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描いたイラストを見てもらえない問題


kotahです。

自分で描いたイラストがいろんな人に見てもらい褒められたりすることはとてもうれしいものだ。その延長線上にはそれが”依頼”という形になって仕事を獲得することだってできるだろう。今ではTwirrerやpixivなどといったサービスを利用すれば自分の描いたイラストがボタン一つで多くの人に見てもらえる場所に置くことができる。

2020年5月からイラストを描き始めた私も一生懸命描いたイラストをドキドキしながらTwitterに投稿し”いいね”を一つもらえる度に両手をあげて喜んでいた。その後も描いては投稿を繰り返し,閲覧や”いいね”が増えるのを楽しんでいた。しかし,今後イラストレーターとしての活動を発展させていくにあたっては自分のイラストはあまりにも人に見られなさ過ぎていると思うようにもなった。

どうしたら見てもらえるのだろう。私は最近そのことをよく考える。

目を引く魅力的なイラストを描く

実をいうとこの方法はすでに取り組んでいる (つもり)。今の時代,描いたイラストは簡単に投稿できて不特定多数の人に見てもらえる。しかしそれゆえにそこにはプロアマ問わずたくさんの絵師さん、たくさんのイラストが存在する。自分がTwitterなどのSNSを見る側の立場になった時のことを考えてほしい。イラストで検索さえすれば無数のイラストの投稿が閲覧できる。その時自分の親指を使って勢いよく下へスクロールし一瞬気になった作品のところで手が止まらないだろうか。そう、何時間も何時間もかけて描いたイラストが魅力的でなければ0.5秒も見られてないなんてSNSでは当たり前なんだなと思った。ということは「手の指の細かいところを一生懸命描いた」とか「線画に強弱をつけた」とかはあまり関係ない (本当はものすごく大事なことだけど)。絵全体として魅力的かどうかが大切であり,絵を描く際はそのことを強く意識したり工夫しながら継続していきたい。目を引く魅力的なイラストはSNSでは一瞬で勝敗が決まるものだという意識を忘れないようにしたい。

頑張ってますよアピールをする

Twitterを見ているとたまにいらっしゃるのだがイラストの投稿に限らず,今日の作業予定や目標発表,イラストレーターがとくに共感できるようなあるあるなど文章による投稿がイラストと合わせて高頻度な方がいる。その方の投稿を見ているとだんだんその人のことが気になってくるのだ。「つぎは○○なイラストが描きたい」などとあったときはその完成が楽しみになっていたりする。その方々はプロフィールなどを見る限り私と同じような駆け出しの絵師さんなんだなと思う。私はこういったアクティブ性の強調は大事なのではないかと考えている。その方々と私とで違うのは明らかに投稿頻度だ。それはそうである。投稿しなければ見てもらうことすらあり得ないし,投稿さえすれば0.2秒でも見てもらえるチャンスがあるのだ。
Twitterも一つのデジタルポートフォリオにしたくて文章の投稿に抵抗がある場合は”#wip"などをつけて制作過程のものでもどんどん投稿していき、頻度を上げていきたいところだ。

二次創作

この方法はイラストを見てもらうという観点からはおそらく一番効果があると思う。私の場合,すでに人気キャラクターのファンアートを描いてキャラクター名や作品タイトルのタグを付ければ閲覧数はオリジナル作品に比べて多い傾向にあった。
ただ,テーマとしてはたくさんの人にイラストを見てもらうことに焦点をあてて考えているがイラストレーターとして活動していくにあたっては二次創作ばかりの作品になってしまうことは好ましいとはいえない。”二次創作が得意な絵師さん”として認識され,夢絵や版権キャライラストの有償依頼が来ることがあるかもしれない。これに関しては同人も含めいろいろグレーな部分もあるゆえ,私の場合原則版権キャラクターの有償依頼は受け付けておらず,依頼者様の要望に基づいたオリジナルのイラストを作成しアイコンや広報活動等に使っていただきたいと思っている。
しかし,やはり自身の宣伝活動としては二次創作は効果絶大と考えているため,版権キャラクターの生誕イラストやアニメ放映○周年記念イラストなどで自分の作画のアピールも兼ねて行っていきたい。

他のサービスと紐づける

Twitterをメインに話をしてきたが,ほかにもSNSやイラストを見ることができるサービスはたくさんある。このnoteだってそうである。どのサービスのアクティブユーザーなのかは人によって違う。なので幅広くSNSなどのアカウントを作ったり,自身のホームページを作成しそれぞれをリンクさせアクセスしやすいようにする。その場合もただリンクするだけではなく描いたイラストがストレスなく見れるように投稿内容も工夫していきたい。ただ管理の面で多すぎても大変になるので加減は必要だ。
私の場合,TwitterやInstagram,pixivはイラストを見ていただくことがメインになってしまっているので私の人となりがあまりよくわからない。イラストを依頼するにあたって「絵は好きなんだけどこの絵師さんどういう人なんだろう」と思ってしまうかもしれない。それも一つの不安要素となってほしくないのでこのnoteでは日記や記事、エッセイもどきを書いて。「こういうことを考える人なんだ」などと少しでもイメージを持っていただけたら幸いである。

以上のことを簡潔にまとめると,”魅力的なイラスト”を研究し、できるだけたくさん描いてラフやメイキングなどの制作過程も含めて”投稿頻度を増やし”たまに”二次創作”も交えながら”様々なSNSなどのサービス”を活用して投稿していきたい。

このほかにもたくさんの方法があると思う。これからも活動の一環として模索し続けたい。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回まで。


kotah

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