「カネ」という分け方をする人がいますが、誤解を恐れずにいうと、殆どの学生さんは大した人脈、物的資源、お金を持って

        • 目と耳と心で聞くこと

          1、イヤイヤ病最近、何かあるたびに嫌だ嫌だと駄々をこねる娘。 まぁ、そういう年頃だしいっかと思うことも多々あるのですが、命に関わることや、他人に迷惑を掛けることなど、見過ごせないことも多々あります。 そんな時に、うちの妻は「目と耳と心で聞きなさい!」と強く言うことがあります。 2、目と耳と心で聞くこと物理的に、目を見て耳で聞くことは容易なのですが、心で聞くことは本当に難しい。 きっと、 ・誰から言われるのか? ・何を言われるのか? ・どのタイミングで言われるのか

        心理的安全性

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        • こどもから教えられること
          3本
        • 就活の違和感
          6本
        • お父さんのキャンプ奮闘記
          1本

        記事

          一番大切な挨拶

          1、定規を折る先日、6歳になる娘が定規を学校に忘れてきたと言った。 よくよく妻が詳細を聞いていると、「遊んでて定規を折っちゃった」と告白。 当然、妻は激怒し、私も怒りたかったが、逃げ道を無くさないよう、フォロー側に回るという出来事があった。 常々、子供には「勉強なんてできなくて良いし、スポーツなんて苦手でも良い。それでも挨拶だけはキチンとしようね」と言い聞かせてきた筆者にとっては、結構ショックな出来事だった。 2、一番大切な挨拶普段から、子供には「挨拶には種類があるん

          一番大切な挨拶

          マストバイのキャンプ雑誌

          今年もキャンプの季節がやってきましたね。 (もう、とっくに始まっていますが、、) キャンプの醍醐味は、大自然の中でのんびり過ごすこと! それはいうまでもありませんが、筆者の性格的にモノにも拘りたくなってしまいます。。 そんな時にお役立ちの雑誌がこれ。 滅多に雑誌を買わない筆者ですが、これだけは毎年発売を楽しみになってしまう一冊。 この中から、新しい仲間が増えてしまうことは言うまでもないでしょう。。。

          マストバイのキャンプ雑誌

          〜就活の違和感④〜 嘘の大罪

          1、嘘じゃないという大前提使い古された言葉ではあるけど、就活は結婚のようなものとよく言われています。 改めて、これは言い得て妙だなと。 お見合いでも恋愛でも、本当にお互いのことを理解し、知ることがスタートライン。 これを間違えると、どこかでお互いが必ず不幸になる。 これは、就職にも言えること。 学生だけでなく、企業もお互いの本当の姿を見せ合うこと。 その中で、良い部分も悪い部分も分かった上で、お互いが一緒になる。 本当にその決断が幸せかなんて未来の話は置いておい

          〜就活の違和感④〜 嘘の大罪

          〜就活の違和感③〜 成長

          1、「成長できる会社に行きたい!?」学生さんとお話ししていると、「就活の軸」という言葉とセットで、「成長できる会社に行きたい」という言葉をよく耳にします。 この時点で、自分で成長することを放棄して、成長させてくれる会社を選ぶという受け身な姿勢が見て取れます。 できれば、外部環境に寄らず、自ら成長し、組織に貢献してくれる人の方が良いに決まってるので、採用担当者から見るとあまり好ましくは思われません。 でも、それって本当に悪いことなんですかね? 人間、程度は違えど、「環境

          〜就活の違和感③〜 成長

          〜就活の違和感②〜 決断と判断

          1、語彙の大切さ学生さんとお話ししていると、「決断」と「判断」という語彙をごっちゃにしているケースが多い。 そんなの一緒じゃん! と、括ってしまうことは簡単だけど、そこには大きな違いが存在しています。 この言葉に限らず、言葉選びは本当に大切。 言霊という言葉があるように、自分が自分の意思で発する言葉には魂が篭る。 逆に他人から借りてきた言葉には、軽さしか感じません。 今回はそんな一例の、「決断」と「判断について触れてみます。 2、判断と決断の使い分けこれは、私の解

          〜就活の違和感②〜 決断と判断

          ~就活の違和感①~ 優秀さ

          はじめまして いくつかの会社で、採用担当者を何年かやっている中で、あれっと「違和感」を感じた言葉がいくつかありました。 そんな違和感を、自分の中で言語化してみようかなと思い、noteに綴ります。 あくまで、私の主観ですので、そういう考え方もあるんだろうなという感覚でご覧ください。 第一回は「優秀」という言葉についてです。 1、「優秀」という言葉が就活で使われやすい理由この時代にあって、まだまだ大きい会社に入って、「まあまあ良い給与」「まぁまぁ良い福利厚生」「あると嬉

          ~就活の違和感①~ 優秀さ