※本の概要

喜びも哀しみも、いつもラジオが傍に
いてくれた
夢破れ逃げる旅路の果てで聴いた
【オードリーのオールナイトニッポン】
ケアハウスで暮らすラジオ歴35年の
老女は今夜も【深夜の馬鹿力】に胸を
ときめかす――など
実在する人気ラジオ番組に耳を傾ける人々の姿を描く連作5篇

※感想
ラジオを題材にした6作
📻三匹の子豚たち
ケアハウスに入居したラジオ歴35年
流産した娘と同行2人でラジオを聴く70歳の女性
📻アブラヤシのプランテーションで
オーナーの負債を背負わされそうになり逃げたマレーシアのラーメン屋の店長
📻リトルプリンセス二号
ラジオドラマが好きで娘を寝かしつけ
夫が帰宅するまでのわずかな時間
脚本を執筆する専業主婦
📻昔の相方
昔の夫の相方が別の男とM-1で
決勝進出、人気者に
支援してきた夫を番組でイジる
📻We are シンセキ！
イジメをしている張本人がラジオの子供電話相談で「イジメにあっている子が
いる」と相談を
📻音にならないラジオ
ラジオドラマの賞を取っても以降
プロットを書いても採用されない脚本家が打った起死回生の一手とは？

タイトルでQueenの『Radio Ga Ga』を
連想したけど全く関係なかった