1016 口コミのされやすさ
三連休の最終日に池袋の有名うどん店「うちたて屋」に行ってきた。
何かのテレビで皆藤愛子アナが、噛みごたえがあるものが好きで、「コシが強く、噛むのが大変なうどん」として取り上げられていて知ったお店。
食べログ3.7と評価も高く、当日も結構な人が並んでいた。
期待通りに美味しかったんだけど、この『噛みごたえがあるうどん』というポジショニングというか、わかりやすさが良いなと思った。
記憶に残りやすいし、思い出しやすいし、人に紹介しやすい。「コシが強くて、噛むのが大変なうどん家があってー」と口頭で話しやすいし、LINEで送りやすい。
これに近い体験を先日行ったオランダでもしていて、現地に住む日本人に案内してもらったのが、食べ終わったピーナッツを床に落とせるレストラン。
このお店は、おつまみのピーナッツが食べ放題で、食べ終わったらピーナッツを床に落とせることで有名だった。
この「食べ終わったピーナッツを床に落とせる」というポジショニングというか、わかりやすさが良い。
「食べ終わったピーナッツを床に落としたい」というユーザーニーズがあるわけじゃないんだけど。
記憶に残りやすいし、思い出しやすいし、人に紹介しやすい。こんな風にnoteに書いてしまう。『オランダで、食べ終わったピーナッツを床に落とせるお店に行ったんだけどさー』と言いたくなる。
この「人に言いたくなる感じ」を個人的に『言の葉に乗りやすい』と表現してるのだけど、人の発する言葉に乗せてもらいサービスってありますよね。
BtoBだと、識学とかすごい会議とかWeWorkとか。
・ツッコマレビリティ・・・ツッコミのされやすさ
・ファインダビリティ・・・見つけやすさ
と同じノリで、「口コマレビリティ」みたいなのがあって、サービスの満足度とは別のところで、口コミしてもらいやすさ、があるのではないか。
そういう要素をサービスに内包できると、強いのかもと思った出来事でした。
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