愛ではなく、情欲

久々に考えを整理したい。
そんな気持ちで書いてみよう。


非常に唐突だが、私は自分の顔が好きだ。
別にカワイイとかキレイとかそういうことではなく、自分の顔自体に嫌だと思うことはない。誰かと比べてどうということではなく、いたって普通なのだけど、まぁ、好きなのだ。

シルエットは昔に比べて、ずいぶん変わってしまい、体の形は好きじゃない。顔だってそれに伴い、かなり丸い。


私の父はよくこんなことを言う。
「やせたらカワイイ顔なのに。」
これだけ聞くとひどい話に聞こえるが、父は自分によく似た娘を本気で褒めているし、私も褒められていると感じる。だから、やっぱり私は私の顔が好きだ。




ここのところ、人間関係が適当になっていて、正直、痛い目にもあった。長い休みを終えるにあたり、考えをまとめなければ。



最近、私に近づいてくる男性は私の何に近づいてくるのか。それが一番わからないことだった。外見に自信のない私は、それが一番よくわからない。私は自分の顔が好きだけれど、それが理由とは思えない。


今のところの結論は、バツイチ、年齢とかかなぁ。


私自身の寂しさの隙が見られやすいのか、私自身の性的欲求を見抜かれやすいのか、どれだけラインを引いても、セックスに持ち込もうとする人が多い。早ければ1日目、数回会ってということもある。私自身の名誉のために言うが、誰でもアリではないし、一応は選んでいるつもり。

まぁ、危険が無くて、私自身が満たされるならそれでも悪くはないのだけれど、結局、続かない。まぁ、私のガードが低いのと、性格に難があるのだろう。


答えたくなる私が悪いんだと思う。
頑なになれない私が悪いんだと思う。


でも、よく考えてみたら、そんな人達のために傷つく自分もバカだなと思う。


たぶん、彼らにしてみれば、一瞬の快楽を得たかっただけで、お互いの本当のところを見せる気持ちはない。逆に私は?と聞かれれば、無いんだろうなと思う。



私が心から好きだった人達とは確かにうまくいかなかった。だけど、今、思い出してもその期間はその人達のことを真剣に好きだった。愛していた。


そう、心から愛していた。



今、呟いている言葉は愛ではない。
ただ情欲を高めるためだけの言葉。
その一瞬のためだけの音でしかない。



やっとこの嫌な時期が終わる。
仕事や仲間とのやりとりが私を支えるだろう。
そして、新たにやってくる自分への大きなご褒美が私を奮い立たせるだろう。



自分を雑に扱っているつもりはないけれど、こんな扱いしていては、再びきちんと人を愛せる日は遠いかもしれないなぁ。






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