Nanami

一生ぐるぐる考え続けるはず。

Nanami

一生ぐるぐる考え続けるはず。

最近の記事

  • 固定された記事

今日がその日。

初めて会った時、きっと私は君を好きになることを知っていた。 君には言えなかったけれど、「一目惚れだった」って笑う君とずっと同じ気持ちだった。 夏の終わり、この街で一番大きなお祭りで私と君は出会った。 小さな街の、全校生徒が180人ほどしかいない学校で、これまで出会わなかったことが不思議だった。 私は高校一年生、君が高校三年生の受験の夏だった。 観光協会の手伝いでうちわ配っていた私のところに、部活の先輩と君が来た。初めまして、名前は、きっとそんな程度しか話していない。 塾の

    • しんどい時はギャップがある時。

      自分がしんどくなるとき、あーなんかやだなと思う時、それはきっとギャップができている時。 本当はもっと"有意義"な時間を過ごしたい。 本を読んだり、仕事したり、勉強したり。 本当はこうできるはずなのに、と現実が違いすぎると焦ってしんどくなる。 別に誰かに言われるわけではなく。 今日もそうだった。 本当は明日までにやる仕事をやればよかったし、読みかけの本を読めばよかった。明日の面接の準備を進めるべきだったし、寝てる場合じゃなかった。 今日は犬の散歩に行って、漫画を読んで、

      • なんとなく感じたこと。

        久しぶりに山から街に降りて、初めましての人に会った。大学4年間と社会人のほぼ1年間を東京で暮らした自分にとって、関西で同年代くらいの大勢と会うことは意外と初めてなのかもしれないと気がついた。 肩書きって便利。 初対面の人をラベリングしやすい一つの要素だと思う。普段どこにいる人なのか、何を生活の中心にしている人なのか、知らないけど知った気分になれる。 肩書きがないって少し不便。 自己紹介の時の語呂が悪い、なんとなく自分が宙ぶらりんになっているように感じる。 でも、「名は体

        • 周囲に求めることよりも、自分がどう作るか。

          欲しい環境を嘆くのではなくて、自分がどんな環境を作れるのか?の視点を持つことが大事だなと思った。 転職活動を始めてエージェントの方やカジュアル面談の場で必ず聞かれる退職理由と次の転職の軸。正直言語化できていなかった部分が大きく、毎度のようにアップデートされていっているように思う。 今日自分にとって”はたらく”が楽しくなるには何が必要そうか考えてみた。 こうやって書き出してみて、自分が周囲に求めていることと自分でどうにかするところの二つがあるように思った。 もちろん、自分

        • 固定された記事

        今日がその日。

          部活みたいに働きたい。

          4月1日が月曜日だったので、4月の初日から新天地での生活が始まった人が多かったと思う。Instagramを開くと、入社式に向けてドキドキするストーリーや帰ってきての感想が並んでいた。 そんな中、ゆっくりと動き出していた転職活動について改めて立ち止まって考えていた。 退職することを決めた頃、次は絶対に新人の教育環境が整っている大きな会社に入り直すんだと思っていた。理念で会社を選ぶことよりも、なんにも出来ないひよっこに社会人としてのイロハを叩き込んでくれる、個々人としてみてい

          部活みたいに働きたい。

          3/25 久しぶりのnote

          仕事を辞めて、1ヶ月半くらいが経ったのでゆるっと動き出してみようと、noteの画面を開いた。 1年ぶりくらい。思い返してみれば、新卒で働き始めてから全然書いていない。やさぐれてたし、東京での消費される生活を過ごすことに一杯一杯だった。 実は下書きはたくさん溜まっていたけど、書かない毎日が長くなると、最後まで書ききれなくなる。今回は途中でもいいから世に出すことにしよう。 1月頭、お正月休みが明けて東京に戻った次の日、会社に行けなかった。1日だけずる休みをしようと連絡を入れ

          3/25 久しぶりのnote

          22歳になって初めてジャニーズに推しができた話。

          9つ離れた姉は、私が物心ついた時からeighterだった。高校の時からの友人はジャス民であり、スノ担。大学で一番仲のいい友人は、関ジュのオタクで。 そんな生粋のオタクたちの話を聞いても、姿を見ていても、自分がジャニーズにハマるとは思っていなかった。 私がジャニーズ全体に抱いていたのはこんなイメージだったと思う。 国民的アイドルの嵐や、テレビで見ない日はないんじゃないか?と思うほどのKing & Prince、同時デビューで世間を騒がせたスノスト。SMAPやV6は言わずも

          22歳になって初めてジャニーズに推しができた話。

          8/3 引き出しから、フィルムカメラを取り出した。

          いつもよりも余裕を持って、夏休みを迎えた。レポートが3本とテストが2つ、卒論の中間報告書。少なくなった課題を見て、最後の夏休みが始まる実感が強くなった。 最近、ことあるごとに「最後の」学生生活を送っていることを感じる。出会う人で会う人に最後だねと言われることも、もうやらなければいけないことがほとんどないことも、バイト先に先輩がいないことも、全部がその理由になっている。 高校生の時思い描いていた大学生活にはほとんどならなかったし、一年前に思っていた自分とも全然違う。それは少

          8/3 引き出しから、フィルムカメラを取り出した。

          島に帰った話。

          島前から松江まで戻ってきて、温泉に入った後の道を歩きながら友達が言いました。太陽が沈んで、丁度明るい時と、暗くなった時が混ざりあった時間の宍道湖の前で。 久しぶりに島に帰りました。高校卒業後何度も東京で会って、沢山話をしてきた友達と一緒に。 この弾丸帰省が終わったら、会えない期間ができることが分かっていて、だからこその言葉でした。 その友達には、たくさんお世話になってきました。たくさんお世話してきました笑 どうしようもなかった高校時代の私の行動に呆れることもあっただろう

          島に帰った話。

          新年一本目のお悩みnote

          2月も3分の1くらいまで来て、今更?という感じですが、2022年が始まった感じが全くしていません。 周りが頑張っている様子を見ながら、なかなかエンジンのかからない自分にモヤモヤして、なんで自分は頑張れないんだろうな〜ってなんとなく思い続けているような。 それは、去年末結構頭の割合を占めていた就活を終えて、燃え尽き症候群的になっているからかもしれないし、年末体調を崩して最後の追い込みができなかったからかもしれない。 それと同時に、自分の頑張れる割合みたいなものを探している

          新年一本目のお悩みnote

          地方とのつながりがある中で、東京に住む理由。

          久しぶりの満員電車に揺られながら、やっぱり東京での生活は楽ではないなと思った。大学への信号を渡るとき、立ち並ぶビルを見て、やっぱり私はまだ東京にいたいと思った。 大阪、兵庫、島根、東京と住んできた経験があるし、岡山や北海道のように住んだことはないけど、関わりがあったり好きだと思ったりする場所がある。 そんな私が東京に住み続けたいと思う理由はどこにあるんだろう。 働きたい会社が東京にある…と書こうとして、ちょっと怪しんでいる。働きたい会社が東京にあるのか、東京で探している

          地方とのつながりがある中で、東京に住む理由。

          好きなもの、

          私には好きなものが、好きなことが、好きな時間がたくさんある。 食べ物だったら、餃子が好きだし、カレーも、フルーツも、梅干しも、ヨーグルトも、きなこも、蜂蜜も、アイスも、ルッコラも、ピザも、うどんも、ポテトも、結構なんでも好き。 好きなことは、散歩、コーヒーを入れること、夜行バスに乗ること、空港でぼーっと飛行機を見ること、映画を見ること、二度寝すること、ネットショッピング、掃除、片付け、洗濯。 好きな時間をあげるとすれば、飲み会で酔った時にみんなで熱く語る時間が好きだし、

          好きなもの、

          これからのこと

          現状に満足しない、成長したい、できることを増やしたい、あの人みたいになりたい、もっと〇〇がしたい… いつまで、未来に期待して何かを目指し続けるんだろう。 小学校の次には中学校があって、中学校を卒業すると受験をして、高校に入ったら大学進学の備えが始まって、大学に入れば就職を考える。人生は連続で、いつだって少し先のことが頭をよぎる。 何となく、上を目指さなければならないような、現状で満足してはいけないような、そんな気分になる。 今が楽しいと思うこと、幸せだと感じること。そ

          これからのこと

          COMPUS1周年、入って1年。

          COMPUS1周年の飲み会を終えて、ふと「あれ私がCOMPUSに入ったのって何日だっけ?」と思った。カレンダーを確認すると10/2が初出勤日。COMPUSが会社として設立した、ちょうどその日だった。 あれから丸一年が経って、私は何ができただろう。 COMPUSでの主な業務は、Twitterの運用と、SHIPでの記事を書くこと、最近は求人ページや企業さんのページ作成、LINEやDMを送ること。 それぞれでやってきたことがあるし、出してきた成果も少なからずある。まだまだやれ

          COMPUS1周年、入って1年。

          「どうでもいいけど、誰かに話したいこと。」そんな話を、人は誰にするんだろう。

          どうでもいいけど、誰かに話したいこと。 日常を過ごしていると今まで見えていなかったけど気づいたことがあったり、知らなかった道を知ったり、思わず笑ってしまうような発見があったりする。誰かに話しても、「へ〜」で終わってしまうような。 そんな話を、人は誰にするんだろう。 家の冷蔵庫の扉が閉まらなくなったとか、それをチャイルドストッパーとやらで応急処置したとか。プラムがすごくおいしいとか、最近はもっぱらたらこパスタばかり食べているとか。最近バイト先に来たカップルがすごく可愛かっ

          「どうでもいいけど、誰かに話したいこと。」そんな話を、人は誰にするんだろう。

          後悔すること。

          どこで間違えたのかな〜と思った。 あの時、我慢すれば今も一緒にいたのかなとか。 あの時、ドタキャンせずに行っていたら今もつながりがあったのかも、あの時のあの発言が、今の私のスタンスが、今私が口にしたことが…と、考え始めればキリがない。 過ぎ去ったことはどうしても美化したいと思ってしまうから、人はそうやって後悔をしてしまう生き物だと思いたいし、そういう過去があっての今だと思いたい。 だけど、どうしても私が何気なく言ったことで誰かを傷つけてしまったのではないかと思う時がや

          後悔すること。