マガジンのカバー画像

本とか映画とか

96
読んだ本とか映画の感想置き場です。
運営しているクリエイター

記事一覧

えいがみたよ2024-40_47

えいがみたよ2024-40_47

エクス・マキナ/海の上のピアニスト/グラン・ブルー/6才のボクが、大人になるまで。/心の指紋/月とキャベツ/フルートベール駅で/川っぺりムコリッタ

●エクス・マキナ
作った人天才だけど変態め。
純愛なのかしら…
どっちどっち…?と見てたけど
上手だな…
だよね!そうだよね!そうなるよね!
という納得感もあるし、もしかして…という気持ちもあったし、映像も美しいし、良かったな〜。

人間ならではの知

もっとみる
えいがみたよ2024-32-39

えいがみたよ2024-32-39

恐竜が教えてくれたこと/私の中のあなた/世界一キライなあなたへ/エターナル・サンシャイン/アンドリューNDR114/奇蹟の輝き/ぼくのエリ/BLUE GIANT

●恐竜が教えてくれたこと
テス…めっちゃ振り回すじゃないの…とはらはらしながら、でもサムもなかなか悩める少年だったので、これくらいはちゃめちゃに振り回されてて良かったのかも。
順番に言ったら、たしかに、自分が一番最後に残される。そのとき

もっとみる
ほんよんだよ「プラネタリウムを作りました。」

ほんよんだよ「プラネタリウムを作りました。」

「プラネタリウムを作りました。」改訂版
大平貴之さん著/株式会社エクスナレッジ出版社/978-4-7678-1015-7

満天の星空を観たい気持ちがずっとずっとある。いちど、夢キャンプに家族で行った夜、目が覚めてしまってまだ外で起きていた大人組のところに行ってその時に見た星空がとてもきれいだった、のだけれど、もう過去のことすぎて、頭の中で捏造してることなのか本当のことなのかわからず仕舞い。とにも

もっとみる
ほんよんだよ「銀河の片隅で科学夜話」

ほんよんだよ「銀河の片隅で科学夜話」

「銀河の片隅で科学夜話」/全卓樹さん著/朝日出版社/978-4-255-01167-7

1話読んでる間にも頭がふわあああ〜〜〜となる。
科学のこと物理のこと、ふだん使ってない脳がふつふつ活性化される感じがちょっといい。 

理解はできてないです。説明できません。
知識がもう少しあったらもっと楽しのだろうな。だけど、そうしたらこの頭がふわあああ〜という感じは薄れるかもしれないよね、と思うと、私は私

もっとみる
えいがみたよ2024-24_31

えいがみたよ2024-24_31

●ワイルドライフ
息子くんがいつ爆発してグレるのかとどきどきしたけどそういう息子くんではなくて戸惑いながらもまっすぐな子でよかったな
お父さんもお父さんでプライトが面倒くさいし、山火事のあれは、現実逃避にも見えるし実際どうなんだろ…?お母さんの変貌ぷりに怯えてしまうし。冒頭あんなに仲良しそうだったのになあ。ぷつんと切れたんだろうな…しかし年頃の子にとってはあんな女を丸出しにした母親の姿は見たくない

もっとみる
えいがみたよ2024-16_23

えいがみたよ2024-16_23

●ラーゲリより愛を込めて
暴力で帰れない話はたくさんきいてきたけど、病…病なの…。悔しいなあ。あと少し…あと少しだった…
知らぬ土地で会いたい人にも会えずただただ悔しい…
どんなにつらい目にあっても、他人に優しくできるだろうか。人間であれるだろうか。そんな人ばかりだったら戦争も生まれないだろうか
何がどうして戦争になるんだろ
うえにたつ人間がなんでそんな力を手に入れられるのだろう。うえにたつ人間を

もっとみる
えいがみたよ2024-8_15

えいがみたよ2024-8_15

●秘密の森の、その向こう
森で繋がる過去と現代。
寂しさとか、孤独さの空気を感じさせつつもじんわりとあたたかくて、やさしい。お話の"間"や森の音がとても心地よくて、良い〜。あと、すごく女の子たち(双子ちゃん!)がかわいい。
大丈夫…?行き来してるけど帰れるよね…?とか、作品のテーマによってはそっちの心配もでてくることもあるけどこの作品はその心配はいらないのも良いです。
もう一度観たいなあ

●燃ゆ

もっとみる
えいがみたよ2023-101・2024-1_7

えいがみたよ2023-101・2024-1_7

●スピード
久しぶりに観たけども色褪せないなあ。次から次へともう、もういいよ…もういいからお腹いっぱいだよ…と手に汗握る展開もりもり。観てるだけで体力がすり減っていきます(…何作目かのワイルド・スピードもそんなこと思ったな…)
ヒロインちゃん一般市民で、しかも大型バス運転急遽とか度胸ありすぎて、よくがんばったなあ…おつかれさまでした…!…!!ってなるえいが。

●シャーロットのおくりもの
シャーロ

もっとみる
ほんよんだよ「箸もてば」

ほんよんだよ「箸もてば」

「箸もてば」
石田千さん著/新講社刊/978-4-86081-555-4

千さんのエッセイやっぱり大好きだなあ…
今回もごはんとてもおいしそうだなあ。
日々の暮らしと共にあるごはんのただずまい。
文字がたまらなくおいしそう。なんでだろ。
ざくざく刻んだり、
あえたり
ひたひたにかけたり
はぜる豆の音なんて、文字からきこえてきそう。

誰かと、だったり、ひとり、だったり。
食材も、千さんと会えて嬉

もっとみる
えいがみたよ2023-93_100

えいがみたよ2023-93_100

●フランス組曲
小作料徴収の仕事気まずいな…継母も継母で厳しいというか血も涙もなさそうだし…でも、この人も昔は少女で、こうしなきゃお家守れなかったのだろうか…とか思いつつ、旦那さん不在でこの継母とのふたりの生活しんどかろうね…

そんな中、紳士なドイツ兵。
敵対している国でも、同じ国でも良い人も嫌な人もいるよね…
ドイツの将校さんは音楽家だったというし、
この作品の作者さんはアウシュビッツで亡くな

もっとみる
えいがみたよ2023-85_92

えいがみたよ2023-85_92

●アラバマ物語
アラバマの町のちょっとした出来事、のような話かと思ってたら全く違った。差別問題。戦うお父さん。二人の兄弟。お父さん、いつどこで襲われるかわからない。子どもたちのこともとても心配だったろうな。それでも、正しいことのために戦った。
裁判ひどい。悔しい。こういうこと、いっぱいあったんだろうなあ。こういう戦いをして、少しずつ、世が正常の方へ向かうようにしていってるんだ、と思いたい。
ままな

もっとみる
ほんよんだよ「安野光雅のいかれたカバン」

ほんよんだよ「安野光雅のいかれたカバン」

「安野光雅のいかれたカバン」/安野光雅さん絵と文/世界文化社 刊/4-418-05204-6

(感想のノート、「カバン」を「かばん」と書いてしまって失礼いたしました…っ。)

出版社さんの倉庫からでてきたカバンの中には30年以上も昔の安野さんの絵が…!
見つけた人は、ひゃー…!ってなっただろうなあ。お宝だもんなあ…っ。

昔の絵を見ながら安野さんの一人二役の対話もふふっ。となります。
”この絵の

もっとみる
えいがみたよ2023-81_84

えいがみたよ2023-81_84

●エイブのキッチンストーリー
イスラエル人の母とパレスチナ人の父。
息子のエイブくんのために無宗教になったけれど、各々の家族は各々の宗教なので、家族で集まるともう大変なことに…
エイブくんはどちらも仲良くしてほしいし、
でも、気づいたらいつもみんな言い争い…。
日本はふんわりしてるから…ありがたいな…と思いつつ、ほんと…大変だな…宗教…
そんな中でもエイブくんがすごいのは、そんなごたごたに巻き込ん

もっとみる
えいがみたよ2023-73_80

えいがみたよ2023-73_80

●イルカと少年
こういうの、悪いことする奴とかいたりするけど、全くいなくて。ちょっと最初の頃いじめっ子が、
わっ。こいつら付いてくるんじゃなかろうな。とか思ったけどそれもなくて。
親もちゃんと話したらわかってくれる親で。
すごくよかった。
女の子も距離感すばらしく、うるさすぎず、いてくれてよかったな、と思える立ち位置で接してくれて良い〜。どこも金欠なんだね…どんなに素晴らしいことをしていても、資金

もっとみる