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帯で借りてみた本

図書館の書棚から選んだ本

はらだみずき
ぼくの最高の日

※概要
あの日があったから今を歩んでいける
72歳のマスターが営む
「バー・ピノッキオ」
そこには連日、様々な客がやってくる
文具店勤務の女性
リサイクルショップ経営の青年
三年目の新人編集者
謎の中年男性……
たやすくない日々を歩む彼らの“人生で最高の日"とは?
幸せの物差しを知るための
クエスチヨン
そこから彼らの人生が見えてくる
困難な日々を送る全ての人に届けたい
心にしみる、あたたかな物語

【あらすじ紹介】
「ぼくの最高の日」
20代最後の冬、奈穂は恋人と別れて
二度目のクリスマスを迎えようと
していた
いきつけのバー「ピノッキオ」に立ち
寄った際に常連の“先生"から新しい恋を始めるために、かつての恋人に
ある質問をしてみるよう勧められる
「ずっと忘れない」
松本の中学校の卒業アルバムには
「1999年 樋口修造に寄贈」と書かれ
クラス写真がくり抜かれている
樋口は高校の同級生で、とにかくモテる男だった
高校時代、モテない松本と樋口はお互いの恋の協力をする約束をしていたが……
「過ぎた日は、いつも同じ昨日」
後ろを振り返ることはせず前を向いて
頑張り続けてきた佳恵
実用書の編集者になりヒット作も生み
出したが入社三年目にして大きなミスを犯してしまう
うなだれ企画を出せなくなった彼女に
一冊の文芸書との出会いが訪れる
「バー・ピノッキオ」
連日さまざまな客を迎え彼らの話に耳をかたむけるマスターは自らのことを
ほとんど話さない彼が過ごす
「ピノッキオ」の一日
バーテンダーとして働きはじめた時代
後輩や家族との記憶
「小説家の最高の日」
常連の“先生"は
初めて「ピノッキオ」を訪れた際に泥酔していた
葬式の帰りらしく何度もマスターに塩を要求したという
死んだのは先生の古い友人で小説家を
目指しながら数奇な人生を歩んだ人物
だったらしい

※感想
72歳のマスターが営むBARピノッキオ
そこには さまざまな客がやってくる
客たちの人生が交差する
たやすくない日々を過ごし、いろいろな思いを抱えた客たちの連作短編でした

※おまけ

はらだみずきさんって男性だったのね(  °꒳​°  )

他にも性別でビックリしたのが

『旅猫リポート』や『植物図鑑』でおなじみの有川浩さんは女性でした

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