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サイバーエージェントで1年間事業責任者やってみて

こんばんは、ご無沙汰しております。
新年に2023年の振り返りをしてみます。

はじめに
自分は環境関連の新規事業責任者を新卒の終わりに抜擢いただき、2023年はその事業立ち上げをミッションに働いていました。

一言でこの1年をまとめるなら、「安心な挑戦」です。
弊社の考え方に、「挑戦と安心はセット」という言葉がありますが、まさにこれを実感した1年でした。

やっていること
新規事業立ち上げという仕事に対して持つイメージはそれぞれあると思いますが、概要をお伝えすると、「会社にノウハウがない領域での事業検証」の繰り返しです。
今回はこれをがメインではないので、詳細は割愛しますが、
まず挑戦したい事業や領域に詳しくなって、そのビジネスの市場と仮説を捉えて、それらの検証方法を考えて、役員承認をもらって実行するの繰り返しです。
これを3周しました。
そして現在その事業でプロダクトのリリースをしました。
興味ある方はこちらご覧ください。

さて、安心な挑戦についてです。
どういうことか。
挑戦とは自分にとって達成できるかどうかわからないこと困難な事に取り組むことだと思います。前提、仕事において挑戦の機会があることが素晴らしいことです。
安心な挑戦とは、その挑戦において達成できなくても死なないということです。つまり、ローリスクです。
ここからが重要で、その挑戦によって得られる結果を「ハイリターンと思うかローリターンと思うか」です。
それは、個人の価値観によると思います。

少し抽象度が高いので、例え話を挟みます。
安心な環境を例えるなら、学校の類です。いわば練習場。
泳げない人が学校で泳ぎ方を教えてもらうような感覚で出来なくても何度も練習ができます。しかも、お給料をいただきながら。
泳げない人にとって、25mを泳ぎ切ることが挑戦になります。
さて、泳ぐことができた暁にはその人が得られる結果(リターン)を考えてみましょう。ご自身に当てはめるなら、自分が泳ぐことが難しいだろうなぁという距離だと思ってください。
例えば、泳ぎ切ることができたら、明日から1ヶ月間有休がもらえるとしたらどうでしょう。それをハイリターンだと考えますか?
次に、泳ぎ切ることができたら、大切な人を幸せにできるとしたらどうでしょう。
では仮に、泳ぎ切ることができたら、世の中から天災がなくなるとしたらどうでしょうか。それはハイリターンではないですか?
少し大袈裟ですが、何度でも挑戦できるので、どれから叶えるか優先順位をつけてみてください。それがあなたの「今の」価値観のバランスです。
利己的か利他的かのようなゼロサム的な話ではありません。
世界的な天災が起これば、大切な人が大変な時なら、明日どうしても行きたいイベントがあるなら、それだけで簡単に優先順位が変わると思います。言わば、需要と供給の考え方と同じです。時には利己的に時には利他的になります。ただ、平常時自分はどんな価値観のバランスかを把握するのは良い事だと思いますし、その在り方が自身の目標や夢に色濃く出ているはずです。

自分の挑戦とリターンが見合えばモチベーションが湧きます。
その状態がハイリターンであり、安心な挑戦とは再挑戦できるという事です。

会社で成果を上げて得られるリターンはなんでしょうか。
仲間、大きな反響、給与、実績、経験、肩書、社会的地位、安定、などなど色々あると思います。これらは、おそらく大体の方に共通するリターンです。さらに、あなただけの固有のリターンがあれば、最高です。
要は、その会社で成果を上げることで、自分の夢や目標が叶うという事です。

自分であれば、「渋沢栄一の様に社会に変革をもたらして教科書に載ること」です。
挑戦初期は、上記の目標を達成するために必要な「事業開発」を学べる機会だったので、ハイリターンでしたが、途中からローリターンに変化しました。
これは、仕事に限らず全てにおいて共通する事象だと思います。

理由は「慣れ」です。
学習を経て、アウトプットし、その繰り返しをする中で、アウトプットの質や精度が向上すると慣れになると思います。
感覚的には、10ある仕事のうち8が慣れの状態になった時にローリターンだなと感じました。

今年の過ごし方
新たな挑戦をする。
将来海外で挑戦できるように準備を始める。
生涯挑戦を大事に過ごします。

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