良し悪しの判断

物事の良し悪しの判断は、人によって多様な答えがあるため。
非常に難しい。

世の中のルールは、”人が豊かに暮らすため” 或いは ”知っている人だけが
得をするよう” に 人が勝手に決めたものだ。
年月が過ぎていく中で、先人が一度 決めたルールを後の人(現代人)が 勝手に
修正して暮らしている。
なので、時代によって考え方が全く変わっていく事も多々あるため。
何が良くて、何が悪いかも、毎日 コロコロ 変わっていくのだ。

そして、大多数の人が 絶対的に悪いと判断されるであろう犯罪
これについて、罪の重さ。軽いか重いかの議論になることもあると思うが、問題なのは重さではないと思う。
相手に「不利益を与えないこと」や「悲しませないこと」とも思ったが、
場合によっては、これも普遍的ではない。

法律さえ守れば 犯罪では無いと言ってしまえば、それまでなのだけど。
法律を破らないと、救えない命だってある。

例えば、青信号の状態で子供が 横断歩道を歩いていた時に転んでしまって、信号は赤になってしまう。その子供はグズっていて 動けない状態だ。
車の運転手は、子供が転んだことに気づけない状態、または 気づけない
位置に居たとしたら、その子供を轢いてしまうことになる。
そんな状況に遭遇したら、助けに行く人もいると思うのだ。
だが その時に、道路交通法に則り 赤信号では渡れないから助けられない。なんて思うだろうか?
当然、様々な意見が飛び交うだろうけど。なんだかんだで、その時に
限っては 赤信号を無視して、子供を助けに行くと思うわけだ。
この時ばかりは、法を破る必要があると思っている。

何故なら、見殺しにしてしまったら後味が悪いし、自分を許せないからだ。
つまり、自分の為だ。その自分の為が、子供を救うのだから
子供の為にもなるし、その子供の親の為にもなると思うわけだ。

よって、法律が絶対ではないこと もあるということを知ってほしいと思う。
だからと言って、むやみやたらと 法を破っていいかと言うとそうではない。

法律の改定は、とても時間が かかる為 目まぐるしく変化する今の時代に
ついてこれていない事象が多々あると思うので、個々の判断力が
とても重要になってくると思うのだ。

なので、法律に触れるか、触れないか。罪が軽いか重いかなどに
捉われずに。その都度、思考を巡らせて最善と思われる選択を
していく努力が 一人一人に求められていると思うのです。

僕の「歌詞」を広めることに使わさせて頂きます。その過程は、ブログ『https://ameblo.jp/kotonoha-lab/』で見ることが出来ます。