仕事の「停滞期」の抜け出し方

何年も仕事をしていると、自分のスキルが伸び悩んでいるな、、という感覚だったり、業務を「こなしている」自分に気づいたり、もしくは事業の伸びが横ばいになったり、、大なり小なり、『仕事の停滞期』のような時期があります。

停滞感を自覚し、必死に抜け出そうと思っても「どう抜け出せば良いかわからない・・・」となることが、自分自身、過去に何度もありました。

この『仕事の停滞期』に関して、仕事とは別の角度から、先週末に突破のヒントを得ました。

仕事とは別の場面で感じていた「停滞期」

少し話は変わりますが、最近、自分のライフワークの一つである「テニス」でこの『停滞期』を感じていました。

かれこれ20年弱、テニスをやっているのですが、ここ数ヶ月、技術面での停滞に悩んでいました。週2~3回練習し、毎月試合に出て、試行錯誤をしているのに、なかなか上達しない・・。コーチや練習仲間にアドバイスをもらっても、課題が解決しない・・。そんな状態でした。

ところが、ここ2週間の練習では、技術的なブレークスルーが立て続けに何度も起き、急激に上達することができました。数ヶ月、悩みに悩んで解決できなかったことが、なぜ、最近になって解決したのか。振り返ってみると、大きく3つのことを変えていました。

①練習相手を変えた
一緒に練習するメンバーが固まっていたので、幼馴染の元インカレ選手を呼んで、練習してもらった。

②練習内容を変えた
今まで「強みを伸ばす」方向で、得意なショットに磨きをかける練習をしていたが、意識的に苦手なショットを練習した。

③道具を変えた
理想のプレーに近づけるために思い切ってラケットを変えた。

上記は学習理論でお馴染みのグラフですが、人の成長や上達はまっすぐ右肩上がりではなく、成長する時期と伸び悩む時期『プラトー』を交互に繰り返しながら進んでいく、と言われています。

プラトーを突破した例として、イチローの話が有名です。

メジャーリーグで活躍するイチロー選手は、「オールドスタイル」という独特なソックスの履き方がトレードマークです。(中略)イチロー選手が成績に伸び悩んでいた時、練習中に何気なくこの履き方を試してみたことで、いままでとは違う動きやすさ、走りやすさを発見し、パフォーマンス改善の突破口が開けたのだそうです。ある番組で「こんな単純なことになぜいままで気づかなかったのだろうと、自分が恥ずかしくなった」と心境を語っていました。
出典:ダイエットや勉強の停滞期…「プラトー期」の突破法

学習理論の中で、プラトーを突破する方法として、『新しい学習方法やメニューを試してみる』のが有効だとされています。今回、自分が練習相手や練習内容、道具を変えたのは、まさに「プラトー」を突破する有効な打ち手になっていたようです。

仕事でも新しい方法やメニューを試してみる

これと同じ構造が仕事でも起こせるかもしれません。

冒頭に書いたように、仕事をしている中でずっと成長を実感している。ずっと事業が右肩上がりに伸びている、と感じている人は少なく、むしろ『仕事のプラトー』を感じる人がほとんどでしょう。私も、GWに入るぐらいまでは『仕事のプラトー』を感じていました。

本来は、自分や事業に足りない部分、伸ばすべきエリアを客観的に特定して、そこに取り組むのが一番です。しかし、それらを把握するのは『言うは易し、行うは難し』で難しい。

であれば、半ばわけもわからず、練習方法やメニューを工夫してみるのが、案外、有効な打ち手になるかもしれません。イチローは「ソックスの履き方」で思わぬブレークスルーをしました。もはや、成長のきっかけがどこに眠っているかは、事前にわかりません。

このツイートの連続起業家、事業責任者のように「働く場所」まで変えられれば、大きな成長のきっかけをつかめるでしょう。もっとライトには、

・複業などを活用して、いつもとは違う人と仕事をしてみる
・いままで残業しがちだったのであれば、絶対に定時に帰ってみる
・土日に仕事するのをやめてみる
・朝1時間はやく出社して、作業を進めてみる
・PCを最新モデルに変えてみる
・タスク管理をTrelloなどのWebサービスから手帳に変えてみる

などは簡単に取り組めるでしょう。

繰り返しになりますが、本来は、伸ばしたい部分や身に付けるべきスキル、出すべき成果から、自分の行動を変えるのが一番です。しかし、自分を客観視するのは難しく、常に目的合理的な行動をできるわけではない。

「仕事の停滞感」を感じたら、まずは身近で、すぐに変えられることから変えてみる。それを繰り返しているうちに、事前には予測不可能なきっかけ、タイミングで、成長曲線に乗れるかもしれない、という気づきでした。

通勤ルートを変えてみる、とかは有効かもしれませんね。


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栗原康太

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