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学びの場は夢を見る

学びの場が夢見ること。

社会人になり、仕事をしていくうちに思ったことがある。瞬間的に弾ける一過性の仕事も素敵だけど、願わくば一生残るような仕事をしたい。

コピーライターとして広告の仕事をしてきたのも大きいと思う。打上げ花火のような華やかさを求められることが多かった。けれど、ほのかに心に灯りつづけるような仕事もしたい。そのためにはどうすればいいかをずっと考えていた。

2008年、会社に入社して配属されたのは、人事局。

研修や講演会を担当していたときのことを今でも覚えている。机の整理や名簿の管理をしながらずっと考えていたのは「自分ならどうするだろう?」ということ。その翌年、コピーライターになってからも、学びの場の在り方について、ずっと頭の中にあった。

2015年、横浜みなとみらいのBUKATSUDOで企画でメシを食っていくという連続講座をはじめたのはその時の経験があったからだ。そこでは学生から社会人まで、毎年30人ほどの出会いがある。隔週土曜の講座。全12回、半年間を過ごす。

2015年の5月からはじまり10月まで。1年目が終わり、思った。

やはり、学びというのは、確かに長く残る仕事だなと。

思い出の1ページになれる。

だけど。

密度の濃い時間をともに過ごして、半年後には過去になって、パタリと会わなくなる人もいる。居場所というのは、人を引き止める場ではない。むしろ会わなくなることは、それぞれの道を進み、元気でやっていることの証しだとも思ってる。

これは欲ばりかもしれないけど「そっちの方にいくんだ!」というのが見えると嬉しい。遠目でもいい、見たい。浮上していく気球を見上げて、おお、いけー!いけるところまでいっちゃえ!と心の中で願うように。

コツコツと継続して、2019年で5期目になる。そこに集う約30人。今年に至っては、言葉のちからを伸ばす連続講座「言葉の企画」も本格始動した。そこに集うのは約70人。合わせて100人。

気持ちが慌ただしい。あらゆる感情に触れる、飲まれそうになる。荒波。そのうち終わってしまうことも知ってる。だから今はその波がいとおしい。

夏から秋になり、涼しさを感じる10月になれば一段落。その先、どうなるんだろう。なにが起きるだろう。わからない。でも願っている。どうかいけるところまで。学びの場が夢見ること。それは手の届かないところまで巣立っていくこと。

それを特等席で見ていたい。

それは親目線という訳でもないんです。伸びていく人を近くで見るのは、いちばんの刺激になる。俺も、これからだぞ、って思える。あの時のあの1ページの先を知って、おー、やってるなぁ!って思いたいし、思われたい。健やかな野心を燃やしながら。

8月31日(土)14時から、そして17時から。

今、何を考えているのかを知りたくて、知ってもらいたくて。下北沢の本屋B&Bでトークイベントを行います。全員で言葉にまつわる気づきを発見してる「言葉の企画2019」、そして5年目強い気持ちで続けてきた「企画でメシを食っていく2019」について語り尽くすイベントです。ぜひ、お越しください。

「言葉を企画して何が変わった?〜『言葉の企画2019』特別報告会」

「企画でメシは食っていけそう?〜『企画でメシを食っていく2019』特別報告会」

どちらもぜひとも。2つ通しでお越しいただけたら、すごい1日になる。

学びの場の夢はつづく。

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またぜひぜひ!
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阿部広太郎

コピーライター&作詞家。世の中に一体感をつくる。「企画でメシを食っていく」主宰 作詞→さくらしめじ「先に言うね」「お返しの約束」 向井太一「FLY」共作詞 プロデュース→映画「アイスと雨音」「君が君で君だ」舞台「みみばしる」著書『待っていてもはじまらない』をnoteで全文公開中!

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