こちを

ともばたらき夫婦、夫と東京でまったり暮らしてます。家事の担当はごはんとお金。だんどりと…

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ともばたらき夫婦、夫と東京でまったり暮らしてます。家事の担当はごはんとお金。だんどりと片付けがとカレンダーが大好き。好きな食べ物はグラタンで、好きな音楽はハンバートハンバートです。

マガジン

  • 東京の週末はいそがしい

  • なんてことのない毎日だった

  • 食べることは生きることだ

  • 結婚 5 年目、夫がかわいい

最近の記事

時間貧乏性は時間を愛していない

これは別に、主婦だとか会社員だとか属性ではなく紛れもなく『性分』と言われる類のものだろうけど、私という人間はとことん時間貧乏性だなと感じる。 時間を何か生産的なものに使っていないと、損している…そんな感覚につきまとわれているのだ。それはもう昔からずっと変わらない思考で、多忙な時ほどスケジュール帳を眺めて分単位で自分の空き時間がないか確認してしまう。そして、埋めてしまいたくなる。 パズルのようにスケジュールが組み立てられることで、全ての時間が私の支配下にあるような気持ち良さ

    • 3ヶ月の旅を終える

      そろそろ旅を終えたいと思っている。軽く3ヶ月以上は経過して、楽しいけど疲れて現実に戻りたくなってきたのが正直なところだ。 一体いつのまになんの旅に出ていたというのか…実は、わたし自身も最初の一歩はまるで旅に出る気持ちではなかった。軽い気持ちで一歩踏み出して軽い気持ちで列車に乗った。一駅目はあまりに衝撃で、たった一駅違う場所にきただけで見るもの聴くものの変化に目を見張った。時間があっという間にすぎて、ハラハラドキドキ歩いてるうちに次の街に気づけば近づいている。 歩き、歩くと

      • 被害者意識がいちばんの敵

        子どもが生まれてからの毎日は、楽しいとつらいの繰り返しでそれはもうまだら模様のようになっています。往々にして「つらい」は黒かったりグレー色なので、やさしい色合いの「ハッピー」を簡単に凌駕してしまうのがよくない。と最近つとに感じるようになってきました。 優しい気持ちになったり、人間が成長することそのものに感動したり、家族で過ごす柔らかな時間にほっとしたり、そういうものに目を向けようとしてもついついどぎつい「つらい」ダークカラーが存在感を増してきます。 しかたないよね、だって

        • 唐突に思ったし強烈に感じたから残しておくけど、私は母になったからって何も遠慮しなくてよいのだよ。そしてやはり自由は自分で選択してこそ意味をもつものだから、能動的に動かずして何も得るものはない。

        時間貧乏性は時間を愛していない

        • 3ヶ月の旅を終える

        • 被害者意識がいちばんの敵

        • 唐突に思ったし強烈に感じたから残しておくけど、私は母になったからって何も遠慮しなくてよいのだよ。そしてやはり自由は自分で選択してこそ意味をもつものだから、能動的に動かずして何も得るものはない。

        マガジン

        • 東京の週末はいそがしい
          22本
        • なんてことのない毎日だった
          30本
        • 結婚 5 年目、夫がかわいい
          30本
        • 食べることは生きることだ
          24本

        記事

          すきま時間が隙間の価値を超えてきた

          娘も1歳半を目前にして、コミュニケーション能力がずいぶんと向上したなと感じる。「 xx して」「xx はしないで」だいたいこれはもう通じるし、通じた上でゴネたりアレンジした対応をしてみたり…みたいないっちょまえなことをする。 ずいぶんと私の気持ちも楽になって、娘とやり取りしながらも何かしらの雑務をこなせるくらいにはなってきた。洗濯をたたんだり、洗い物したり、ちょっとした食事を作ったりするくらいなら、娘のご機嫌を損なわずにちょいちょいとできる。 相変わらず19時頃あたりには眠っ

          すきま時間が隙間の価値を超えてきた

          パパっ子化がさみしい

          「うちはパパっ子なの」 この言葉は私が出産してから、いや妊娠してから、いやいや子どもをもつことを想像し始めた頃からの憧れキラキラワードナンバーワンだ。そして、1 歳半を目前にして、無事に娘のパパっ子化が進んでいるのを今週頭からじわじわと実感し始めている。 いままでも「ああ、私のほうが圧倒的に必要とされてるんだな」と実感する機会はそう多いわけではなかったとは思う。例にあげるとこんな感じ。 ・保育園送り時:普段は夫だが、まれに私が担当するとバイバイできない、泣きわめき具合か

          パパっ子化がさみしい

          どっちを向くかはいつもわたしが決めている

          今日は金曜なので、今週のお仕事はおしまいということになる。タイミングよく天候も上向きで、明日から始まる(そしてすぐに終わってしまう)週末にはもってこいの気持ちよさだ。 今週 1 週間を振り返って、結局わたしは自分の気持ちを前向きに引き上げることはできなかった。同じものをみてもどう感じるかは、自分の心持ち次第で変わってしまうことは十分に承知しているので、「すてきだな」「楽しいな」と思えなかったこの 5 日間は、わたし自身が決めた 5 日間の方向性ということになる。 こういう

          どっちを向くかはいつもわたしが決めている

          わたしは逃げられない

          雨のせいか、じくじくと痛む腰のせいか、もしかして単純に連休明けで疲れているのか理由はわからない。だけど唐突にかられた「もうすべてが嫌になってしまった」という思いから、逃れられない毎日だ。 何をしても私が私として空回っていて、そして誰からも求められていないような虚しさ。つまり空虚。(漢字ってよく出来ている) 朝は 5 時を過ぎた頃、まもなく1歳半になる娘の声で目覚める。そしてまだ横になっていたい身体と脳の事情なんておかまいなしに、「リビングへ連れて行け」という号令によって動

          わたしは逃げられない

          7ヶ月の育休が開けました

          こんにちは、こちをです。 気づけば7月も後半に入って、梅雨もどうやらあけたとか。毎年思うんですが、梅雨ってこんなに短かったかな?毎日毎日「また雨だ〜」と感じていた日々が続いたはずなのに。もしかしたら、子どもの頃はもっともっと太陽の下にいたのかも。だから、雨の日のインパクトが強烈だったのかも。なーんてそんなことも考えたりします。 # さてさて、タイトルはなんだか今しがた育休が終わったようなニュアンスですが…。実は5月に復職をしておりました。11月頭から入った産

          7ヶ月の育休が開けました

          なんとなくふいに思いついてnoteにきてみた。前にここにいたときは、出産はおろか妊娠することすら考えていなかった30歳なりたてみたいな自分だった。今は、となりに赤ちゃんがいて自分の立ち位置を確認することすらない毎日。忙しいとかじゃなく、意識が向かないんだな。幸か不幸か。

          なんとなくふいに思いついてnoteにきてみた。前にここにいたときは、出産はおろか妊娠することすら考えていなかった30歳なりたてみたいな自分だった。今は、となりに赤ちゃんがいて自分の立ち位置を確認することすらない毎日。忙しいとかじゃなく、意識が向かないんだな。幸か不幸か。

          結婚して初めて焼いたかもしれないパンケーキ。店でたくさん食べてるのに、盛り付け方が…わからない!ちゃんとコーディネート勉強の目線でも外食しなくちゃですわ。なんとなくカフェっぽい休日だとキャーキャー喜ぶかわいい夫。

          結婚して初めて焼いたかもしれないパンケーキ。店でたくさん食べてるのに、盛り付け方が…わからない!ちゃんとコーディネート勉強の目線でも外食しなくちゃですわ。なんとなくカフェっぽい休日だとキャーキャー喜ぶかわいい夫。

          思い切ったらしい、夫のその告白とは。

          あの日、夫が思い切って何かを打ち明けようとしたそのとき。「普段とは違う、別人格をもったオトコ」として彼を久しぶりに意識したのは前述の通りです。 「で、何?」 できるだけなんてこと無い顔を装いながら問いかけた私に、彼はまあまあ真面目な顔で答えたのが以下の件でした。 「おれ、こちをと一緒にいすぎて、もう他人と思えへんねん。いや、家族やんってそうじゃなくて…。なんていうか自分自身に見えてしまって。わかる?一部やねん」 …?!何?まったくもって意味がわからない。つまり彼が言い

          思い切ったらしい、夫のその告白とは。

          夫からの一大告白、その前に。

          『オレ、こちをに今まで言ってなかったことがある』 楽しい夜ごはんの時間、二杯目の生ビールをぐびぐび飲む私に夫が切り出した。『なにー?』と平然と答えたけど、秘密を打ち明ける寸前の彼の顔をちょっと見るのに心がざわついた。ほんと、大変長らく感じることがなかった『フラれたらどうしよう』っていう不穏な気持ちがひょこっと顔を出したのです。 これは本当に久しぶりの感情で、なんだか感激を覚えてしまった。いまから夫が言う言葉の内容そっちのけで〝なに?この気持ち、ちょっとちょっとお久しぶりー

          夫からの一大告白、その前に。

          マッドマックスのDVDに夢中な夫の横で、映画に集中出来ずに今日食べたランチをずっと思い出してる私。美味しい食事を気の置けない友人と一緒に楽しんで、夜は平凡な時間を家族ですごせるって、いいな。

          マッドマックスのDVDに夢中な夫の横で、映画に集中出来ずに今日食べたランチをずっと思い出してる私。美味しい食事を気の置けない友人と一緒に楽しんで、夜は平凡な時間を家族ですごせるって、いいな。

          久しぶりにそれぞれに過ごした金曜夜。12時を越えて夫が帰宅した時、いつもとは違ってまだ私も起きてました。珍しいやーんって言いながらニコニコ。お風呂入りなさいよって言ったら『こちを起きてたの嬉しかったからもうちょっと隣にいるわ』と。お酒臭さえなければ100点の帰宅シーンや。

          久しぶりにそれぞれに過ごした金曜夜。12時を越えて夫が帰宅した時、いつもとは違ってまだ私も起きてました。珍しいやーんって言いながらニコニコ。お風呂入りなさいよって言ったら『こちを起きてたの嬉しかったからもうちょっと隣にいるわ』と。お酒臭さえなければ100点の帰宅シーンや。

          あと1時間で夫と乾杯のビールをぐびぐびできると思うと、もうほんとにやる気がでてくる。1週間の中でいちばん好きな時間帯、金曜夕方。

          あと1時間で夫と乾杯のビールをぐびぐびできると思うと、もうほんとにやる気がでてくる。1週間の中でいちばん好きな時間帯、金曜夕方。