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失敗しても、何もしないより100倍まし。

5月、NewsPicks(ニューズピックス)の「マンスリー・プロピッカー(クリエイティブ)」を務めさせてもらった。NewsPicksは、ソーシャル経済ニュースメディア。中にはすでに、スマホにインストールしている人もいると思う。

日々、さまざまなニュースにコメントをしていく。たくさんの記事を読み、たくさんのコメントや感想を読み、「なるほどなあ」と僕は思った。

むかしはニュースを新聞で知った。これからはニュースをスマホで知る。

そりゃそうでしょ、とも言われそうだけど、体感してしまったのだ。ニュースを知る上で新聞・テレビが基本の時代が鮮やかに刷新されていく感覚を。

「時代が猛スピードで変化している。その変化に適応しなければいけない」あらゆるメディアでそう語られているし、僕の書籍「待っていても、はじまらない。―潔く前に進め」でも、これからの「生き方と働き方」について書いたし、本屋に行けば同様のテーマの本がずらりと並び、注目を集めている。

NewsPicksの編集長、佐々木紀彦さんが書かれた「日本3.0 2020年の人生戦略」でも、これからの人生の在り方が熱く語られている。語り口は冷静、でも奥底にある思いはとても熱い。会社に所属している僕にも、ぐぐっと響いた。ここに引用させてもらいたい。

「日本3.0」という大変革の時代を、脂の乗り切ったタイミングで迎えられる今の30代は本当に幸せです。しかし、30代はまだその僥倖を活かせていません。まだまだ「いい子ちゃん」すぎます。周りに遠慮しすぎです。野蛮さが足りません。

別に、上司や同僚に嫌われてもいいじゃないですか。
別に、世間で痛烈に批判されてもいいじゃないですか。
別に、こっぴどい失敗を犯してもいいじゃないですか。

反対意見があっても、自分が正しいと思ったこと、世の中のためになると感じたこと、これはいけると感じたアイディアをどんどん実行してみればいい。失敗しても、何もしないより100倍ましなのですから。

もちろんこの本で語られているのは「好き勝手やろうぜ」ということではない。「真剣に勝負しようぜ」ということだ。気になった方はぜひ「日本3.0」を手にとってもらいたいと思う。

この言葉が僕に響くのは、NewsPicksの編集長 佐々木さんがこのメッセージを体現していることもあるし、この書籍の編集者 幻冬舎の箕輪厚介さんも「やってやる」という気概で走り抜けているからだ。

「NewsPicks ✕ 幻冬舎」で立ち上げた新レーベル「NewsPicks Book」。コミュニティを中心に届けていく。ここから箕輪さんは、堀江貴文さんの「多動力」をベストセラーにし、SHOWROOM 前田裕二さんの「人生の勝算」を発売前重版をかけている。決定権を持ってがんがん動いている。

編集者の在り方をアップデートする。言うなれば、本の売り方そのものから編み出していく。

「日本3.0」
「多動力」
「人生の勝算」

編集者は、著者に寄り添い、力を引き出し、具現化していく。箕輪さんは、編集しながら、その能力を吸収しているような気もしておもしろい。本日オープンした、「箕輪編集室」の取り組みも先進的だ。
同世代の箕輪さんの仕事から受ける刺激。30代、面白くなるし、面白くしていかなくちゃいけない。僕もコピーライターという仕事をどうアップデートするのか、仕事で証明したいという気持ちを改めて強くした。

変化する時代を、チャンスと捉え、活路を見出す。失敗しても、何もしないより100倍まし。でもきっとこうだ。失敗をおそれず、可能性を模索し、突き進めば、失敗なんかに追いつかれない。

<追伸>
「マンスリー・プロピッカー」になったご縁で、どうすればより良い働き方をつくれるのか、ラジオで話すことができました。こちらもぜひ。


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