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「 質 問 」する時、「?」で終わってない?

こんにちは。

僕です。

note初投稿です。

みなさんが絶対したこと、されたことがある「 質 問 」について気を付けたいことを記そうと思います。

本記事の背景

この記事が描かれる経緯は

「自分自身が質問する人、される人をハイスピードで繰り返す中で有意義な時間を過ごすには?」を考えだした

ということが挙げられます。

具体的にどういうことなのか、どういう環境であったのかを以下に示します。

質問する側としての環境は、内定先のインターンや1on1という面談文化を利用し、知りたいことや気になることや確認したいことを投げまくるという環境でした。

また、新しいことへの挑戦など絶えず行っていたので知りたいことや確認したいことを質問する機会が必然的に増えていきました。

質問される側としての環境では、上記の新しいことの挑戦やコミュニティ運営をするにあたってタスクを分けていく上で方向のすり合わせなどの会議を行うことが必然的に増えてきました。

簡単にいうと、自分より優れている人たちが集まっている環境と自分が引っ張っていかなければならない環境の両方に立ち位置がある状態です。

質問する際に「有意義な時間を過ごす」には?

ここでとても重要になってくるのが時間の考え方です。

例えば、僕が質問する際に使った10分や20分と僕より優れている人が僕から質問を受けた際に使う10分や20分の価値は同じではありません。

極端にはなりますが時間の投資です。

先輩や僕より優れている人が自分に対し期待し質問前と質問後で成長してほしいと思ってもらえているからこそ質問を受け付けてもらえると考えています。

ですから、質問や何かを教えてもらう際にまずは大前提としてそのタイムボックス(取った時間)のゴール(目標:なりたい姿、状態)を設定し共有する必要があります。

その質問を行って自分はどうなっていたいのかを明確にし、相手に伝える。

これが有意義な時間を過ごす上で、最重要な項目になります。

質問する人の心得

ここからは僕が質問する上で大事にしていることを共有していきます。

大きく分けて3つあります。めっちゃ大事です。

1. 背景の共有
2. わからないところを明確にする
3. どういう答えが欲しいのか明確にする

 1. 背景の共有

言葉通りの意味ですが、その質問を持った背景です。

少し抽象化します。

小学生の時に、「先生!トイレ!」とよく言ったものですがこの2単語には「先生、トイレに行きたいです。いっていいですか?」までの意味が含まれています。

ここで具体化させてみましょう。

「このプロダクトの完了条件に悩んでいます!!教えてください!」

めっちゃハイコンテクストですよね。。。

「現在このプロダクトの登録導線の改善チームにジョインしていて、初期情報入力画面の完了条件に悩んでいます!!教えてください!」

何事もそうですがローコンテクストって素晴らしい。

双方向のミスリードを防ぐためにも背景の共有、ローコンテクスト化を積極的に行うと良いです。

質問される人にも親切です。

2. わからないところを明確にする

さて、2つめです。

先ほどの質問を再利用しましょう。

「現在このプロダクトの登録導線の改善チームにジョインしていて、初期情報入力画面の完了条件に悩んでいます!!教えてください!」

まだまだ、どういうことなのかわからない部分だらけです。

「初期情報入力画面の完了条件に悩んでいます」

初期情報入力画面?完了条件?どういう悩み?

たくさん出ますね。

ここで大事なのは、何をどう悩んでいるのかというところを明確にし相手に伝えることです。

「現在このプロダクトの登録導線の改善チームにジョインしていて、初期情報入力画面の入力フォームのあり方について悩んでおり、ユーザーに対しどの形を取るのが一番良いか考えています!!教えてください!」

少しは、ましになりましたかね。

3. どういう答えが欲しいのかを明確にする

そして、3つめです。

ここで言っているどういう答えが欲しいのかということは

答えが欲しいのではなく、答え方の話です。

欲しい答えがアドバイスなのか、壁打ちさせて欲しいのか、決めたことに対してのフィードバックが欲しいのかというところを明確にすると良いということです。

先ほどの質問を例に書き換えてみましょう。

「現在このプロダクトの登録導線の改善チームにジョインしていて、初期情報入力画面の入力フォームのあり方について悩んでおり、ユーザーに対しどの形を取るのが一番良いか考えています!!教えてください!」

この質問の中で答えを求めている部分は「教えてください!!」ですね。

「教えてください」だけだとあまりにぶっきらぼうだし、なにをどんな風に教えて欲しいのかこれまたわからないんですよね。

「現在このプロダクトの登録導線の改善チームにジョインしていて、初期情報入力画面の入力フォームのあり方について悩んでおり、ユーザーに対しどの形を取るのが一番良いか考えています!!何項目か考えた案のフィードバックをもらいたいです!」

「何項目か考えた案のフィードバックをもらいたいです!」

これに変えるだけでだいぶ明確になるのではないでしょうか?

3つともに言えるのは情報を噛み砕き相手にどれだけうまく伝えることができるかを考えた結果にすぎないので臨機応変に色々取り入れながら有意義な質問ライフ送ってください。

質問される人の心得

さて、前セクションでは質問する人の話でしたが、次はされる人のお話です。

大きく分けて3つです。

1. しやすい雰囲気作り
2. 言葉、行動に出す
3. 質問者にどうなって欲しいかを意識し欲しい答え方をしてあげましょう

1. しやすい雰囲気作り

自分の時間、仕事の時間、ちょうど良い感じにゾーンに入ったタイミング色々あるかと思います。

その時に質問された場合、嫌な顔してしまわないようにしましょうって話です。

少し待ってもらいたいということ、いま手が離せないことしっかり伝えましょう。

邪険にしてしまうと、質問しにくい環境が出来上がってしまいます。

質問できない時点で、意思決定のスピードは著しく低下します。

2. 言葉、行動に出す

「質問、いつでもOKです」や「困ったことがあればいつでもどうぞ」とか日々のコミュニケーションの中に仕込ませていきましょう。

質問って相手の時間を消費させてしまうので声かける時に勇気が必要な時もあります。

そういう勇気をつける時間とかモジモジしている時間すらもったいないので、日々の言葉や行動に「質問していいんだ」と思えるものを仕込んでいきましょう。

3. 質問者がどうなって欲しいかを意識し欲しい答え方をしてあげましょう

この人は、何を考えていて何に悩んでいてどういう答えを欲しがっているのかを考えながら質問を聞きましょう。

自分の時間を投資するわけなので、絶対に還元してもらいましょう。

還元してもらうには、成長してもらう必要があります。

なって欲しい姿になってもらいましょう!

おわりに

やや質問する側に偏った考え方かもしれませんが、僕が大事にしたいことを記してみました。

最後に、快くインターンをさせていただき様々なことを盗ませていただいた諸先輩方

ありがとうございます。これからも盗んで考えを磨いていこうと思います。

また、本記事を読んでいただいたみなさま。
拙い文章ではあると思いますが、皆さんがよりスムーズにコミュニケーションや活動できるように本記事が助力できればと思います。

ありがとうございます。

では、またの機会に




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