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企画とは、本当にやりたいことを、間違いなくやることである。

「企画ってなんだろう?」

 という問い掛けがもうずっと頭の中にあります。「へ、なんで?」と思う方もいると思うんですが、3年前からずーっと考えてます。

「あなたにとって『企画』とはなんですか?」

 そう問われると、「こうだ!」と即答できる人って少ない気がするんですね。辞書を引いてみるとこう書いてあります。

ある事をするため、計画を立てること。事業やイベント。プラン。もくろみ。

 うんうんそうだ。間違いない。その通り、ではある。僕も、2009年にコピーライターになってから、商品やサービスのコピーを書いたり、CMの筋書きを考えたり、広告の企画をし続けてきました。

 テレビの仕事をする人は、番組の企画をする。映画の仕事をする人は、映画の企画をする。編集の仕事をする人は、本の企画をする。

 見てくれた人や、手にとってくれた人が、うれしくなるものをつくる。業界は違えど、それは同じ。そんな「企画」という概念をもっと探求したくて2015年に立ち上げたのが、BUKATSUDO講座「企画でメシを食っていく」だったりします。

 2015年から、最前線の現場で走り続ける講師の方たちに来てもらっています。その話をモデレーターとして聞く。聞きだしていく。2週間に1度。これまで30人。錚々たる方たちです。

 ずしんとずしんと重いこぶしを受け続けるサンドバッグの様に。ゲスト講師のみなさんから、熱と愛のこもった言葉を浴び続けてきました。

で、僕が今考えている「企画」とは…

企画とは、本当にやりたいことを、間違いなくやることである。

 講師のみなさんは取り組まれてる仕事は違う。誰ひとりとして同じ人はいません。でもですよ、根本は一緒なんです。やるかやらないか迷ったら、確実にやる。やりたいことをかたちにするために工夫を重ねる。実現する。それを続ける。これだけは本当に共通してるんです。

 狭義の「企画」は、計画を立てること、そのスキルや手法を指す。でも、広義の「企画」は、必ずかたちにするという物事に取り組む姿勢を言うのではないか?

 でもって、「企画でメシを食っていく」で得られるのは、もちろんスキルやノウハウはある。いちばん肝要なところは違う。ここに集う人は、「企画」という姿勢を身につけてBUKATSUDOという場を巣立っていくのではないか、と思ったのです。

 そんな仮説を持ちながら参加した、先日開催した「企画メシ2018」プレイベントvol.1。2017年に参加したみんなが話してくれた言葉に、その節々が感じられて嬉しくなったのでした。

詳細、全文はこちらから読めます。

 2018年の「企画でメシを食っていく」は、いよいよ4月9日(月)正午〆切企画と生きる「企画生」の仲間と出会えることを楽しみにしています。企画メシは、しんどいけど、超おもしろい。エントリーはこちらのページからどうぞ。

 横浜・みなとみらいから電車に乗る。言葉すくなげな帰り道が、ほんとうに部活みたいなんだよなあ。

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