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Kotaro Saito Works

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コラボは自分を解決できてからこそ。

コラボは自分を解決できてからこそ。

お元気ですか?ご無沙汰しているうちに、何ヶ月も時はすぎ、気がつけば計画を進めてきたコラボアルバム(いろんな書き方をこの後するけど、その理由も後ほど)リリースとなりました。noteの書きどころが、最近自分でなかなか掴めずにいたleift(レフト)こと齊藤耕太郎です。

年始に書いた前作から、正直随分と考えていることも変わりました。どう変わって、それは何故なのかも、今日は書きながら進めていこうかな。

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「技量」で「技量」を得まくる1年に

「技量」で「技量」を得まくる1年に

ご無沙汰しています。leift、KOTARO SAITOこと、音楽家の齊藤耕太郎です。noteを書かずに過ごすこと4ヶ月余り、気がつけば年が明けてしまいました。明けまして、おめでとうございます。

この数ヶ月、僕はずっと動いていました。一切の立ち止まりもなく、ただひたすら思考→行動→検証→思考→行動の繰り返し。

2023年から2024年になったからといって、自分ごとが大きく変化したっていう印象は

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「籠り」は終わり、外へ跳び

「籠り」は終わり、外へ跳び

1ヶ月半ぶりくらいのnote。

この間、色んなインプットとアウトプットを繰り返した。最近になってそろそろ、今感じていることを書いてもいいかなと感じ始めた。多分今日は、この1ヶ月半で知り得た知識の話と、それに伴う自分の感想、今後の展望みたいなことを語ることになるだろう。

それでは。

アーティストが集まる場を作って前回(と言っても1ヶ月半も前のことだけど)のnoteで、銀座にある「アロフト東京銀

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GINZAの新音楽シーンを、世界に紹介。

GINZAの新音楽シーンを、世界に紹介。

leift(レフト)※僕のシンガー名義のプロジェクトのワンマンライブが無事に盛況のうちに終われて、早速新しいプロジェクトがスタートした。

自分自身らしさを追求し続けたファーストアルバム『Beige』のプロジェクトを経て、段々と視界が内から外に向き始めたタイミングで、素敵なお話をいただき始めたプロジェクト。今日は、その紹介と想いを話したい。

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マリオットグループ「アロフト東京銀座」

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ファーストワンマンの前夜に。

ファーストワンマンの前夜に。

明日というか今日はほぼ、自分の言葉で語ることなく淡々と音楽を奏でるライブをする。だからこそ、全体でわずか数分のMCで話そうと思っていることが、とても大事。で、どうしてもまとまらない。そこで、来てくれる皆さんに向けて、ここに書きながら自分の言葉を固めようと思う。

誰かに見せたいものではないから、有料記事で書く。
ライブに来てくれる人は、ネタバレするから買わないで欲しい。

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ファーストアルバムの「オリジナルプリント」

ファーストアルバムの「オリジナルプリント」

作曲家としてキャリアを築いてきた自分が、シンガーleift(レフト)として活動を開始して、ちょうど1年が経った。振り返るほどのキャリアはまだないけど、考えてみればデビューから1年で、

と、今絶賛準備中のワンマンに至るまでの一連の流れを、とてもアグレッシブに進めてこられたと思ってる。もやつくこと、苦しいことも沢山あったけど、多くの「初めて」を経験している自分は、去年の今頃より遥かに自分をタフだなと

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怯えは、変わる前の静けさ

怯えは、変わる前の静けさ

今の自分に必要なのは、失敗を恐れないこと。滑っても、ケロッとすること。いちいち、間に受けないこと。そう言い聞かせている。

ライブをするにせよ、新譜を作るにせよ、日々の人間関係や生活にせよ。ここ数年、考えて考えて答えを出すことに怖くなって止めていた色んなことを、今は無理やりだとしても動かしていたい。

「精神を細くしている場合ではない。」

そんな感情と、

「やってやんぞゴルァ」

っていう闘争

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陰りは、飾りだ。

陰りは、飾りだ。

そう書いていたnoteを、3月末くらいにあっという間に放棄して今に至る。正直、書いても意味がないなと思ってしまったんだ。

2ヶ月経った今、久しぶりにnoteを書いているのは、ワンマンライブを迎えるにあたって自分の心が定まったからだ。

今日のnoteは、
ワンマンをやると決意して契約して書いた3月の自分へ、
そして歌を始めると決意して悶え苦しんだ自分への、
禊(みそぎ)とケジメだと思ってもらえた

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DIYでアーティストとして生きるために必要な思想を、実体験を基に話したい。

DIYでアーティストとして生きるために必要な思想を、実体験を基に話したい。

leiftとしてのエッセイ寄稿を、少しお休みさせてもらってる。アルバムをリリースして、ライブをして、ワンマンに向けて準備を進める日々。今日は少し別の話をさせてもらえたら嬉しい。

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プロデューサー視点で、ここ1年の活動を総括久しぶりに、
note上で僕が蓄積してきた音楽制作やブランディングについての
ノウハウを紹介しながら、より具体的な話を
オンラインサロン本編で話せたら嬉しい。

最初に「

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歌は、修行で、修行は、つらい。だから。

歌は、修行で、修行は、つらい。だから。

4月になる。1年8ヶ月に渡り作ってきた、シンガーleift(レフト)名義のファーストアルバム『Beige』が、来週4月5日(水)にリリースされる。

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今回はライブの話を一旦お休みして、アルバムリリースに向けてまさに今思うことを書いていく。初めては一度しかないから、自分のためにも備忘録として書けたら嬉しい。

変化を受容する結論から先に言うと、僕はアルバム制作を通じて新しい自分を探した結果、

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音楽は、方法だ。

音楽は、方法だ。

それが、シンガーleift(レフト)として活動し始めてから僕が導き出した答えだ。僕は音楽で食っていくことも、音楽と共に生きることも、自分にとって目的ではないと突き詰めるほどに気が付く。

少なくともアーティストして活動している根源にあるのは、
音楽がやりたいからじゃない。
僕は一貫して「自分を生きたい」からleiftになったんだ。

自分が自分を生きるための障壁そうはいっても、実際は「100%ピュ

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口にして、はじめて、はじまる。

口にして、はじめて、はじまる。

僕は主に、作曲家として音楽のキャリアを歩んできた。作曲が中心にあって、その次に制作(編曲、録音ミックス)が追随。究極、音源の完成度が自分の音楽の全てみたいなところがあった。

そんなキャリアのあり方が「自分で歌う」という行為を志して、根底から覆った。誤解されたくないからしつこく言うけど、作曲家としてのキャリアを捨てた訳では勿論ない。

ただ、少なくともフロントマンとして、ステージに立つ理由ができた

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期は、進むから熟す。

期は、進むから熟す。

って、言いつつよ。きついよ、それは・・・。はぁ。

それが今の本音。

どうして僕は、せっかく苦しい道のりを登り終えたのに、
また更に苦しい道を選んで、無防備に登り始めるんだろう。

正直、毎晩本当に胃が痛い。挑戦せずに済んだんじゃないかと、今も毎日思っている。でも、自分が描いた自分になるために、僕は絶対にこの壁を越えなくちゃいけない。だから、勇気を通り越し、根性で表明する。

そんな気持ちで、今

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答えは、出すもの。

答えは、出すもの。

延べ1年半に及ぶ、
誰から求められたわけでもない、自分の進化への死闘が終わった。

シンガーleift(レフト)としての
初めてのアルバム『Beige』が完成した。

気持ちが冷め止まぬうちに、今の気持ちを書いておこうと思う。

少し前の気持ちを前回のnoteに書いたので、より深く意味を理解してくれようとするならまず、『佳境の味わい』を読んでほしい。

『佳境の味わい』から完成に向かい感じたこと最

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