空が青いのは
なぜ空は青いのか、知っていますか?
科学的な答えとしては、「波長が短い光のほうが、散乱しやすいから」です。
青っぽい光は波長が短く、一方赤っぽい色は波長が長いです。
波長が短いと、空気中のいろいろなものにぶつかりやすくなって、すぐに光が散乱します。
私たちはその散乱した光をみて、空は青いのだなと感じているわけです。
ちなみになぜ夕焼けは赤いのかというと、先に青っぽい光が散乱して、赤っぽい光が残ったからです。
このひどい絵で頑張って想像してください。
といっても、この理屈は今の科学ではこう説明できるよという程度のものでしかありません。
なぜ、波長が短い光を私たちはあの「青」だと感じるのか。あの「青」っぽさとはどこからくるのか。みんなにとって「青」とは全く同じものなのか。
そういったことにはこの光の散乱の話では答えていません。
また、光の散乱の話だって、今の科学で説明しやすい方法なだけであって、もっと包括的な光の理論が見つかるかもしれません。
光とは何か、という完全な答えは、見つかっているわけではないですし。
いや、そもそも完全な答えなんてないのかもしれませんが。
私たちにできることは、「青」を理解しようとすることだけなのだと思います。
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