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ChatGPTを使って咲-saki-とライアーゲームのクロスオーバー小説を書いてみた

現在、巷やネットニュースで話題沸騰中のOpen AIのChat GPTを使って、咲-saki-とライアーゲームのクロスオーバー小説を書かせてみました。

咲-saki- ※wikipediaより引用

『咲-Saki-』(さき)は、小林立による日本の麻雀漫画。主人公を含めた多くの主要登場人物は女子高生。麻雀がより社会に浸透した架空の世界で、主人公たちは競技会に参加するなどして腕を競い合う。2006年より雑誌連載が開始され、2022年現在も連載中。2021年1月時点でシリーズ累計発行部数は1000万部を突破している[3]。

ライアーゲーム ※wikipediaより引用

『LIAR GAME』(ライアーゲーム)は、甲斐谷忍による日本の漫画作品。またそれを原作としたテレビドラマおよびそれらの作品に登場するゲームトーナメントの名称。「LIAR GAME」とは日本語訳で「嘘つきのゲーム」。テレビドラマは2007年にフジテレビ系列で国内放送され、2014年には韓国でリメイクドラマが制作された。

さて、早速Chat GPTに咲-saki-とライアーゲームのクロスオーバー小説を考えてもらいましたが・・・

<出力結果>

早速、作品概要が間違っている!?(;´∀`)

はい。咲-saki-は将棋漫画ではなく麻雀漫画です。
そして、ライアーゲームの概要に至ってはこちらの内容・・・

<ライアーゲームについての出力結果>

もはやどこから突っ込んで良いか分からないレベル!?\(^O^)/
いつの間にSF、ファンタジー異世界転生モノに?

小説を執筆し始める前に、まずはChat GPTが激しく誤解している両作品の概要について教え込むことから始まりました。
その結果がコチラ・・・

<物語の概要についての出力結果>

うんうん。ようやくまともな出力結果がでてきましたが、私がChat GPTに考えてもらいたいのは物語の概要ではなくて、その具体的な内容なのです。

そこで咲-saki-の主人公達が所属する清澄高校麻雀部について、もう少し掘り下げていくことに

清澄高校麻雀部 ※wikipediaより引用

宮永 咲(みやなが さき)
本作品の主人公。1年生。身長155cm。団体戦では大将を務める。白糸台高校3年の宮永照は実姉。 気が弱くて泣き虫なドジっ娘。普段は読書が趣味で、麻雀部入部前に本を貸すという竹井久の誘いに乗って麻雀部の部室に行ったこともある。幼なじみの京太郎との関係は中学2年生のころからのもの。並以上に勉強はできるものの学力は姉の照には及ばない。極度の方向音痴であり、見知らぬ建物で単独行動を取ると高確率で迷子となる。

原村 和(はらむら のどか)
1年生。身長154cm。本作品の準主人公。団体戦では副将を務める。ピンク色のツインテールが特徴的。優れた容姿と年齢に反して大きく育った豊満なバストを持っている。アイドル的な人気があり、天才と称されることもある。普段から年上年下無関係で丁寧語や敬語を使うが、旧友である優希に対しては、名前を呼び捨てにする。

片岡 優希(かたおか ゆうき)
1年生。身長143cm。団体戦では先鋒を務める。お気楽にして豪快な性格だが、同学年の宮永咲や原村和の前では涙を見せたがらないなど気が強い一面もある。語尾に「じぇ」や「じょ」をつけるなど、しゃべり方が特徴的。

竹井 久(たけい ひさ)
3年生。身長164cm。清澄高校学生議会長。団体戦では中堅を務める。 基本的にはオーソドックスなデジタル打ちだが、原村和ほど完璧に効率の計算が出来ないこともあり、大事な局面ではあえて手を崩し、地獄単騎や嵌張(カンチャン)といった悪待ちで他家からの出和了りを誘うなど、セオリーを無視することによって相手を翻弄するような戦いを好み、対戦相手を撹乱する。

染谷 まこ(そめや まこ)
2年生。身長158cm。麻雀部次期主将。団体戦では次鋒を務める。付き合いが長い1年先輩の久とはタメ口で会話している。
染め手が得意。対局中は眼鏡を外すが、目を細めれば対面の捨牌が見える程度の視力はある。

須賀 京太郎(すが きょうたろう)
1年生。身長182cm。宮永咲を麻雀部に誘った張本人、清澄麻雀部唯一の男性部員。咲とは中学時代からのクラスメイトだが、実力や家庭の事情などを聞けるほどの関係性ではない模様で、あくまで人数合わせのカモのつもりで勧誘した。麻雀はまだ覚えたてで、役もまだよく知らない。

登場人物たちのプロフィールを一通り教え込んでいくとようやく以下のような出力結果を返すように・・・

<清澄高校麻雀部についての出力結果>

ん?肝心の主人公である咲がいないような??

「これはいかん」と言うことで、肝心の主人公の存在をChat GPTに覚えてもらうため、宮永咲の性格や能力について立て続けに入力してみました。

宮永咲の能力

宮永咲は負ければお年玉を巻き上げられ、勝ちすぎると嫌な顔をされるからという身勝手な家族麻雀が原因で、勝つことも負けることもしないプラスマイナスゼロで終局させる技術を身につけた。
宮永咲が好きな役でもある得意役は自分の名前に類似した嶺上開花。ただし嶺上開花は結果に過ぎず、実際には「槓材が流れてくる」「嶺上牌を正確に察知する」「槓をすることで他家の手に影響を与え、それを逆用して自分の和了りに生かしたり他家の手を潰したりする」のが作中での能力である。能力を前提とした打ち回しが多く、嶺上牌で和了する、あるいは手を進めることを前提に手作りをするため、リスクを伴う槓を多用したり、槓をするために地獄単騎に受けるなど、一見初心者のような打ち筋に見えることがある。

そして、その結果Chat GPTに出力された結果がコチラ・・・

<清澄高校麻雀部についての出力結果2>

主人公の名前が「嶺上開花」に!?(;´∀`)

「嶺上開花」は麻雀の役の名前。もはや人名ですらない・・・
更には清澄高校麻雀部の面々がカオス状態に。確かに藤田靖子、天江衣、神代小薪、龍門渕透華らは咲-saki-の登場人物ではあるが、いずれも主人公とは異なるライバル校のメンバー。主人公「宮永咲」について過学習させた結果がコレなのか?

気を取り直して、また1から清澄高校麻雀部のメンバーを教え直した結果

<清澄高校麻雀部についての出力結果3>

OK! もうそれでいい!!(;'∀')

めちゃくちゃザックリとした情報ではあるが一応正しそうな内容なので、もうこの設定で通すことにした。
ここまででようやくスタートライン(長かった・・・)
Chat GPTに上手くこちらの意図を理解してもらうには、あまり余計な情報を与え過ぎないのがコツなようです。

では早速、Chat GPT先生に物語の導入部分を執筆してもらうことにした。

<物語の導入部分についての出力結果>

誰だ?君たちは!?(; ・`д・´)

まず高校生がタバコを吸うな。そして彼女たちは花の女子高生である。決して一人称に俺などと言う言葉は使わないだろう(約1名を除いて)
もう冒頭からカオス過ぎて頭が痛くなってきた・・・

なので物語の導入部分をイチからChat GPTに書かせるのは諦めて、最初の入りの部分はこちらで書いて、その続きを執筆してもらう方法に変えてみました。

物語の導入部分

咲「ライアーゲーム?」
久「そう。正確にはライアーゲームを模した麻雀大会ということだけど、なんと優勝者には賞金も出るって話なのよ」
久「うちも部費が残り少なくなってきて困ってたところだし、麻雀の練習も兼ねて皆で参加してみるのも良いかなって」

こちらの導入部分をChat GPTに渡して、その続きを書いてもらった結果がコチラ・・・

<物語の導入部分についての出力結果2>

お、おぅ・・・(´・ω・`)

各登場キャラクターのセリフ回しにそれほど不自然なところはないけれども、何とも微妙なそれでいて面白味のかけらもない言い回し。
やはりイチから小説を書かせるには、まだまだ学習データが足りないのでしょうか?
それとも、まだまだ私のChat GPTへの指示の出し方が甘いと言うことでしょか?
どちらにせよChat GPT先生に小説の執筆を依頼して、私が楽を出来るようになるにはまだ時間がかかりそうです。

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