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音楽と外音を聴きながら自転車に乗ろう(Bose SoundLink Micro)

自転車で音楽を聴きたくて、スピーカーを入手しました。BoseのSoundLink Microという製品です。Bluetooth接続でスマートフォン上の音声を出力することができます。主にSpotifyで音楽を聴いています。気持ち良いですよ!

SoundLink Microの特徴など

この製品は本体裏側のベルトを使って色々なものに固定できます。ハンドルバーに装着して平坦な砂利道をダーッと走っても外れません。もっと激しい状況だと吹っ飛ぶかもですね。ステムバッグの無い自転車だと悪路では手前にズレてきます。音の指向性が強めの設計なのか、ズレると音が小さく感じられます(全方向に垂れ流しではないのは嬉しいポイント)。音量の調整の他に曲の再生・停止とスキップがスピーカー側で操作可能で、これがかなり便利です(今のところAndroidのSpotifyでしか試していませんが)。電源はUSB充電式の内蔵バッテリー。防水仕様らしいので雨が降ってきても安心。

イヤホンやヘッドホンにしないわけ

イヤホンやヘッドホンではなくスピーカーにした理由の第一は安全面です。外音が聞きにくいと、状況判断の材料が減ってしまいますよね。現在、全国共通の法律(道路交通法)はイヤホン等の使用を名指しで禁止してはいませんが、周囲の音を拾えていない状態での公道走行は安全運転義務違反に該当するとされています。また、都道府県条例などによってイヤホン等の装着そのものが禁止されている場合もあるようです。東京都道路交通規則は聞こえているかどうかを問う内容になっています。殆ど話題になっていない気がしますが、自動車のオーディオも扱いは同様なのですね。

(5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。

他の理由としては、身体にあれこれ装着するのが好きではないというのもあります。これは外音が入るタイプのヘッドホンや片耳イヤホンではどうにもなりません。鉄道やバスでの移動であれば外に音を垂れ流すわけにはいかないのでスピーカーは選べませんが、自転車ならOKです。もちろんTPOを考慮した音量で。開放的で良いですよ。

使い始めて改めて思ったのは、出先でのイヤホンやヘッドホンは「壁を作る」ことが目的(の一部)になっているということ。自転車は、周囲の世界との触れ合いをブーストしてくれるマシン。そこに「壁を作る」デバイスは要らない。でも音楽は聴きたい。そこでスピーカーです。同じようなことを考えていた方、試してみて下さい。

私的イメージ曲

自転車で音楽、もアリだなと思うきっかけになった曲の一つ、LumineersのSleep On the Floorを紹介して今回の結びとしたいと思います。ではまた。


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