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「ひきこもり」を打開するシンプルな1つの方法

個人事業主やフリーランスはひきこもりがちになることが多い(気がする)。自己管理が相当上手くなるまでは、時間にルーズになってしまったり、なにもせず一日家に引きこもったりする。

自分も「いつでも仕事ができるからいいや」と甘々な考えでした結果なにも生み出せない期間がありました。今もありますが。

今回は死ぬほどシンプルな、ひきこもり打開策を紹介します。

◇ひきこもり打開のひとつの策

「自宅食料0スタイル」

文字通り、家に何も食料をおかないスタイルです。(水分とガムだけは置いておきます。理由は後述。)

個人的に、ひきこもりを解消するベストアンサーはこれでした。

光合成などをできる人間を除いて、人間、食べないと生きていけません。江戸時代の人などは一日の摂取カロリーが300gくらいでも生活できたようなので、理論的には僕ら現代人も少量の栄養で生活できるのですが、身体を壊しては元も子もありません。なので、食事は必須科目。人間である以上、生理的欲求には中々勝てません。食がないと生産性はあがりません。エネルギーの源は食事です。

余談
あなたが光合成できるタイプの人種ならこの方法は通じませんのでご注意ください。(数%存在するらしい)

◇「自宅食料0スタイル」のメリット・デメリット
 
【メリット:むりやり外に出る気力が起こせる】

起きた瞬間にちょっと小腹が空いていても「うわぁ…  家になにもねぇ… 」と意気消沈します。しかし、意気消沈のネガティブ感情は裏を返せばやる気に変えられます。
「なんもねぇ!よっしゃ、ご飯!ご飯を食べるぞ!!」と。
こんな風にご飯を目的に外に出るわけです。

ポイント
何もないネガティブを逆手に朝一でやる気を起こす

【メリット:絶望スタートを楽しみにする】

家に食料がないと、起きた瞬間に絶望します。そのおかげで家から出る気が増します。なんせ生きるか死ぬかのデッドオアアライブを毎朝楽しめるからです。まぁ、多少食べなくてもほとんどの人はそう簡単にくたばりはしませんが、食事が身体を創ってるのは紛れもない事実です。

ポイント
絶望的な起床を楽しむことで一日のスタートダッシュを切ることができる

【デメリット:お金が消えます】

わかりきってますね。当たり前ですが、湯水のようにお金が消えていきます。いくら個人事業やフリーランスとはいえ、外食を連続してると赤字になることも多々あります。(そうならないくらい稼げたらいいんですけど)

ポイント
「このハンバーガー一つ分、コーヒーいっぱい分、必ず黒字にしてやる…」これくらいの勢いを持つことでなんとかモチベーションを保てます。

【デメリット:やけくそになって寝てしまうことがある】

家になにもなく、お腹がすきすぎた結果、なにが起こると思いますか?そう、寝ちゃうんですよ。とんでもなく本末転倒なんですが、寝ちゃうんです。やけになって。

人間、不思議なことにお腹へりすぎると寝ちゃうんですよ。夜ふかしをよくする人ならわかると思うんですが、夜中にお腹減りすぎた時、寝ちゃいませんか?コンビニも遠く、周りになにもない場合、寝ちゃいませんか?あの現象が朝から起こりそうになります。

ポイント
その予防のためにガムとお茶だけは用意して、小腹を満たすのです。小腹が満たされたら、人はさらなる食欲に突き動かされます。そこを利用して少量の、全く満足できない量の最低限な食料だけ用意するのです。

◇むすびに


まとめるまでもないまとめ
【ひきこもり解消方法】食料0で、無理やり外に出ざるを得ない状況を作る

【メリット】  絶望スタートを食欲という希望に変える
【デメリット】 お金が消える

他にも「目的地や行きたい場所を決めて、楽しみながら外出をする」もしようとしたのですが、家でグダグダしてしまうとそもそも外に出るが死ぬんですよ。目的地を決める作業すらひきこもりがちな人間にとっては面倒なんです。そもそも、それができたらひきこもりがちになってないわけですから。

だから根本的な生理的欲求に手をつければいいんじゃないかなと考えて、食料0スタイルにしました。

家で仕事や作業をすることが苦ではない人は全然問題ないのですが、どうしても家で作業のできないタイプの人間がいます。自分もできない側です。気がつけばYouTubeやNetflixをみて一日の終わりを迎えます。ICHINICHI NO OWARI。はぁ…

そうならないために、無理やりでも一日の生産性をあげるために、頭を精算して出来たのがこの「自宅食料0スタイル」です。おかげさまで3ヶ月ほどなんとか外に出続けることが出来ています。(たまにやけになって寝てますが。)

色々デメリットもあるので、万人にオススメできるやり方ではないですが、もしかしたらぴったりハマる方もいるかもしれないので、気が向いたらお試しあれ。

それではまた。


(ライター | 文筆 | Webデザイン)言葉とカルチャー好き。仕事や趣味で文章を書いてます。専攻は翻訳(日英)でした。興味があって独学してたのは社会言語学、哲学、音声学。留学先はアメリカ。真面目ぶってますが、基本的にふざけてるのでお気軽に。