新説なろう 完
前回見たのは、側だけだったことに気付いたので中身を見ていく。
今回書きたいのは、なろう系に現れる『無能』についての解釈だ。前回も書いたのだが、前回の無能は、骨組みの事情であって、中身の事情ではなかった。
話の展開が不思議のアリスという意見に変わりはない。
新説 無能の中身の事情とその効果
その1.破たんを気にさせないようにする効果
前置き
『無能』は、味の濃い料理や強烈な臭いと同じで感覚を麻痺させる。嗅覚の疲労というらしい。残念ながら漫画の画像がみつからず。
引用;【真・中華一番!】第12話 感想 続きは18時間後【最終回】
私の主張
『無能』とは、いわゆる設定の『破たん』である。この『破たん』をあえて最初に持ってくることで、その後の『破たん』を見逃させるようにする。
その2.
詐欺に見られる選定
参考:詐欺師はスパムメールにわざと誤字脱字を入れることでカモを選別している
結論
このようないじきたない商業主義的事情から無能を最初に持ってくることになったのではないか。ただし、前回述べた、作者側は、このことに気付いていないし、意識してやっていないという主張は変わらず。なぜなら、この風潮は、そもそもなろうに限ったものではないからだ。
そういうわけでみんなも早速使おう!
乗るしかない!このビッグウェーブに!
全然関係のないOMAKE
9分39~
1割の大豆成分を9割の水分がかろうじて繋ぎ止めている繊細な食材を正確な六面体に切り出してやがる。形の崩壊が即、味の崩壊につながることを知り尽くしているのか。
鉄の異臭を避けるため竹包丁を使うことも心得ている。
2:https://rocketnews24.com/2011/07/29/116839/