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大丈夫、君の未来は意外と明るいから

先日8月31日の夜に、のテーマに沿って文章を書いた。

これは自分のために書いた文章なので、今度は本当に9月1日(今年は2日だね)が来て欲しくないと思っている人に向けて書こうと思う。

いい話になるはずだから期待していいよ。

君へ

この言葉が君に届くことを祈る。noteの力を信じることして文章をつづろうと思う。

君は今どんな状況に置かれているだろうか?

孤立無援、周りは敵ばかりに見えるだろうか?

安心してくれ、僕は味方だ。僕のことも少しは話さなければならないだろうと思うけど、無職の作家志望だとだけ言っておこう。不登校の経験もあるし、クラス全員から無視のような目にあったこともある。

僕が無職であることは君の希望を奪うかも知れないけれど、僕の夢は昔から小説家だった。僕が中学生の時に流行った「14歳のハローワーク」と言う職業をたくさん紹介した本で、小説家のページを穴が開くほど見つめていた。そして昨日、処女作を完成させて今日読んでみた。わりといい話だよ。僕はこうして夢に向けてのステップを踏んでいるから、そこまで悪く思わないで欲しい。

さて、君へのメッセージだが衝撃の発言をする。君の世界は君によってかなり狭まっている。

ここで言う世界とは君が見ている、認識している現実のことだ。僕は今、冷静に18歳の不登校の時、クラス中から相手にされなかった時のことを思い返しているのだが、学校内に実は味方がいたのだ。

例えばYさん、一年生から三年生まで同じクラスだった女子生徒。一年生のころかなり仲良く話したし、進級してからも何か物言いたげ(クラスでどんどん虐げられていく僕に手を差し伸べたそうにしていたように、うぬぼれでなければ思う)にこちらを見ていることが少なくなかった。男女の垣根とか、自分に価値はないだとか、そう言う気持ちに打ち勝てていれば彼女に助けを求められたかも知れないなと最近になって思う。

最近になって思うくらいだから、とうていあの頃の僕にそれを求めるのは酷だと思う。でも君も似た環境にいるのではないかと思う。人が百人いて、百人から嫌われる人はそうはいない。人間の魅力と言うのはダイアモンドのようにいくつもの側面を持って輝いているものだと僕は思っているのだが、どの角度から見ても魅力のない人はまずいないとも思っている。

だから、もし自分に魅力がない。価値がない。そんなことを君が思っているなら、それは否定しよう。こうして自分が助かるための藁を探しているのだ君は、十二分に挑戦的な人間だと僕は思う。そんな挑戦心を持っている人が魅力がないはずがない。魅力がないと自分で錯覚しているんだ。先に書いた通り、自分で自分の世界を狭めている。

君が自分だと断定しているものは果たして本当に君だろうかと言うのが僕のしたい話なのだ。すごくどうでもいい話を挟む。どうでもいい話のようでこの話の最後には僕の述べたいことをすっと述べさせてもらう。

僕は昔からケーキはモンブラン一択だった。自分はモンブランが一番好きで、モンブランを食べれば幸せになると思っていた。父もモンブランが好きだったし、尊敬するプロ野球選手もモンブランが好きだった。だから僕は自分のモンブランへの愛を自分で思っている以上に強い物だと思い込んでいた。

しかし、僕は最近チーズケーキ、フルーツタルト派である。チーズケーキは大学の時に仲の良かった女友達が大好きで、そこで初めて食べた。チーズをケーキにするってどう言うセンスだよ、とかなんかそんな理由で元は食べなかったのだけど。

そこで食べてみたら美味しくて、その内色々なところで細々とチーズケーキを食べるようになった。フルーツタルトは一年くらい前にローソンで買って食べたら美味しくてハマってしまった。街にフルーツタルト専門店があるので行ってみたい。

僕は、僕の中にある「モンブランが好き」と言う先入観のようなものでずっとケーキを見てきたのだ。だからモンブラン以外は目に入らなかったし、食べようとも思わなかった。でもひょんなことがキッカケでチーズケーキとフルーツタルト好きに変わってしまった。人間って意外といい加減なものだよ。

これは僕の話なんだけど、僕も自分の中の先入観で凝り固まっている人間なんだ。自分で自分の首を絞めている。例えば、担任から「あなた数学好きなのね」と言われて数学が好きだと思い込んで文系ながら数学を勉強したけどさっぱり分からなくて、偏差値なんか35で、打ちひしがれた。でもそれは、担任に言われた「数学好きなのね」を信じたために起こったことだった。僕は決して数学好きじゃなかったしね、なのに人の物差しで測った基準で自分を狭めてしまった。

だからどれだけ君が自分の可能性と言うものを自分で狭めてしまっているかを考えてもらいたい。とんでもない話をするけど、クラスが嫌で学校に行けないなら別のクラスに行かせてくれとかごねたっていいはずだ。もちろんクラス分けの段階で君自身が選んだ場所だったとしても、それで学校に通うのが嫌ならそんな手段だってあるはずだ。

他にもとんでもない策を練ろう。何がいい? 盗んだバイクは尾崎的すぎるから盗んだちゃりんこで校舎内を激走してやったっていい。

「こんな学校嫌だー!!」

とか言いながら。いや、無理なこと言うなって? 無理なことくらい分かってるよ。でも一度無理なことを考えてみると現実的な問題の解決方法を取りやすくなる。だから、これも必要なんだよ。僕がふざけて無責任なことを言っているように思うかも知れないけれど、まあ半分そうなんだけど、気にしないでくれ。

では現実的な問題の解決方法を考えよう。君はきっと学校には行きたくない。行ったらどうせ暗いシビアな現実が待っているから。そうだよな。オレももっかい学校行けって言われたら断るもんな。だから行きたくなくていいと思う。

じゃあ行かないことがいいのかと言うと、これに関しては持論がある。ちょっと話させてくれ。

僕は不登校をしたけど、不登校って僕にとっては、あくまで僕にとっては、ふて腐れていることと同義だった。誰にも相手にされない、つまらない、面白くない、そう言うことを表すための自己表現として不登校をした。それは子供がすねているのと変わらないよね。

君はどういう気持ちで学校に行きたくないと思っているのだろうか? 聞いてみたい。それによって解決の方法も変わってくるからね。でももし、ふて腐れて学校に行かないのなら、それはやめた方がいい。すねて、駄々をこねるよりも自己主張する方が大人だしスマートだよね。僕に出来なかったことだから何も、君にやれとは言わない。でも、誰にも理由を話さずに休むんではなくて、理由くらいは話した方がいいだろうと思う。

その方が君の誇りと尊厳が守られる。大人になって、不登校の本当の理由を自分で知って、僕は情けない気持ちになった。あれだったら「気に食わねー!!」って叫んで教室でイス振り回して停学食らう方がよっぽどロックでカッコいい。

そろそろ本当に言いたいことを言わなければいけないだろう。こういう話になるとオレは文章量がすごいんだ。がんばって読んでくれ、僕は君の現実に風穴を空けたいんだ。

反旗を翻そう。負けたままで終われないだろう。君が君の誇りを守らないと、誰も君の誇りを守ってくれない。学校には行かなくていいし、家でゲームばっかやろうが何しようが、君の勝手だ、君の人生だ。だから教室でイスを振り回してもいいだろう。もちろんそれで怪我をする人が現れれば問題になることくらい君には分かるだろうから言わないけれど、法律を犯すような人に決定的なダメージを与えるような何かをしない限り、君は何をしたっていいんだ。

こうして君に向けて文章を書きながら、僕は自分に言い聞かせている。僕は何をしたっていいんだと。もっと自由でいいんだと。もっと気楽にやればいいんだと。だからこれはある側面では僕のための文章かも知れない。

結論だ。君はもしかすると誰にも今の気持ちが話せずにいるかも知れない。だったら、いつか来る君のような誰かのためにこんなふうに文章を残さないか? 僕も気持ちを伝えるのは得意な人間ではない。気持ちに蓋をしてしまう機会の方がむしろ多い。だからこそ文字にして表さないか?

自分が本当はこんなことを考えているんだって言うのが分かるだけでも、すごくいいことだ。もしかしたら僕のようにあと10年生きなければモンブランよりも好きなケーキがあると気付けなかったのが、3年で気付けるかも知れない。そう言う可能性を書くこと、と言うのは孕んでいる。

君が君の世界が苦しくてツラいと言うのなら、僕らの世界に来るといい。なんでもいい、好きなケーキの話でも、8月31日の夜に向けて何を思うかでもいい。僕は君の話が聞きたい。君に興味がある。僕と同じような道を行こうとする君に、僕の経験した10年のような苦労はさせたくない。そのための多少のアドバイスが僕には出来る。どうか君にこのメッセージが届くように祈ります。大丈夫、君の未来は意外と明るいから。

おわり

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初めましての方も、いつもご覧になってくださる方も、こんにちは! 逢坂志紀です。 皆さんの心の温かくなる、読んで良かったなと思える文章を書いていきますので、応援、よろしくお願いします!

僕もあなたがスキです。
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逢坂 志紀

ハードボイルドの仮面を被った変態、いつも心にアホなこと。長編小説「凸凹」、短編小説「秋の夜長にシャンパンを」、「オレに彼女が出来るまで(エッセイ)」連載中です。

コメント8件

きらぼしさん
いつもありがとうございます!

パワーをこめたと言うより、優しくじんわりにじみ出るような感覚で書きました。

この不登校云々の話になると尽きることがないくらい伝えたいことがあるようです。

僕の書いたようなメッセージが必要とされているのなら、もうどれだけでも書こうと思います。もしかするとまだ8月31日の夜に、のタグをつけた文章を書くかも知れません。
断言は出来ませんが…。

いつも温かいコメントをありがとうございます。
ひまわりさん、こんばんは。
いつもありがとうございます!

苦しいことツラいことって忘れてしまうんですよね(笑)
あの頃のことを何をそんなに悩んでいたのか、今では分からないと言うのが正直なところです。

でも僕をつくっているのは、紛れもなくそう言う経験の数々だと思います。

そう言う自分を見守ってくれている人の存在を、一度視野を広げてみて探してみてくれればなと思います。

ナカマ~😆💕
美味しいですよね、モンブランもスフレのチーズケーキも!!
是非フルーツタルトも食べてみてください!!

とにかく、届いてくれと思って書きました。なんらかの行動も起こそうかと考えています。考えているだけですが(笑)

こちらこそいつもありがとうございます!
こんばんは。印象深い記事でした✨

私が中学生の頃、自転車のチェーンが外れてしまい、押しながら移動していたことがありました。

すると不登校だった男子に偶然 遭遇し、彼が一生懸命直してくれました。
彼は優しくて同級生より大人びてて、でもシャイだったのか言葉少なでした。

不登校が「イケてない」とは限りません。(志紀さんの言うように、不登校の理由により解決の方法も変わってきますし^^)

でも学校に来てくれたら、次の日も「ありがとう」って言えたし、
友達にも「~~君、めっちゃ優しいよ」って言えたかなぁ。

Yさんみたいな子は、割と居ると思います。

不登校の子も、不登校の友人と話したい子も、
無理しすぎない程度に、少しずつ世界が広がるといいな・・・
ゆり葉さん、こんばんは。
いつもありがとうござます!

不登校のその男子も嬉しかったと思います。学校に行けない、みんなが出来ることすら出来ないことにうちひしがれている時に同じ学校のゆり葉さんに会って、しかも自転車のチェーンを直す程度のことでも人の力になれたと言うのは、本当にすごくいい経験だったのではないかなと思います。彼に代わってお礼を言わせてください、ありがとうございます。

そうですね。学校に行けばそう言うことがあったかも知れないですね。来てくれないと言いたくても言えないですからね。

本当にYさんみたいな子、いっぱいいると思います。むしろそう言う目の方が多かったのではないかと、今となっては思います。

本当ですね。少しずつ世界が広がっていけばいいなと思います。僕も自分の世界を広げていかないと、メッセージを発した人間としてよくないなと思います。
僕も少しずつ世界を広げていくから、これを読んだ人も少しずつ世界を広げてくれるといいなと思います。
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