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黒りす🐿のことがわかるマガジン

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黒りす🐿としての自己紹介や、自分の生い立ち、自分自身について気が付いたことについて話したnoteをまとめたマガジンです
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記事一覧

雪降るアメリカのキャンパスを去って思うこと

桜に囲まれた卒業式にはならないまでも、暖かい日差しと友人に囲まれた卒業になると思っていた。 ******************* 私はアメリカ・オハイオ州の大学に正規留学生として4年間通い、コロナの関係で休学などを挟みつつも、先日無事卒業することができました。 しかし、コロナと就職活動の関係で休学したため、四年間を生き抜いた友人と、五月の爽やかな日差しを浴びながらの卒業は叶いませんでした。でも、想像と何もかも違った悲しい卒業になったわけではありません。オハイオらしい極

2021年夏。少しの協調性と感情。

「協調性」をテーマに掲げた2021年も、半分くらい終わりました。 協調性を身につけたい。誰かと一緒に働いたり、生きたりできるようになりたい。そう思うきっかけになった就職活動も無事終え、私の中で少し進展があったなと思ったので、noteにまとめてみようと思います。 やってみたこと相手の気持ちを想像できるようになるために、まず自分の気持ちに目を向ける練習をしました。 具体的には、コーチングという目標を達成するためのカウンセリングサービスのようなものを使い、二週間に一度目標を立

協調性、謙虚さ、尊敬の2021へ

私には、協調性がない。 就活で思ったような結果が出ない理由を、そう分析した。 インタビューなどで話をすると「若いのにそんなに考えていてすごいですね」と言われる。なのに面接では落とされる。その理由を、「一人の人間として応援はするけれど、一緒に働きたいとは思わない」ような人間だからだと分析した。 考えているのに考えていないと面接で思われるのは、見せ方の問題なので就活の型を学べば解決するはずだ。しかし、一緒に働きたいと思えないというのは、確かにそうかもなと自分でも納得してしま

絶望の夜に、私を救わないコピーたち

ただ「死にたい」があたまを占拠して、どうしようもなく涙が止まらない夜がある。 そんな夜を、キャッチコピーは救ってくれない。 たった一文。 そう、広告のキャッチコピーは、たった一文なのだ。 たった一文で、この気持ちを解決なんてできるはずがない。いや、されてたまるものか。 わたしは、高校生の頃からコピーライターになりたかった。きっかけは、文理選択を迫られたときに、10問であなたの天職を診断します!といった類のものをぽちぽちと進め、出てきた職業がクリエイティブディレクター

若者にできることは、まだあるよ。

「若者にできることなんて、たかが知れている。」 わたしも、そう思う。 歳を重ねれば重ねるほど、以前の自分が無知で、経験が足りなくて、技術も何もなかったことを実感する。恥ずかしくなる。 ふと思い出して、可能ならその記憶のページを破り捨てたいと思うような、黒歴史だってたくさんある。どうしてあんなことが言えたのか。どうしてあんなことができてしまったのかと。 歳を重ねるということは、新たな経験や知識を得ることであり、それがないだけで、若いというのは不利なのだ。 でも、それこ

希望とヒヤヒヤと、学びがあった、初挑戦のあとがき。

先日、こんなnoteを書きました。 仲が良い大学の先輩から、「黒りすっぽくないタイトルだなと思ったよ」という(内容についての感想ももちろん一緒にいただきました)メッセージをもらい、自分でもそう思いますと返しました。 わたしは今まで、「誰かのタイムラインを少し幸せにする」をモットーに呟いたり、noteを書いたりしていました。幸せな言葉や、クスッと笑えるエピソードを発信すれば、どんなに暗い話題で持ちきりになっているタイムラインでも、1ツイート分だけ明るくなりますよね、理論上。

中高生と滋賀を学んだら、最高の夏になった話。

滋賀県民は出身を聞かれると、「京都のあたりです。」と滋賀出身であることを隠すらしい。どうせ東京から行くなら京都や大阪、と素通りされがちな、ちょっと目立ちにくい場所なのだ。 そんな滋賀で、滋賀キャンプという中高生を対象にした3泊4日のサマーキャンプがあったので、大学生メンターとして参加した。 テーマは「滋賀を知る、自分を知る。やってみたいに出会う夏。」 そこで中高生が、滋賀に隠れたストーリーを知り、自分について振り返り、そして新しいやってみたいを見つけていく様子を目の当た

人間は、知性を身につけてしまったバカな生き物だから。

知らなければ、楽なのに。自分が悲しいか嬉しいかだけわかれば、自由に好きなように行動できるのに。それがいいか悪いかなんて、考えずに。 他の動物と、人間の違い。つまり、人間を人間らしくしているものは、何だろうか。 言葉だという人もいる。 論理的思考力だという人もいる。 自分という概念があることだという人もいる。 どれが正解かはわからないけれど、とりあえず少しだけ頭がいいことは確かだろう。 石器からスマホまで、人は色々な道具を発明し、改良してきた。観察と実験を繰り返し、

全ての言葉に責任を持つ仕事。

コピーライターって、キャッチコピーを書く職業だと思っていた。 でも、全ての言葉に責任を持つのがコピーライターだと最近学んだ。 earth music&ecologyの「あした、なに着て生きていく?」みたいに、ポスターやCMの中心になるのがキャッチコピー。 ポスターに書いてある長い文章、あれもボディコピーというコピーの一種。 コピーという名は付いていなくても、看板や幕に言葉を添えるなら、その文言もコピーライターが考える。 商品名や社名を考える依頼も、たまにあるそう。

「才能がないから」の言い訳をやめた、高一の夏のはなし。

才能がないから、という理由で何かを諦めなくなったのは、高1の夏だった。 きっかけは、才能について書いた本でも、励ましの歌でもなく(ある種歌なのだけれど)、たった一つの小さな経験だった。 曲を、作ったのだ。 ある日、同級生の友達が、急に音声データを送ってきた。 20秒ほどの。 再生したら、たどたどしいピアノの音が聞こえてきた。 「メロディを思いついたんだよね。歌詞つけてよ。」 本人は、冗談だったんだと思う。ただ、閃いたメロディを誰かに聞かせたかったんだと思う。

人の三倍生きたいんだと、気付いた日。

人生のテーマがあるって、素敵だ。 それは、こういうテーマでいこう!と決める訳ではなく。 商品にコピーをつけるように、「私ってこういう人間です」と、一行で説明できるようになるイメージ。 生きる上で、その人が大切にしているものが、それに詰まっているイメージ。 なんとなく、自分が何を大切にしていて、何が好きかを考えながら過ごしていたら、ふとこれだというものを思いついた。 「人の3倍生きる。」 これは、寿命の話ではなくて。むしろ、私はいつも、明日死んでも後悔しないようにと

黒りすの幸せプロジェクト🐿

多分私の人生の課題は「幸せ」で、幸せとは何か、どうやったら幸せになれるのかをずっと考えている。 そうやって幸せという言葉へのアンテナを張っていると、「幸せとかバカみたいなこと考えるのはちょっと…」という言葉を拾ってしまうこともある。 実際に「幸せになりたいと思っているうちは、幸せになれないよ。」とアドバイスされたり、「まぁ、幸せ探しがんばってね。」とバカにした感じで言われたこともある。ここで私怨を晴らしてもしょうがないのだけれど。 までもとりあえず、バカにすんなって思う

平成最後の年に成人する娘が、親にしてもらえてよかったと思っていること

私は、平成11年、西暦1999年に山梨県で生まれました。 自営業を営む両親に妹とともに育てられ、平成最後の今年度、成人します。 ここまで20年間育てられてられる側だった私は、まだ子育てをしたことがありません。 しかし周りを見渡せば、子供の将来を考えて一生懸命子育てをしている家庭が、たくさんあると思います。 私の両親も、小さい頃から運動に勉強にと、私の将来を考えていろいろなことをしてくれました。 きっと、私が覚えていない両親の努力もたくさんあるでしょう。 しかし逆に

言葉でしあわせを広げたい。黒りす🐿の自己紹介。

今までTwitterで思ったことをつぶやいたり、noteに文章を書いたりしていたのですが、プロフィール欄の数行では伝わらないこともあると思います。 だから私の、過去と今と、描いている未来について、少し話したいと思います。 今は、アメリカで勉強している今はアメリカのリベラルアーツ大学(学部を決める前に色々な分野を学ぼうというスタイルの大学)に、留学生として通っています。 現地の寮に住んで4年間授業を受け、その大学を卒業する予定です。 海外経験は旅行も含めて全くなくて、今