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「恥を溶かす酵素」

但し書き:コロナでどうなるかという最中に書いたお話です。

「天職とは、恥の概念が(一般と)ずれている仕事だ。」と書いた事があります。

そう言った意味では「話す」という行為もわたしの天職なのかもしれません。

昨日、ZOOMとYoutubeを連動して講演のような事をしました。

こういうのを「新しい事にチャレンジした」なんて素敵な言い回しではなくて「また一つ恥をかきました」という方が正鵠を得ていると思います。

今多くの人がZOOMとどう向かうい会うかを試行錯誤していると思いますが、「だれが観ているかわからない」というオープンな状況でこの新しいソフトにいち早く向かい合えた事の収穫がいくつかありました。 恥の代償というかご褒美ですね。

実は、山本さんと打ち合わせや他の機会を合わせるとすでにZOOM体験は昨日で5回目でした。

ゆえに「ライティング」「マイクの感度」「カメラの性能」というものの「限界」もすでに知っていました。

自然光の山本さんに比べて「地下一階」のわたしの画像は暗かったと思います。部屋の残響音が多い事と元来わたしの声はこもりがちなので「ボヤンボヤン」「モヤンモヤン」していたと思います。

その事は最初に山本さんと試した時にすでに判明していたのですが、すぐ新宿のビックカメラに高性能の取り付けカメラを買いに行きましたが、みんな考える事が一緒ですでに売り切れていました。(アマゾンで高性能タイプを購入していますが、品不足で間に合いませんでした)

マイクもブルートゥースのタイプをアマゾンで購入しましたが、「高価格」で無かったせいか今いちの性能だったので昨日はあえて使いませんでした。

もちろん服装も「生える」というか顔が引き立つように「黒いパーカーにしましたが、こちらはよくわかりません。

あえて「ヤンキースの帽子」を被ったのも白髪頭よりはいいだろうと思ったからです。

ちなみに、ハロゲンのスポットライトが「赤」かったので昼光色のタイプに変えて、サイドランプにコピー用紙を貼って拡散しながらを顔に当てていました。

ようはZOOM映えの「試行錯誤」はしていたわけですが、まだまだ足らないので、マイクもちゃんとしたモノを買ってライティング用の三脚付き撮影用ライトを買おうとも思っています。

一歩も二歩もYoutuberに近づいてしまっているわたしです。

昨日昔のスケッチを背景にしてみたりしましたが、なによりの工夫がPowerPointのデータを加工して「文字だけの背景」を作った事ですが、すごいのは、開始の30分前にアイディアを思いついてそれを実行した事です。われながらちょっとした発明でした。

さてさて「リアルがち」に恥ずかしい新しい試みをしたわけですが、「この状況」をさっさと受け入れてこれを面白くする毎日です。

口はばったいですが、それがデザイナーならではのクリエーティブです。

秋田道夫

2020/4/27

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