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Microsoft Bingを使って咲-saki-とライアーゲームのクロスオーバー小説の設定を考えてみた

Microsoft BingがChat-GPT4を搭載した検索エンジンをリリースしたとのことで、早速試してみました。
先日試したOpen AIのChat-GPT3.5との違いは

  1. web検索機能を持っているため、常に最新の情報を参考にして回答を返してくれる
    ※Chat-GPT3.5は2021年までに入力されたデータを元に学習したモデル

  2. Perplexityと同様に回答の元になったリソースを表示してくれる

この2点が大きな違いと言えそうです。
両者の性能の違いを比較するために、まずは前回と同じお題でChat-GPT4を試してみることにしました。
咲-saki-とライアーゲームの内容については、前回の記事で詳しく説明しているため割愛させて頂きます。

咲-saki-とライアーゲームのクロスオーバー小説を書きたい

「咲-saki-とライアーゲームのクロスオーバー小説を書きたい」に対する回答

おぉ!(^o^)

かなりそれっぽい回答が返ってきました。
特筆すべき点は、両作品の内容についてちゃんと理解しているところですね。そして、回答の元になったリソースを詳細情報のところに表示してくれています。

「咲-saki-のキャラクターたちがライアーゲームに参加する話が書きたいです」に対する回答

ちゃんとこちらの意図を汲んだうえで、作品の内容について提案までしてくれています。どれだけ優秀なんだ・・・(~_~;)

「宮永咲と神崎直を主人公にしたいです」に対する回答

うーむ。。。(=_=)

ちゃんとそれぞれのキャラクターの設定も理解しているようですね。
キャラの名前から教える必要があったChat-GPT3.5とはエライ違いです。

その後、何度か質問を続けていると以下の画面に・・・

何度か質問を続けた結果

どうやら、まだ本格的なリリースに至っていないためか、Chat-GPT4の使用制限があるみたいです。
筆者が他の質問でも試してみたところ、5回の質疑応答があった後にそれ以上の質問を受け付けてくれなくなりました。

このChat-GPTの面白いところの1つに、同じ質問をしてもまた別の回答が返ってくることがあります。そこでもう一度、同じ質問をしてみました。

同じ質問を2回続けてみた

咲-saki-とライアーゲームのクロスオーバー小説を書きたいに対する回答(2回目)

ん?(@_@)

少し回答の内容が変わりました。今度はpixivでクロスオーバー小説が多数投稿されていることに触れています。
せっかくなので1回目とは違い、ライアーゲームのキャラクターが咲-saki-の麻雀部に所属するという設定を選びました。

「ライアーゲームのキャラクターが咲-saki-の麻雀部に入るという設定です」に対する回答

なんか提案の内容が少し怪しく?なってまいりましたが、1番無難な展開を選択しました。
ライアーゲームのLGTオフィスのメンバーが仮面を付けながら麻雀をすると言うシュールな絵面もそれはそれで見てみたいですがね!(^o^)

「ライアーゲームの参加者たちです」に対する回答

うーん…なんか雲行きが怪しくなって来ましたね。(^^;)

Chat-GPT4さんはライアーゲームのキャラクター達が麻雀を始めることについて懐疑的な様子です。

「ライアーゲームの参加者たちは麻雀に慣れていない…」に対する回答

「何故この設定にした?」(~_~メ)

と言わんばかりに辛辣なツッコミを入れてくるChat-GPT4さん。
馬鹿な企画につき合わせてしまって、なんかスミマセン。。。

「麻雀の全国大会で優勝したいからだと思います」に対する回答

「何かメリットがあるのですか?」(怒)

すみません。貴重なChat-GPT4様の時間を奪ってしまって誠に申し訳ありません。許してください。m(_ _)m
実は感情を持っているんじゃないか?と思えるほど辛辣なツッコミに、思わず土下座したくなるような感情を禁じえませんでした。
あまりに的外れな回答を続けていると怒られると言うリアルでもありがちなシチュエーションは笑えないですね。(T_T)

少し使ってみた印象としては、Chat-GPT3.5に比べて格段に情報の精度が上がったこと。それから、質問に対して質問で返してくることが多いなと言う印象でした。
人間側が思考を放棄してChat-GPTに丸投げするよりは、こまめに質問をしてこちらの意図を引き出した上で提案をすると言うこの形の方が、我々にとっては有用なのかも知れません。
現時点では1つのトピックに対して使用回数が5回と制限されていますが、今後にとても期待できる性能であったと言えます。

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