アイディア農場プロジェクト:アートと●●(2019/11/17更新、2019/11/02開始)

「このページは通読用のものではありません。
ここにあるのは、思考の断片、アイディアの種です。
毎日ひとつを取り上げて読み、それに対して考えを巡らせてください。
そこから、新しいアイディアが芽を吹き、成長することを期待します。」(野口悠紀雄さん)

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「アートと●●」の●●がまだ思いつかない。候補は以下。
・企業におけるビジネス
・イノベーション 
・法務 
・個人や組織の能力開発(功罪) 
・変革 など

著作権などの切り口は、専門家の方が多数いるので、取り扱わない。

▼バンクシー

*ストリートアーティストのバンクシーについての記事。面白い。反骨精神を持つアーティストが好きだ。反骨精神とユーモアを兼ね備えていたら、最高だ。 

すずき・とうこさん「バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー」
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/19750


・切り口1 作品の公表手法:無許可で作品をボムするor許可を得て公表する 

・切り口2 メッセージの内容:暴力的な攻撃orファンタジーや美学 

・切り口3 体制や権力との関係性:反体制・反権力or not

この対立軸で、自分の好き嫌いを判別しても面白いだろう。より自分の好き嫌いを明確にできる切り口だ。



▼美術館

・最新技術とアートから見る近未来の人間像。「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命-人は明日どう生きるのか」(森美術館)
→2019年11月19日~2020年3月29日

・ゴッホはいかにしてゴッホになったのか?「ゴッホ展」(上野の森美術館) 
→2019年10月11日〜2020年1月13日

カルティエからバスキア、未来の芸術まで。2019年秋に注目したい13の展覧会
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/20407#.XaB1aqyeUqY.twitter

▼ゴッホ

ゴッホ研究の第一人者である圀府寺司先生との対談にも注目したい。 


■今までに行った展覧会と気になった作品

駆け足で一通り見て、気になった作品を2点選んで、じっくりと鑑賞するようにしている。気になった作品には、10点満点で点数をつける。純粋に自分が好きな作品と、誰かにプレゼントしたい作品とで、それぞれ1点ずつ選ぶ。1点あたり、10分から20分程度。3点をじっくり鑑賞することも試したが、集中力が続かない。なので、2点に絞っている。

▼松方コレクション展@国立西洋美術館 2019年6月11日〜9月23日

・チャールズ・ネイピアー・へミー(Charles Napier Hemy)の「水雷艇夜戦の図(Battle Scene of Torpedo Boat Destroyer at Night)」(制作年 1905年)が良かった。9/10点。この作品が個人的には一番好きだった。普段は、横須賀の記念館「三笠」に所蔵。

・フィンセント・ファン・ゴッホの「ばら(Roses)」(制作年 1889年)も良かった。9.5/10点。家に飾りたい部門で、本展覧会で1位。こちらは東京の国立西洋美術館に所蔵。

パリのオルセー美術館で一番好きだったのが、ゴッホの自画像で、衝撃を受けた。力強さとオリジナリティ。その時から、ゴッホが好きになった。本物を実物で見ることの威力、すごさを体感した。感動。

パリ行きの飛行機で、原田 マハの『たゆたえども沈まず』を読んだ。表紙はゴッホの代表作『星月夜』だ。いつか見てみたい。今はどこみ所蔵されているのだろうか?

たゆたえども沈まず 単行本 – 2017/10/25
原田 マハ (著)
5つ星のうち4.5 69個の評価

林忠正が主人公。実在の人物だ。その延長線上に、松方幸次郎がいる。

林忠正について、原田さんは以下の通りに言っている。「日本で最初のグローバルビジネスマン」という視点で、『たゆたえども沈まず』を読んでいなかった。その視点で読むと、新たな着想を得られるかもしれない。

「林忠正の存在はとても大きいです。彼は明治期、パリ万博で日本を知ったフランスにわたり、日本美術を世界に売り込んだ人物。いわば日本で最初のグローバルビジネスマンと言えるかもしれませんね」


当館の松方コレクションを作り上げた松方幸次郎は、1910年代後半に日本に美術館が必要と考え建設を志したのですが、じつはそれより25年も前に、同じ考えを持った人物がいました。パリで活躍した美術商、林忠正(1853-1906)です。
林忠正(1853-1906)は、西洋で日本美術品を商った初めての日本人です。

■その他

地球という惑星の一つのエリア日本国における平日の満員電車のホモ・サピエンスの群れもインスタレーション作品になりそう。この種族のナショナルジオグラフィックでの特集を読みたい。

rikimaru...
@rikimaroot
品川駅はもはや資本主義の「社会の歯車」についてのインスタレーション作品だからな
https://twitter.com/rikimaroot/status/1128808918392614913

以上


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