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ラメラメの猿たち。

ごきげんよう。
“雨が続いて外が嘆いたら自宅で洗濯そのあとコインランドリーで乾燥”でお馴染みの姫野光太郎です。

待ちに待った4月27日、東京ドームまで行ってきたのだ。僕の人生を狂わせたラメラメの猿たちのステージを目と心に焼き付けに。
シンガーソングライター仲間であり兄貴である友膳陵馬氏と一緒にね。

開演まで時間があったので、二人ベンチに座って「一曲目は何かな?」とか言い合いながらホットドッグをかじってた。

席は別々やったから中に入って別れた兄貴と僕。
僕はスタンドの三塁側の席で、高鳴る胸の鼓動を抑えられずにいた。

モニターにデカデカと映し出されたカウントダウンが0になり、4人が出てきてから3曲目のRomantist Tasteくらいまでの記憶は、ごめんなさい、あんまり無い。だってずっと泣いちゃってたから。自分の体が熱くってしょうがなかった。
今回はロビンの一件もあったから、色々な意味で4人がカムバックしてくれたことが本当に心から嬉しくて。
去年からこの日まで僕自身も色々あったし、そういうのも相まって涙が止まらんかった。

個人的に彼らのステージを観るのは2019年のGRATEFUL SPOONFULの大阪城ホールぶりでした。(当時は僕、未成年でした。)
ドーム規模で彼らのステージを観たのは実は今回が初めてで、死ぬほど距離が遠いのにハッキリと艶やかな出立ち・姿がわかるっていうのがとても感慨深くて。
正直ほぼモニターは見てませんでした。
それが何よりも自分の糧になったんですよね。(音楽をやっている身として)
つまり何が言いたいかというと、観客との距離や音響・照明・演出は実は二の次で、その人が持つアーティスト性やカリスマ性が何よりも大切であるということ。
あの人があそこに立っているだけでもう胸がはち切れそう、みたいな。
改めてそう気付かされたステージでした。

約3時間のステージはあっという間に終わって、兄貴と合流しました。なんでかハイタッチした(笑)

僕まだめちゃくちゃ若いけど、人生は一度きりやし、いつ何が起こるかわからんので、やりたいことは全力でやるべきだなと。終演後二人でタバコを吸ってるとき、「オレ、色々我慢してきたことも多いけど、これからはやりたいことを全力でやります」と兄貴に誓いました。(兄貴覚えてるかな。)

大人しく夜行バスに揺られ、地元である天下の台所へ。
ビールもそんなに飲まずに。
ハイテンションとはいえ、夜通し呑んだらぐでんぐでんになるからね。

この夜は、ある意味ステージングや演奏ではなく、“アーティスト”として、“人間”としての自分を磨くきっかけになりました。今は錆びついてるけど、いつか金ピカになってみせます。
色んな経験がしたいし、悪い夢も見たい。

撮影:友膳陵馬


姫野光太郎・・・大阪府出身のシンガーソングライター。14歳か15歳の時にギターを弾き始め、18歳のときにはじめてライブハウスに出演。大体この頃から作曲もはじめる。まあなんやかんやありまして今に至る。


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