note玄米

食べるなら白米より玄米!でも、それはなぜ?

白米と玄米何が違う?

今回のタイトル、もう、みなさん解りきっていることかもしれませんね。

健康に気を遣ったり、ダイエットされている方ならよくご存知だと思います。
もし、選べるなら白米と玄米、みなさんはおそらく玄米を選択しますよね?(え!? しない? すみません今回は玄米を選択するということでいきましょう)
ただ、なぜ玄米を選びますか?どのような理由でしょう?
世間で玄米がいいと言われているから?それとも白米は太る?玄米は痩せる?白米は体に悪い?玄米はカロリーが低い?確かに玄米のほうがいいと世間では言われていますね。そしてそれは間違いではないですね。

ちょっと考えてみてください、玄米も白米と同じお米ですよね?なのになぜ玄米がいいんでしょう?

明確に答えれた方はさすがです。(素晴らしい!)
答えられなかったかも大丈夫ですよ、知らなければ知ればいいだけですから。これからちゃんと説明します。

これはお米に限らず色々な食品にも共通するものなので是非知っておくことをお勧めします。

まず、カロリーですが実は白米も玄米もほとんど変わりません。ご存知でしたか?
100gあたり白米は168kcal 玄米は165kcal とほぼ一緒ですね。
なので、もしカロリーが低いという理由で玄米を選んでいる方がいたらそれはちょっと違うかもしれません。(そもそもカロリーで食材を選ぶのは私はお勧めしませんが・・・)
ちなみに白米と玄米に含まれている炭水化物の量もほぼ一緒です。

さて、では何が違うのでしょう?

もう分かりましたね?

そう、

白米と玄米の違いは炭水化物以外の「栄養素」です。


白米は玄米から栄養素を削ぎ落としたもの

みなさんもご存知、白米とは玄米を精米したものですね。
要は玄米から糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き胚乳(はいにゅう)だけにしたものです。実はこの糠と胚芽におおくの栄養素が含まれています。

玄米は白米の約8倍のビタミンB1、約5倍の食物繊維
白米の2倍から10倍多く含まれているビタミンミネラルがたくさんあります。
「同じカロリーなら栄養価が高い玄米を食べる方が良い」

というわけです。

これと同じように精製した小麦粉や砂糖も本来持っている栄養素は失われてしまっています。白米、食パン、白砂糖はカロリーはそのまま残っていますが栄養素が少なくなってしまっているんです。
食べるなら、栄養価的には精製されていない玄米、全粒粉、きび砂糖、黒糖などが良いというわけです。

精製されていない食品を食べたことがある方はわかると思いますが精製されていない食品は精製されている食品よりも少し硬くよく噛まないと食べられない傾向があります。実はこれが食べ過ぎを防ぐ効果もあります。
噛む回数は明らかに違うことに気づくと思います。

精製されたものはたくさん食べれてしまいますからね。

また、これが非常に大切なのですが、精製されていないところに残っている「食物繊維」がダイエットと健康には非常に大きな役割を果たします。(この話はまたいつか)

ただし、玄米が苦手な方もいますし体に合わない方もいます、それにやはり精製されている食品の方が口当たりがよく食べやすいです。
そして玄米は炊くのに時間がかかる・・・・
なので絶対玄米!としなくても白米と玄米を混ぜて炊いたり、栄養価の高い雑穀米なんかも最近はたくさん売られているのでそういったものを白米に混ぜるのもいいかと思います。

大切なのは今書いたようなことを知っておくことです「知は力なり」です。知識として持っていれば自分自身で正しい判断ができます。

では、今回はこの辺で

「健康とその向こう側へ」 パーソナルトレーナー 小谷亮太

お知らせ!
健康に痩せる食事法をまとめました!
様々なエビデンスを元に作成したダイエット(食事)プログラム!
実際のパーソナルトレーニングの現場で長年指導し続け実績を出し続けている内容です。
なぜ痩せれないのか?どうして太ってしまうのか?万年ダイエッターからの脱出方法、効果的なファスティング(断食)の説明など、様々な食事に関する「知識とプログラム」が詰まっています。
巻末にはあらゆる食材の「GI値一覧表」「糖質&カロリー一覧表」「食物繊維一覧表」もお付けしており、何を食べて良いか悪いか一目瞭然になっておりダイエットの落とし穴にはまらない様になっています。
興味ある方は是非!


読んで頂きありがとうございます!どんどん有益な情報アップしていきたいと思いますのでよろしくお願い致します!