アイディア農場プロジェクト:法務のお仕事と図解の技術とスライド作成(ペアコンセプトなど)(2019年11月9日更新、2019/11/2開始)

「このページは通読用のものではありません。
ここにあるのは、思考の断片、アイディアの種です。
毎日ひとつを取り上げて読み、それに対して考えを巡らせてください。
そこから、新しいアイディアが芽を吹き、成長することを期待します。」(野口悠紀雄さん)

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法務にとって、図解は重要。新サービス設計開始時に、法務として入り込むことが多く、ホワイトボードにサラサラと描くと、議論が建設的になり、足りないパーツ、論点が鮮明になるため、図解は重宝している。

この資料の元となっている本が良い。絵心がなくても、描ける勇気を持てる。 →、¥、○という要素で描ける。→とは別に、当事者同士を繋ぐーを、契約関係として、私は使っている。 




・事業理解のためには、図解が重要。ビジネスモデル図解は参考になる。法務が、新規事業立ち上げ支援の目的に利用するには、カスタマイズが必要。「当事者」も 「サービス」も同じ階層で描いているため、当該目的のためには使いづらい。カスタマイズ方法を言語化したい。

・#直感と論理をつなぐ思考法

妄想→知覚→組替→表現という流れにあえて当てはめると、知覚の際に「箇条書きではなく、絵にして考える」ということ。言語モードをオフにして、一度、絵を経由して、再度、言語化、というプロセスが大事。

パワーポイントでなく手書き。iPadでApple Penciでも問題なし。

Nakagawa
@nakagawa_fbbiz
外資系コンサルが実践する 図解作成の基本(吉澤 準特)
・こんな人向け
パワポ作成上手くなりたい人
・ざっくり内容
図形の形/色は?などの基本的から、図解のパターンや洗練されたビジュアライズまで広く解説
・良かったとこ
スライド作成時に生まれる疑問は大概これで解決。一番お世話になってる


【新サービス立上げ時に作りたい三大図解】

ピクト図解メソッドを使って、①ビジネスモデル、②情報の流れを描く。さらに、記法は模索中だが、③戦略ストーリーも図解する。 ②の記法も体系化したい。情報の内容、第三者提供を含めた利用目的も図に盛り込む。

▼①ビジネスモデル

▼②データの利活用に関する図解(情報の流れ)

⑴生データ、⑵何らかの加工を加えたデータ、⑶統計データという情報類型に着目したシンボル、情報の利用方法・目的に着目したシンボルを用意する必要がありそう。 法務パーソン同士のオープンイノベーションで作れたら面白い。でも、既に体系化されているのかもしれない。

数学の発展も、記法によるところも大きいと聞く。抽象的な内容を、共通の記法で示せたら、組織やチームの生産性は上がるだろう。

▼③戦略ストーリーの図解

【スライド作り】

スライド作りの観点では、以下の本が名著。問題解決とスライド作成を融合させているところも凄い。

中川邦夫 他2名
ドキュメント・コミュニケーションの全体観 上巻 原則と手順
5つ星のうち5.0 (5)

https://amazon.co.jp/dp/4904256050/


以下も名著。義務教育の教科書にしたい。

中川 邦夫 他2名
問題解決の全体観 上巻 ハード思考編 (知的戦闘力を高める全体観志向)
5つ星のうち4.7 (12)

https://amazon.co.jp/dp/4904256026/


『問題解決の全体観』に載っている切り口を使って、法務で良く使うフレームワークを追加、蓄積していこう。法務特有のフレームワークがあるはず。 

▼キーメッセージの文字数など参考になりそうな情報

・20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす
単行本 – 2019/7/5 リップシャッツ 信元夏代 (著) 
5つ星のうち4.8 31個の評価 

こちらは20字。

・「キーメッセージは、「13文字」以内にまとめる」
『社内プレゼンの資料作成術』のp.64に記載。

・「あまり書くことに慣れていない人ほど、「タイトルを32文字以内におさめてから書き始める」というクセを付けるといいと思う。」 企画は32文字以内にすると、けっこうバズる


・575=17文字。57577=31文字。32文字以内という規律であれば、57577の31文字であれば、規定範囲内だ。


▼伊藤忠の「《別 記》 『スタッフ勤務の参考』」

・幾山河―瀬島龍三回想録 新書 – 1996/7/1 瀬島 龍三 (著)
5つ星のうち3.8 20個の評価 

再度、読む。特に、伊藤忠時代の心得的なものを読みたい。従業員向けのメッセージのタイトルを知りたい。

・「《別 記》 『スタッフ勤務の参考』」がタイトルだった。 全12項。 

①【心構え】1、〜5、 
②【主体に対し】6、〜8、
③【主体に属するラインに対し】9、〜10、
④【業務内容】11、〜12、 

「主体」という言葉遣いが面白い。

▼法務領域から引き出せるペアコンセプトなど

◇『これからの「正義」の話をしよう』

・権利と義務

・所得と富

・力と機会

以上




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